上海にて「SHN48」が発足のようです。
AKB、次は中国進出!上海拠点の「SNH48」誕生!
誰得?とか言ってる人がいるけど、そんな簡単な気持ちではやっていないと思うよ。
中国でアイドル・ビジネスを展開するリスクや不確実性について誰もが考えると思う。
もちろん日本側のいろんなところからの支援や現地の有力者とのコネ、ある程度の勝算(目論見)はあるのでしょう。
でも、多くの部分は、いろんなものを、単なるビジネス上の利益を超えて、将来を見据えたもっと大きくて複雑なものを背負って出ていっていると思う。
政治的要因で反対する意見もあるけれど、両国間の政治的な問題を乗り越えることも目的の1つだから。
まさにそういう反対意見を乗り越えていかんとする意思だよね。
それと、根本的に「ビジネス」を邪推なものだと捉えている人もいるけれど、「ビジネス」って本来尊いものだから。
秋元康氏の懐をあたためるためとか・・そんなことだけの為にリスクを犯せるわけがない。
自分が秋元氏の立場だったらって考えてみるといいけど、単なる欲だけでこんな意思決定しないと思うよ。
そもそも顧客価値なり社会的価値なりがないもので持続的な利益を上げ続けることはできないし。
ドラッカーは近代企業の役割を、社会に機能を提供する組織として描いたよね。
社会には組織の力なしにやっていく気力も能力もないと。
組織をして高度な成果を達成させるためにあるのが、「もしドラ」で有名になった「マネジメント」。
前に書いたことあるんだけど、目指す一つの形は国境を越えた「東アジア・アイドル経済圏」のようなことだと思う。
最近Googleと組むことが多いのは、Googleと「東アジア」というキーワードで一致するからだと思う。
今後の世界の主要な成長エンジンは東アジアであるのは間違いないし、FBやらTwitterやらライバルにまだ侵食されていないところ。(現地メディアもあるが・・)
お互いに不足しているものを補完し合えるし、お互いの世界戦略の方向性の一致だよね。
なんにせよ、簡単な気持ちではやっていないと思う。
いろんなものを抱えて、背負って、それでもより大きな目的に向かっていくという意思。
そういうことだと・・勝手ながら思う。
などなど、深夜に書くと雑になりがち。
AKB、次は中国進出!上海拠点の「SNH48」誕生!
誰得?とか言ってる人がいるけど、そんな簡単な気持ちではやっていないと思うよ。
中国でアイドル・ビジネスを展開するリスクや不確実性について誰もが考えると思う。
もちろん日本側のいろんなところからの支援や現地の有力者とのコネ、ある程度の勝算(目論見)はあるのでしょう。
でも、多くの部分は、いろんなものを、単なるビジネス上の利益を超えて、将来を見据えたもっと大きくて複雑なものを背負って出ていっていると思う。
政治的要因で反対する意見もあるけれど、両国間の政治的な問題を乗り越えることも目的の1つだから。
まさにそういう反対意見を乗り越えていかんとする意思だよね。
それと、根本的に「ビジネス」を邪推なものだと捉えている人もいるけれど、「ビジネス」って本来尊いものだから。
秋元康氏の懐をあたためるためとか・・そんなことだけの為にリスクを犯せるわけがない。
自分が秋元氏の立場だったらって考えてみるといいけど、単なる欲だけでこんな意思決定しないと思うよ。
そもそも顧客価値なり社会的価値なりがないもので持続的な利益を上げ続けることはできないし。
ドラッカーは近代企業の役割を、社会に機能を提供する組織として描いたよね。
社会には組織の力なしにやっていく気力も能力もないと。
組織をして高度な成果を達成させるためにあるのが、「もしドラ」で有名になった「マネジメント」。
前に書いたことあるんだけど、目指す一つの形は国境を越えた「東アジア・アイドル経済圏」のようなことだと思う。
最近Googleと組むことが多いのは、Googleと「東アジア」というキーワードで一致するからだと思う。
今後の世界の主要な成長エンジンは東アジアであるのは間違いないし、FBやらTwitterやらライバルにまだ侵食されていないところ。(現地メディアもあるが・・)
お互いに不足しているものを補完し合えるし、お互いの世界戦略の方向性の一致だよね。
なんにせよ、簡単な気持ちではやっていないと思う。
いろんなものを抱えて、背負って、それでもより大きな目的に向かっていくという意思。
そういうことだと・・勝手ながら思う。
などなど、深夜に書くと雑になりがち。
コメントありがとうございます。
