昨日、最後の労働組合の女性部の定期大会に参加した。
職場の現状体験を話してくれたある女性の言葉が刺さった。
彼女も自分が刺さった言葉を披露してくれたのだが、おそらくその場にいたほとんどの人が刺さったと思う。
仕事ができる人とは、その人がいなくても大丈夫なように備えている人である。
なるほど、その人がいないとダメなのではなく、その人がいなくてもちゃんと仕事が回っていくよう、日頃からマニュアルと整備したり、仕事を簡素化したり、無駄を省いたり、同僚にやり方を教えていたりしている人ってことか。
最近の市役所のお仕事は、クリエイティブ系な職場ではない。住民さんへの窓口対応と国から事業の下請けみたいな仕事に+補助金関係の事務など。上司は議会対応に追われている。
人口は減っているのに、仕事は複雑化し、しかも、増えてきてる。
その人がいなくても仕事が回るようにするって、一般的に仕事ができちゃう人にとっては難易度が高いかもしれない。
だって、記憶力がいいので、一度やったら覚えていてできちゃうんだから。どちらかというと、どうしてできないの?ってできない人を見て内心思っているはず。
私なんか、記憶力も悪いし、理解力もギコギコしているから、私みたいな人間が、マニュアルを作るのが最適かもしれない。
言ってた。言ってた。私が理解できるように作成すると、誰でも理解できる作品に仕上がる。誰が見てもわかるって大事だと思うんだけどなぁ~って。
実は、今、退職に向けて、おそらく私の後にやってくるであろう新人さんのための引継ぎ書を作成している。誰が見てもわかるように・・・を意識して、作成しないといけないなぁと、最後に、仕事ができる人という有終の美を飾ってみたいというやる気がも子っと顔を出した。