「同じ穴のムジナ」←言葉が悪くてすみません。私が無知で他に類義語を知らなかったので・・
AKB48ヲタを公言するようになると、ほんとうにいろんな批判に出会う。
それだけ「存在」を認知されているということでもあるし、
それだけ叩きやすい標的であるということでもあるし、
それだけ叩き甲斐のある標的であるということでもあるし、
それだけ皆、自己アイデンティティの確立に飢えているということでもあろう。
(その反対側にいるAKBヲタもまた自己アイデンティティの確立に飢えているのであろうから、メタ視点で見れば同じ存在のようにも見える)
最後のはどういう意味かというと、古今東西、誰か何かを卑下して、
その対象物と自分とを相対化することで、自己を正当化するというのは珍しい話ではない。
そして、それを誰かと共有して自己を確かめることも。
誰しも「自分が何者か」という根源的な問いに明確な答えを出すことはできないので、自己は不確定にならざるを得ない。
個人がモナド(原子)化し、個人があらゆることに向き合っていかなければならない現代にあって、
「物語」や「宗教」の代わりとなったのが「2ちゃんねる」や「AKB48」であったと考えれば、
AKB48にハマる人々が大量発生することと、その反対側にAKB48アンチが大量発生することとは、同じ時代背景によるものだと考えることも可能だろう。
そういうことを考えると、宗教が政治的な統治のツールから、大衆化して民衆の生活のツールになった原始宗教のそれ(おかげで民衆レベルでの宗教紛争が絶えなくなった)と、今のAKB48がおかれている状況は似ているのかもしれない。
という意味では、『
前田敦子はキリストを超えた <宗教>としてのAKB48』の問題提起は間違っていないと思う。
それと、
JKT48なのかどうか知らないが、これは意味不明だ。
あと、よく「お前金もらってAKB48を宣伝してるんだろ?」と決めつけて言う人がいるけど、報酬もらったらAKB48を応援できなくなると思う。
「報酬=貢献」と思い込んでいるわけなのだから、古臭い前提をお持ちの方々なのだろう。
みんなひとりのファンだから、仕事でもないのに一生懸命応援するんだよ。
エドワード・L・デシの「内発的動機付け」や、ダニエル・ピンクの「モチベーション3.0」は結構有名だけど、まだまだ認知度低いみたいだ。
マネジメントの仕事は点火すること
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/442bce70b0735af450c69e0e31663040
「AKB48」と「モチベーション3.0」と「オープンソース」と
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/d6b79dff0f2e5b40573cfccdddb67164
仕事としてではなく、天職として仕事をする
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/8f33800cc224403e768e141c16d6a66d
如何にして顧客の日常となり得るか ~ 「ゼロの力」とググタスの未来 ~
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/4c9821ec2aceb2416ab5aa3af807c062
AKB48を語るときに知っておきたい「フリー」
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/82ed0d579063ea817ff35cfff964832d