60代後半のスローライフ

                      

老人ホーム!介護職は、移民の人々で成り立っている。

2019-02-06 23:26:48 | 日記
海外に住む人々は、老後を、どちらの国で暮らしたいと考えてるか?

聞くところによると、ロンドンに住む人々の間では、老後は、やはり、日本でという意見が多いようだ。

特に、こっちの老人ホームに入るのなんて、もってのほかと言う人も多いようだ。
私は直接、きいたわけではないので、わからないけど。

第一に、老人ホームで、和食など食べれない生活。

そして、やはり、年取ってから、慣れ親しんだ母国語で話せないことの、しんどさ。


ここに10年以上住んでるけど、親しい友達というのは、イギリス人では、なかなか出来ない。

イギリス人自体が、私などのような東洋人に心を許さないような気がする。

勿論、例外もいる。私の友人のおばあさん(85歳)キャシーは、フレンドリーで、気軽に招いてくれるし、悩みも相談した事がある。

でも彼女は、英語の先生をしていたことがある上、日本びいきなのだ。

他の日本人の友人たちも、私と同様の意見だ。

最近、私に出来た友人は、日系カナダ人で、日本語は、殆ど話せないけど、心は、やはり日本人だと思わされることが、たびたびある。 何となく考え方が日本人だなと思う。
やはり、日本人の遺伝子を持っているからだと思う。

幼少の頃から、カナダで育ったものの、日本人の両親に育てられたからかもしれない。

考え方も、ドライなイギリス人とは、かなりちがう。

今日、偶然に、昔、同じカレッジで、英語を勉強していた日本人の女性と通りすがりに会ったので、「お茶でも飲まない?」と声をかけてみた。

彼女は、現在、老人ホームで夜勤で働く介護職の仕事をしている。

こちらで、猛勉強して、経理の資格も取ったものの、この町では、そういう仕事が結局、見つけられなくて、また介護の仕事に戻ったという。

介護職で働く人々は、殆ど、ルーマニアなど貧しい東欧から来た移民の人々で、ろくに英語も、喋れない人も多いらしい。

イギリス人で介護の仕事をしている人は、わずか3割にも満たないらしい。
イギリス人のお年寄りは、やはり、ネイティブEnglish Speakerに看てもらいたいらしいけど、どうやら、叶わぬ夢のようだ。

それに、EU離脱になったら、それこそ、介護職の人々が、不足して、この国は、大変なことになるのでは?と思う。

日本も移民法が変わって、移民が増えることになりそうだけど、日本語の喋れない移民の人々に介護されることになるお年寄りは、コミュニケーションが出来なくて、やはりイライラするかもしれない。

文化のちがいというのは、いろんな軋轢を、作り出す。
日本も、イギリスと同じような道をたどるのか?
特にお隣の国と、日本は、似てるようで、全く違う考え方、文化、まして、日本の事を嫌いなお隣の国が、どうして、日本の文化に馴染んでいけるのか、と考えたりもする。

郷に入れば郷に習えということわざがあるけど、この国では、モスレムの人達との軋轢が、大きいのだ。バーミンガムと言う大都市では、イギリス人は殆どいなくて、モスレムの人々ばかりだと聞いたことがある。同じ国内でも、まるで別の国にいるようなんだろうと思う。


移民を増やして、日本もイギリスみたいになったら、いろんな問題が出てきそうだ。


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