はい！テレビ朝日です。
2024年1月14日
九州朝日放送
「＜PROGRESS賞＞
テレビ朝日系列24社の番組審議会委員が優れた番組を表彰する第29回PROGRESS賞が決定し、10月26日に表彰式が行われた。最優秀賞は九州朝日放送の『たたかうJK映画監督～日本一を目指した"負け犬"と仲間たち～』が獲得した。「朝起きられない」などの症状が出る"起立性調節障害"を抱える女子高校生が病気の理解を広めようと、実体験をもとにした本を販売。さらにSNSなどを通じて女子高校生たちが映画制作チームを結成し、映画館での劇場公開と高校生の映画コンクールでの日本一を目指す姿を追った」
ってあるけど、この女子高生たちを批判するつもりはないんだけど。私は正直、この人たちの活動を賞賛できないの。
なぜかって？
これで、たぶん、自分の症状や、子どもの症状が脳脊髄液漏出症だと気づけなくなる人たちが増えてしまったと思うから。
この人たちの活動と、この映画と、それを称賛するマスコミと、
良かれと思ってこの映画を広める不登校支援者たちのせいで、
ますます、脳脊髄液漏出症が、起立性調節障害と誤診される確率を高めてしまうと私は感じるから。
脳脊髄液漏出症の事を全く知らないまま、
脳脊髄液漏出症の検査も、専門医に受診もしないまま、
脳脊髄液漏出症の知識が全くない内科や小児科医師の
起立性調節障害との診断を鵜呑みにすることと、それを鵜呑みにして広める行為が、
どんなに恐ろしく危険な事か、まるでわかっていないと感じる。
それを知っているのは、長年脳脊髄液漏れを見逃され続けて、起立性調節障害の症状どころではない、恐ろしいだるさ、恐ろしい痛みなど、精神混乱など自殺しかねない恐ろしい症状を味わった患者しかわからないと思う。
だから、起立性調節障害と間違われる程度の早期発見で、脳脊髄液漏出症を見つけなければいけないのに。
髄液漏れが放置されて、悪化すると、とても映画制作なんてできないのよ。
映画制作なんてできているくらいのうちに、「もしかして、この症状は脳脊髄液漏れては？」と
本人か、家族か、医師が気づかなくてはならないのよ。
なのに、本人も医師も家族もだれも、髄液漏れだと気づけず、誤診に気づけないとしたら、
やがて動けないほどの恐ろしい症状が出てきます。
私は個人的には、この方は、起立性調節障害ではないのでは？と感じています。
若いっていいね。
伝えるパワーがあって。
これだけの事ができる人だから、
本当に起立性調節障害だけなのかもしれない。
でも、大人になってもずっと体調不良が続くのなら、それは髄液漏れかもしれないから、きちんと検査を受けてほしいな。
でも、この映画で、小児科の先生には、ますます、脳脊髄液漏出症より、起立性調節障害に目が向いちゃったな。
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