つい先日、ある飲みの場で、最近は聞かなくなったあの懐かしの言葉を聞いた。
「私はね、AKB48が日本の音楽を退廃させたと思っているんだよ。」
とのこと。
あぁ、またかと思いながらも、面と向かって私に言ってきたので無視するわけにもいかず、仕方なくいつもの通りに答えた。
「なるほど。」
「つまり、もしAKB48がいなかったら日本の音楽は退廃しなかったということですね?」
「AKB48が存在しなかったら日本の音楽はどうなっていましたか?」
と言ったところ、饒舌なその人は少し考えて、間をおいてこう言った。
「それはするどい質問だ!!」
で、この会話終了。
これいつものパターン。
正直に言えばいいだろう。
「AKB48が得体が知れないから好きになれない」って。
情緒と論理を混同したらだめよ。