行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

添乗員のいない観光バスで星野リゾートへ

2014-08-25 17:23:53 | Weblog

夏の終わり、今夏はいつも行く志賀ほたる温泉でなく裏磐梯にした。星野リゾートという名前に引かれたこともあるが、値段が4食付き2泊バス代込みで23900円と安いこともあった。近所の集合場所からバスに乗り込んだ。いつもの観光会社近ツリなのだが、今回は添乗員は説明だけして降りてしまった。目的地に着くまで途中の休憩の案内、乗客のチェックは全て運転手が兼務だった。日本では初体験で、乗客たちは今どこ走ってるかぐらいアナウンスして、などぶつぶつ。

スイスの氷河めぐり観光では、運転手がガイドだけでなく、チケットの販売、土産物の販売までやっていて感心したこともあるが、日本もついに追いついたのか?

星野リゾート裏磐梯は逆に人手を多くし、サービスを充実させ、おもてなしを売りにしているようだ。今回利用のホテルは星野リゾートの大衆化クラスに位置し、巨大ホテルでいかに効率よく、サービスの質を落とさず客を満足させるかに挑戦している。後に触れる充分でないこともあるが、かなり成功しておりリピーターを確保しているのではないか

ホテルに到着すると、即スタッフが付きチェックインと部屋の案内をエレベーターまで行う。荷物のポーターサービスはない。巨大ホテルでの部屋探しとキャリーバッグ引きは年寄りには不評だ。

食事はバイキングが一般だが、並みのバイキングではなく、屋台形式で寿司、天ぷら、ステーキなど、メインのほとんどの料理は目の前で作る。パイ包みは毎時15分おきに焼き上げて出すというこだわり。味も悪くない。多くの客を行列が出来ないようさばくので、スタッフは普通のレストランの倍ぐらい、うようよいるという感じだ。食べた食器の片付けも早くスピードも要求されているようで食器洗いの音が大きく、席によっては食べていて落ち着かない。これは工夫の余地がある。
温泉、部屋の広さなど、設備は問題はないが、インターネットが部屋で使えないというのは今日日欠陥と言っても言い過ぎではない。

 
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