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30秒で仲直りルール?アホかいな!

2013年11月29日 | エッセー
 
小学校2年生の先生の話。
女の先生。
 クラスのルールを先生が勝手に決めたのだという。
 その驚くべくルールとは、『ケンカしたら30秒で仲直りすること。言葉でお互いごめんなさいと言う』
 オーマイガッド!
 世も末だ。
 めまいがした。
 だから、いじめはなくならない。半沢直樹の土下座を強要されたシーンを思い出した。自分の膝をエイエイと叩きながら、必死でひざを折るあの常務の姿が30秒で無理やり謝らされる子どもたちの姿とだぶってしまった。無念だよ。半沢直樹はまだいい。だって、当事者同士だもん。だけど、この2年生の場合は、当事者でない先生が勝手に裁いている。この先生は、自分がどんなにひどい目に合わされても、30秒で謝ることができるのだろうか?だとしたら、いつかこの先生はうつ病になるよ。自分にすっげーぇー嘘をついているんだもん。
 この先生は、『自分の心にウソをつきなさい。』と教え諭しているのだと、この世で一番してはならないことを教えていると気づいているのだろうか?申し訳ないけれど、この先生は、アホだ。
 残念。
 自分も女であるけれど、女の先生のしそうなこと。そして、きっと、優等生でいらしたのだろうなぁと想像する。
 学校の先生は、大学で児童心理学を学んでいらっしゃるはず・・・・・。
 
 最近、小学校の先生は女性の先生が多い。
 せめて、男性と女性の先生が半分半分で構成してほしい・・・と思う。そして、できれば、ケンカがきちんとできる、ケンカの大切さを認識していらっしゃる人がいい。私が、まともなケンカができない情けなさを生きているから、なおさら、そう思う。できることなら、未来の子どもたちのために、ケンカ道場とすもう道場を開設したい。ケンカと言っても、体当たりのケンカだけでなく、言葉のけんか(議論を闘わせること)も。
 この女の先生は、一度、スイスにでも留学されたらいいかも。べつに、スイスでなくてもいい。中島義道先生は、スイス留学で、常に自己主張していないとスポイルされる国スイス(ヨーロッパ)の試練をこれでもか、これでもかと浴びせられ、鍛えられたという。世界の多くの国では、ボーっとしていては生きてゆけない。30秒ルールを強要するこの一見優しい先生は、子どもたちに何を伝えたいのだろうか?何を与えたいのだろうか?
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