行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

熱闘!日本シリーズ

2010-11-08 17:03:40 | Weblog
日本シリーズは久しぶりに感動した。第6戦は延長15回引き分けて、終わった時間は夜中の12時前、見るのも疲れたが選手は大変だったろう。

第7戦も延長に入ってようやく決着した。千葉ロッテが日本一になった要因を私なりに考えて見た。
マスコミは下剋上と言うが、これは戦った両者に失礼なことだ。ロッテがパ・リーグ3位だから出てきた言葉たが1位のソフトバンクとはほんのわずかの差だからだ。

ロッテの勝因は先ず鉄壁と思われた中日の投手陣を攻略した打線にある。華やかなホームランを狙う打線はジャイアンツのように魅力はあるが、中日の豪速球を投げる投手陣に敗れた。ロッテの場合は4番バッターでもバットを短く持ってコンパクトに振り、つなぎ打撃に徹した。圧巻は最多ホールディングスの浅尾投手を攻略した第6戦のサブローと第7戦の決勝打を決めた岡田のバッティングだった。
西村監督、金森打撃コーチ、の指導したつなぐ野球は巨砲野球のアンチテーゼとして一つのジャンルを確立したと言えよう。

最後に実況放送について一言、
地上波で全てをカバーできなかった問題はあったが、第6、7戦は最後まで放送し、延長に入るとCMも入らずじっくりと観戦できた。フジテレビの英断を評価したい。逆にスポンサーがなぜ付かなかったか不思議だ。
コメント
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