たしかに地方分権議論に似ているところはあるかもしれませんね。
資本関係なりマネジメント云々の前に、楽曲が中央から与えられるものである以上、完全な自律性や独立性は有り得ず、となると楽曲を独自に調達するかという話になりますが、それではAKB48(ここではグループ全体)としての一体性の確保が難しくなってしまいますし、メリット/デメリットの両面がありますね。
今時間ないので、今度考えてみたいと思います。
ただ私の勝手な妄想ですが、実は楽曲以外の独立性は既にあるんじゃないか?という気がするのですよね。
AKB48という組織がガッチガチに統制されているとも思えません。
そういう組織だったら次から次へと新しいことできないんじゃないかという気がするんですよね。
トップダウンだからできるとしても、そのトップダウンを具体的に落とすところはボトムの力がないとできないんじゃないかな~と想像します。
その独立性をうまく活かす準備が整っているのかどうかが問題なのではないかと。
むしろ、海外グループの方が今後独立性を主張してくる可能性がるのではないかという気がしますね。
日本からのコントロールから外れようとするのではなかろうかという心配も。
日本市場での収益が見込めるうちはよいですが・・売れた途端にとか。
どう手綱をひくつもりでいるのか気になります。
用意周到に準備してあるものなのでしょうか。
少し前にNHKで放映していたAKB48のフォーマット戦略によれば、手は打ってそうですけども。
Kポップが東南アジア進出を果たしている一方、Jポップの進出が遅れている原因として、市場規模の違いによる採算構造の違いがあるという説があります。
日本の音楽市場が3000億円、東南アジア全部で100億円程度。Jポップが直接進出するメリットが無いということです。
一方、KARAの韓国国内でのCD売上は、日本での売り上げの10分の1。国内市場があまりに小さい故、韓国語版はなくすべて英語版とのこと。つまり、Kポップは輸出向け音楽であるということなのです。
ここまで来ると、パナソニックVSサムソンみたいな話になってきます。
「東アジア・アイドル経済圏」の成立に向けて経済的な側面からの思考が必要になってきます。
前述の通り、直接輸出は採算が合わない。海外公演に前田が行くことは無かったそうです。(先だっての香港は卒業旅行)
次に考えるのが現地生産。SNHもその一環。
アイドル育成ゲームであるAKBモデルは、特にコスト面で現地調達に適しているであろう。
それでも、自動車大手が直面しているように、現地で利益を出すのは難しい。
「東アジア・アイドル経済圏」と言えるような均質かつ面的な展開でなく、マザー工場と現地生産工場、日本向けモデルと現地市場向けモデルといった細分化されたビジネスになるような気がします。
コメントありがとうございます。
>東アジア
実は「東アジア」という概念は、日本が太平洋戦争時にアジアに侵略した時にできたものという説があります。
東アジア地域は経済的、政治的、文化的、宗教的といった様々な切り口で切っても親和性が高いとはいえず、なので「東アジア」は意味のあるワードではないと指摘されることもあります。
ただ地理的に近いだけだと。
ただ、私はそれが思い込みだということを、AKB48が証明してくれると信じています。
>東アジア・アイドル経済圏
過去に幾つかの角度から論点を挙げているのですが、今私が主張したいのは2つあります。
1つはソニー創業者の1人盛田さんが提唱した「グローバル・ローカライゼーション」。
もう1つは東アジアの需要の取り込んで消費市場として日本市場を拡大することですね。
(日本からの輸出と、総本山(巡礼地)としての日本観光)
この2つはセットで1つです。
前者があるから後者が成立します。
当Blogの主張は分散していてまとまっていないので・・昨年末に米WSJの記事がよくまとまっているのでどうぞ。
(どこかでまとめたいと思っていますが・・いつか)
米ウォールストリートジャーナル AKB48のビジネスモデルを認める
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/3c52b8c8ea3a2ff3a2d17f427aac570a
AKB48を創った男
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/fccb6a6b91474c53082190b49b06a4cf