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進化する魂

フリートーク
AKB48が中心。
気の赴くままに妄想をフル活用して語ります。

「ゆび祭り」は「アイドル」のためにやるのであって、CDを売るためではないと思います [再追記]

2012-04-23 11:03:33 | AKB48_オピニオン
あえて「ゆび祭り」についてエントリ書くことにしました。
ただ考える時間があまりなかったので、あとで修正するかもです。
参加するグループは多数ですが、あえてももクロにだけフォーカスしています。
理由は、単純に書くのが長くなって大変だからです・・。

指原もプロセス参戦
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/bb6860ec4a882a55e836fc60dfca302d

ゆび祭りにももいろクローバーZも参加決定!(AKBまとめんばー)
http://akb48matome.com/archives/51816639.html


同意頂けない方も大勢いらっしゃるとは思いますが、まず私の考えを述べます。


私は、この話を知ったとき、面白いと思ったし、喜ばしいとも思いました。
私が関係者なら喜んで賛同したと思います。

なぜか?

何のために、このイベントがしかけられたのか、わかりやすかったからです。

「アイドルのため」です。

「CDを売るため」では決してないと思います。

拡大解釈かもしれません。
メンバー各自は「盛り上がりたい」という単純な想いもあるでしょうけれど、しかし大人の事情な方々がなぜ共闘するのか「アイドルのために」としか言いようがありません。

ももクロが目標としていた武道館、ももクロ運営がその重みをわからないわけがありません。
ももクロ運営が同意した理由、それはもっと大きな目的があるからです。
(AKB48もプロ野球の開幕戦で君が代を歌いましたよね。東京ドームで。)

誤解を恐れず言います。

AKB48がどうか、ももクロがどうかというのは、ここでは小さな話なのです。

たとえば、ももクロが目標の一つである「NHK紅白歌合戦出場」のために必要なことは何か、考えたことがありますか?
ももクロが今以上に売れることでしょうか?

あえて「違う」と言いましょう。
(異論・反論はあるでしょうけれど・・)

ももクロがNHK紅白歌合戦に出るために必要なこと。
「アイドル」というジャンルが日本の中でもっと認められることです。
1つの産業として、エンターテイメント・ビジネスとして、何よりも「1つの重要な存在」として認められることです。

それが、アイドル関係者の誰もが誇り高く生きれる道でしょう。
もちろんファンも。

全体の利益のために、個別の利益を超えて手を取り合う。
(それこそ、これまで「大人の事情」で手を取り合うことができなかった。)

私はその姿に純粋に驚きと、感銘を受けました。

こういうことができるなら、アイドル業界は、これからもっと面白くなっていきます。

◆◆◆◆◆◆

ちょっと大きな話をし過ぎましたので、ちょっと打算的な話をします。

当然、全体の為にもなり、個の為にもなる。
受け入れるなら、これが条件です。

本当にいろいろあり過ぎて、書くのが面倒です。


「ゆび祭り」が「AKB祭り」だったら、他のアイドルグループの参加、というよりコラボレーションが難しくなります。
規模が違いすぎるからです。
「AKB48」と「ももクロ」という組み合わせの効果を最大化するためには、「まゆゆ」とか「さしこ」といった形でのコラボがベストです。
「ゆび祭り」がアイドルフェスタなのは、実に自然なことだと思います。


ももクロにとって武道館は目標の1つですが、目標はあくまでも「単独公演」でしょう。
やる側からみたら別に気にすることでないと思います。
ステージが与えられれば、そこで全力を出し切るだけです。
それは「武道館」が目標なのではなく、武道館で自分達のファンたちと自分達の創るステージを共有することが目標だからです。
ただ、処女信仰が根強くあるように、条件にこだわりたい人はどうしてもいるので、批判があるのはいかんともし難いところです。


アイドルのメンバー自身は、競合グループに対してライバル心を持っても、敵対心を持っているわけではないと思います。
それこそ、「大人の都合」で敵対させられているだけですので、仲良くもしたいし、共闘できるところはすべきです。
ほんとメンバー同士は他のアイドルのファンだったりするわけですから。
乃木坂46なんか見てると無駄にライバル心を掻き立てられて可愛そうというか・・
あんな管理されてると個人が成長しないから大成しない気がしますけど・・。
敵対するようにファン心理を煽っているという話もあるかもしれませんが、それは誤解です。
アイドル陣営がやっているのは、自分達の価値をライバルよりも高めて支持を集めたいと思っているだけで、ライバルより先んじたいという姿勢が結果として敵対を煽って見えるだけです。


ももクロファンに怒られるかもしれませんが、ももクロ運営にして見れば、大ブレイクへの方法論が喉から手が出るほど欲しいと思います。
(単純にマスコミ露出しても効果が一定にしか出ないのは乃木坂46で実証済みですね)
現状で満足することも可能だと思いますが、より上を目指すのであればです。
効果の期待できるチャネルがあるなら、利用したい。
ゆび祭りというアイドル・フェスタならクイズ番組に出るよりもいい効果が得られるだろうから、参加できるならしたい。
これが本音だと思います・・。


まだまだいろいろあって、アイドルフェスタに参加するメンバーの刺激ですね。
いろんなアイドルに触れることでいい刺激になるのは言うまでもないです。


独禁法について。(※専門家の意見を緩募!)

