進化する魂

フリートーク
AKB48が中心。
気の赴くままに妄想をフル活用して語ります。

チーム4の解体に込められた想い ~ AKB48第2章に向けた壮大なストーリー ~

2012-12-29 16:55:19 | AKB48_軽ネタ
忙殺されていて、気づいたらクリスマスが終わって年末になっていたでござる・・


昨夜ひさしぶりにテラスハウス始まる前に帰宅できたのでオンタイムで視聴できたのですが、

なにかよくわからないけど少しジーンと来てしまいました。

どんな辛い経験も時が笑いに変えてくれるとはよく言ったものです。

しかし、テラスハウスって、実はてっちゃんをスター化するための番組ではないの?(笑)

裏のシナリオがあるだろ?

と勘ぐってしまいました。


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さて、↓つい先日、チーム4の解体について考えを書きました。


TOKYO DOME~1830mの夢~徹底討論!完全版 を見た。
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/e0cbe82d450362a1533f3a4e59811679


チーム4の解体が、経営上の要請によるものだったとしても、

この解体劇に際して、AKB48運営がチーム4のメンバー達に込めた想いというのがあると思うのですね。

これをいつか伝えなければならないと思っていたのですが、忙しくて後回しになっていました。

島崎遥香も立ち上がりはじめたので、そろそろ語ってもいい頃合ではないかと思い筆を・・ではなくキーボードを打ちます。



実はチーム4の解体は、視点によっては、チーム4のメンバー達へのプレゼントとも取れるコトなのです。

いえ、納得されなくてもいいと思いますし、私自身は異なる考えを持っています。

しかし、視点によっては、これは大きなシナリオに沿った、チーム4ならではの展開なのかもしれません。



AKB白熱論争でも、やはりチーム4の解体に関する話というのは出てくるわけです。

これはとんでもないことだと。

みんなの未来を解体してしまったと、経営上の判断? それとも予定調和を壊すため? 等などいろいろと考えはあると思います。

しかし、今回お話したいことは、そこではありません。



なぜ、チーム4は解体させられたのか?

それは、「チーム4は、初めから解体が宿命付けられたチームだったから」です。

なぜか?



創業者もしくは準創業者たる初期メンバー(主に1~3期)達と、9期以降のメンバーで構成されるチーム4のメンバー達との違いは何か?

アイドルやパフォーマンスに関するコトではありません。

チーム4のメンバー達には、どうしても乗り越えられない初期メンバー達との差異があるのです。



「歴史」です。

ときに、それを「物語」ともいいます。



初期メンバー達の持っている歴史は、AKB48そのものの歴史です。

AKB48の「挫折と栄光の物語」を創り上げた作者達なのです。

だからAKB48を語る時の主役はいつだって初期メンバーとなってしまうのです。



この歴史だけは、9期以降のメンバー達がどれだけがんばっても獲得できません。

だから、作る必要があるのですよ。

「歴史」を。



で、この歴史を作ろうと考えたとき、大きく2つの選択肢があります。

1つは、当Blogで繰り返し主張してきた、AKB48からスピンオフした「チーム4」というチームを作ること。

AKB48でありながら、AKB48とは全く異なる新しい歴史を紡いでいく道です。

そして、もう1つは、AKB48の中に大きな「挫折」を作ることです。

AKB48の歴史の中に、新しい歴史を組み込む道です。

AKB48運営が選んだのは後者ということになるでしょう。


言い換えるなら、前者はAKB48第2章を全く新しいAKB48ではじめるのに対し、後者はAKB48が生まれ変わってはじめるということになるのかもしれません。



AKB48の中に新しい歴史を組み込むためには、AKB48の中に挫折を組み込まなければなりません。

(ここでいう歴史は、挫折と栄光の歴史のことだからです。企業でも宗教でも、「物語化」のフレームは同じです。)

そのためにAKB48運営が選んだ道が、新しいチームを作ってそのチームを解体するというスキームだった、

と、チーム4の解体劇を捉えれば、おそらくほとんどの出来事を整合的なものとして理解できると思います。

直前にチーム4に新メンバーを入れた件も、チーム8を作ろうとしていた件も、東京ドームで解体劇を演じた件も。

それは予定調和を壊すためというよりも、「みんなの未来を壊して大きな挫折をメンバーとファンに与えるため」だったのです。



元チーム4のメンバーについて語る時、必ずチーム4の解体劇の話が熱く語られますよね。

例えば、ぽんこつ島崎が東京ドームで涙を流していたことや、1人責任を感じてうなだれていたことも、島崎を語り直す際には必ず出てきます。

少々、ヘリクツっぽく受け取られてしまうかもしれませんが、これがチーム4解体がチーム4メンバー達へのプレゼントだという話の理由です。



こう考えると、けっこう周到に仕組まれた、かなり大きく描かれたシナリオがあったのだなぁと思うわけですよねぇ。



あっ、これは結果論ですよ。

結果、こういうことにしておこうという話です。