いざ、入団！

その日は、たまたま次男も
合唱コンクールの打ち上げ～とかで出かけてて

夫も早々に帰ってしまったので、
夕飯の支度もいらないし、超～ヒマ。

ものすごい雨が降っていたけれど
こんな日に練習あるのかしらぁ？と思いつつ
７時半に会場へ。

ドアを恐る恐る開けると、

なんと美しい、堂々たるハーモニーが！！
（あれっ？こんなに上手かったっけ～？？？？＝感激）

隅のほうで見学させてもらい、
楽譜を借りて小さな声で、あちこち歌う。

もともと、合唱団では中学以来ずっとアルト。
綺麗なアルトねぇ～♪と言われたことがあり
自分はアルト！と思い込んでいたけれど

声楽を習いに行って初めて
「なに言ってるの、あなたソプラノよ！」と（笑）。

・・・そうだったんだ。
どうりで下が響かないと思ってた～～～～

てことで、今回はどうしても、
人生初のソプラノに～～～♪♪
と、思っていたのに


昨日、二度目の練習日。
いざ、入団手続きをしたところ
「アルトが人手不足なんですぅぅぅぅ・・・」と懇願されて
「はあ・・・ソプラノなんです・・・けど・・・
まあ、どこでもいいです！」というコトでまたもやアルトへ。

確かに～ソプラノは堂々と歌えそうな人が揃ってるのに対して
アルトさんはみんな頼りなさげ・・・かな？
先週いなかった人もチラホラ、
先週いた人はいなかったりして

そのせいなのかどうなのか、
先週「意外と上手い！」と感動したのは大きな勘違い？！
中に入って歌ってみると、
アルト、とんでもなく音程悪し（爆）。
響きが～落ちてるじゃん～～～～

もっと持ち上げなくちゃああああ・・・と
私が思ってることを、指揮者に何度も言われ
「ハイハイ、こうですね。私、歌えます」とばかりに（おい）
明るい響きで歌ったけれど
あきらかに音程が～～～～
微妙な感じでみんなとこすれ合ってるよ（汗）
これは・・・ちょっと歩み寄った方が良いものか
それとも、自分を貫いて他の人をリードした方が？
と、模索しながらの初見の参加。
音は難しいし、鍵盤忘れてきたし、キッツぅぅ。

これは・・・・もしかして
前に所属していたおかあさんコーラスと
同じジレンマを繰り返すパターンか？と、おののく。

だいたい、みんな全く音取れてないじゃん。
あの人とあの人の間くらいにに立って
歌ってあげたほうがいいのかしら～
でもそれじゃあまりに出しゃばりすぎよね・・・
私もあまり初見利かないし・・・なんて思いつつ
大好きな信長さんの悶絶の旋律にワクワク。

やっぱ、アルトだね！面白いのは。

たった五分の休憩時間、
以前からお顔だけは存じ上げていたバスのお一人を含め
皆さんと雑談。
「合唱経験は？中学高校で？学校どこ？」
（地元にありがちなこの会話）
「あ・・・私、出身は山形なんで」
「おおおーーーーー！！！山形！合唱王国～！」
いえいえそんな・・弱小合唱部だったんですよと言っても
いやいやいやいや・・・山形、強いでしょと持ち上げられて
ああ～合唱部の会話だなあと（笑）。

・・・この感じ、懐かしい。



そう、それで。
なんでこの合唱団に入ろうと思ったのかというと

「混声やりたいんです」と言えば、
誘ってくださった他の合唱団の人にも良いかなというのと
このあたりではやっぱりここが上手だったから。
それに、曲が、私がやりたいものばかりだった。

そして、決め手は先生。
先週見学をした時に、しごかれ具合が、とても心地よかった。
今までもいろんな所で、
いろんなジャンルのいろんな方のレッスンを受けたけれど
指摘されることはみんな「ああ、そうだった～」と
「知ってたのに、出来てない」ことばかりだった。
それも重要なことではあるけれど
ここの先生がこの日おっしゃったことは、
曲の解説、詞の内容、この場合の雨や風のイメージ、
とにかく、解釈として私がなるほど～とか
これは初めて聞いたと思ったことが多くて
脳みそがビシバシ刺激を受けたから。

久々に「教わる」ことの快感を得た感じ。

そして、休憩五分のほかは
二時間半立ちっぱなし、振りっぱなしの先生が
シルキーの時にずんずん進んでしまう私そのもので

ここで止められたら、ここからもう一回、という
（まあ当たり前かもしれないけど）
お母さんコーラスやシルキーでは出来ない
簡潔な指示＝ある意味「あ・うんの呼吸？」で
みんながパッと歌いだすという集中力。

～部活だ！！（笑）


（リアル友が読んでない前提なので、
こんなこと正直に書いちゃって～
団の人がココを見つけないことを祈ってますが・笑）

これは早く一人前に成長して
アルトの皆さんのお役に立ちたいわ！と
やる気満々のワタクシですので

続編をお楽しみに！（自分自身もとっても楽しみ）


夫の了解は～・・・・・・

一応、得られたつもりだけど。。。（汗）

毎回は出られないかも、本番もダメな時があります、と
お断りした上で、入団の運びとなりました。

いえい！