やり方によっては、抵触する可能性があると思います。
ただ、指原陣営も、その批判が出るのはわかっているので、慎重にイベントを組んでる気がします。

まず基本ですが、「第一回ゆび祭り~アイドル臨時総会~」は、「指原がプロデュースするアイドルイベント」なので、「あくまでも指原が主催する指原のイベント」だと主張してくると思います。
その上で、参加するアイドルグループの力を利用してCDを販売しようとしている意思の有無、つまり参加するアイドルグループを抱き合わせにした、抱き合わせ販売なのか、というところについては逃げ道を用意していると思います。
指原の枠と、参加するアイドルグループの枠を分けて「参加するアイドルグループのファンに指原のCDを販売する意図はない」と言える状態にしています。
指原の枠が優先的に良い席が割り当てられるのは、「指原のイベントだから」と言うつもりと思います。
(枠の配分割合に恣意性が入り込む可能性は十分にありますが)
おそらく個人認証をしっかりすることで、転売防止対策もやるでしょう。
などなど言い訳はいろいろできそうです。

それでいて、他のレコード会社から不公正な取引で訴えられる可能性は、今回の場合ないです。
他のレコード会社が認めているからこのイベントが実施可能だからです。
指原というAKB48の人気チャネルを通じて自分達のアイドルをプロモートするチャンスですから。


で、申し訳ない感じで最後にもう一度振り返ります。

アイドル業界を活性化するのには同意するものの、指原の人気にあやかる必要もないのに、「武道館」への想いを台無しにされるのは耐え難いというのは、ファン心理としてよくわかります。
でも、あえて言えば、それも「一つの意見」ということです。
もう一方には、そう思っていない人がいるということも間違いのないことです。

CDを売るためではないし、指原の人気にもあやかっていないし、武道館の想いも踏みにじられていないし、ももクロのためになるから応援したい!
と考えている人も大勢いると思います。


ちょっと語りつくせる気がしないので、コメントで批判して頂ければ、個別の事案について考えていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。

◆◆◆◆◆◆

東京女子流は「Limited addiction」知ってます。
いい曲ですよね。
前にコメンテーターのtuneさんに教えてもらって以来、たまに聴きます。

◆◆◆◆◆◆

【追記】


完全に都合の話をしているだけかもしれませんが、書き忘れたことがあるので追記します。


まず、アイドル・フェスタ的なものをやりたいと思ったとしましょう。
単純にそういうものをやったら盛り上がるんじゃないか?という想いからです。

私だったら最初に考えるのは「どうやったら、アイドル・フェスタを実現できるか?」です。
「やろう!」と呼びかけて簡単に実現できればそれでよいのですが、現実には下記(たぶんもっといっぱい)考えないといけません。

顧客は誰か?
参加するアイドルは?
目的は?
企画の詳細、構成、進行は?
場所は?
日時は?
予算は?
価格は?
プロモーションは?
運営主体は?
どこと組む?
利益は?
もろもろの利害の調整はできるか?
そもそも、本当にやる価値があるか?
etc...


これはかなり個人的な考え方ですが、誰にとっても損にならないことは、たぶん誰にとっても役に立たないと思います。
秋元康氏ではないですが「幕の内弁当は心に残らない。」です。
だから、「幕の内弁当的イベントを開催します。」と言ったら、賛同してくれる人は少ない気がします。

(幕の内弁当に失礼極まりないこと、ここでお詫びしておきますが)
もっと根本的なことを言うと、幕の内弁当の為にがんばる人は、たぶん少数派です。
幕の内弁当ではドライブがかかりません。

これは何事にもいえるのですが、何かを成すために重要になってくるのは、その活動を自分のコトとして率先して進めてくれる人の有無です。

「たぶん」ばっかりで申し訳ないのですが、たぶん「アイドルフェスタをやります!」といったら急激に話が面倒になります。
あらゆることに幕の内弁当が求められるからです。
たぶん、いろんな壁にぶつかっていく中で途中でやる気が折れて頓挫することもあるのではないでしょうか。

ですから、誰かが自分のコトとして話を進めてくれて、そこに乗るのが楽なのです。
「カツどん的イベントを開催します!」と言ってくれた方がずっと気持ちが乗るのです。
もちろん、幕の内弁当と違って「カツが嫌い」という人には、どうしようもなく気に入られないものになってしまいますが。
ただ、誰にも嫌われないようにしてたら、何もしないことが正解になってしまいます。
そうではない道を選んでいる、ということではないでしょうか。

今回はカツ、次は味噌カツかも(笑)

コメントはあとで返信いたします。もう朝なので寝ないと・・

◆◆◆◆◆◆

【再追記】

話が抽象的でわかりにくかったようなので、再追記します。

コメント頂いている内容からすると、皆さんが心配しているのは、イベントの主旨には賛同するものの、「今回のチケットの販売方法に不安もしくは不満、疑念が残る」ということだと思います。

この問題に対する私の考えは簡単です。

「ゆび祭り」でなかったら、他にどういう実現方法があったか?
その方法に実現可能性はあったか?

私が考えるのはこれだけです。
そして、私の意見は「幕の内弁当では実現できなかった。」です。
つまり、指原による「カツ丼だからこそ実現できた。」です。

もちろん、ビジネスですから、指原がやる以上、指原に利があるようにやるでしょう。
ただし、「今回は」です。

「何もしない」という選択肢も有り得たわけです。
でも、批判が起きるのがわかっていながらやると決めた。
「その先」を見据えているからです。

他のアイドルは、ここで指原陣営に貸しを作っていますので、次は他のアイドルグループのイベントに指原(もしくは他の誰か)が出てくるでしょう。
ビジネスは静的なものではなく、ネットワークですよ。
動的なものです。

「ゆび祭り」はファーストステップに過ぎないのです。
ホップ・ステップ・ジャンプの「ホップ」です。
そう皆が考えたから、実現できるんです。

考えてみてください。
ももクロがやる西武ドームや、武道館に指原が出てくる可能性を。
(これはないかもですが)AKB48のコンサートにももクロが挑戦状叩きつけに来る可能性だってあります。
私はワクワクしますね。
考えただけで鳥肌ものです。
(リクアワみたいに、みのもんたがVTR出演するよりいいじゃない・・)

※こういう繋がりを嫌がる排他的な人には、何を言っても理解して頂けないと思いますが・・コラボ自体を否定されたらもう何も言えません。力不足です。

SNH48発足! AKB48の本気を垣間見た。

2012-04-23 03:08:01 | AKB48_軽ネタ
上海にて「SHN48」が発足のようです。

AKB、次は中国進出!上海拠点の「SNH48」誕生!


誰得?とか言ってる人がいるけど、そんな簡単な気持ちではやっていないと思うよ。
中国でアイドル・ビジネスを展開するリスクや不確実性について誰もが考えると思う。
もちろん日本側のいろんなところからの支援や現地の有力者とのコネ、ある程度の勝算(目論見)はあるのでしょう。
でも、多くの部分は、いろんなものを、単なるビジネス上の利益を超えて、将来を見据えたもっと大きくて複雑なものを背負って出ていっていると思う。
政治的要因で反対する意見もあるけれど、両国間の政治的な問題を乗り越えることも目的の1つだから。
まさにそういう反対意見を乗り越えていかんとする意思だよね。


それと、根本的に「ビジネス」を邪推なものだと捉えている人もいるけれど、「ビジネス」って本来尊いものだから。
秋元康氏の懐をあたためるためとか・・そんなことだけの為にリスクを犯せるわけがない。
自分が秋元氏の立場だったらって考えてみるといいけど、単なる欲だけでこんな意思決定しないと思うよ。
そもそも顧客価値なり社会的価値なりがないもので持続的な利益を上げ続けることはできないし。
ドラッカーは近代企業の役割を、社会に機能を提供する組織として描いたよね。
社会には組織の力なしにやっていく気力も能力もないと。
組織をして高度な成果を達成させるためにあるのが、「もしドラ」で有名になった「マネジメント」。


前に書いたことあるんだけど、目指す一つの形は国境を越えた「東アジア・アイドル経済圏」のようなことだと思う。
最近Googleと組むことが多いのは、Googleと「東アジア」というキーワードで一致するからだと思う。
今後の世界の主要な成長エンジンは東アジアであるのは間違いないし、FBやらTwitterやらライバルにまだ侵食されていないところ。(現地メディアもあるが・・)
お互いに不足しているものを補完し合えるし、お互いの世界戦略の方向性の一致だよね。

なんにせよ、簡単な気持ちではやっていないと思う。
いろんなものを抱えて、背負って、それでもより大きな目的に向かっていくという意思。
そういうことだと・・勝手ながら思う。


などなど、深夜に書くと雑になりがち。