・・・いやはや、恐ろしい週末デシタ~
義母は、年に二回ほど、Mおばさんに誘われて
夢メッセで開催されるお買い物市に行くのを
楽しみにしている。
この土日、それがあったので
金曜日に実家に迎えに行き、
Mおばさんちに義母をお願いして来た。
私もちらっと誘われたが、
服やバッグは私のような庶民が買える値段ではないし
海産物や各地の名産物にあまり興味もなく
何より人混みが好きではないので
やんわりと断る(笑)
「土曜昼に夫を空港まで迎えに行かなくてはいけないので
日曜だったら・・・」
日曜にメッセに行ってからうちに来てもらい、
月曜に送って行きますよ、というと、義母が
6日が義父の月命日なので、お膳を作りたいし
スーパーに寄ってもらって、日曜には家に送ってほしいと。
「ここに迎えに来てもらってまっすぐ帰る」
(私にとっては何より。
夫と一緒に送っていけば、雪の片付けも出来る)
Mおばさん
「Sちゃん(夫)明日来るの?帰りに回れない?」
回る、というほど近くはないが
道順からいうと回れない距離ではない。
正直・・・三週間ぶりに我が家に帰ってくる彼は
この頃義母がらみで頻繁に顔を出している親戚んちより
一刻も早くスーツを脱いで、
家でゆっくりしたがるのは目に見えている。
まあ、日曜に迎えに来たときに顔を出すから、と思い
これまたやんわり断った(笑)
次の日、空港に迎えに行った帰り、
義母から私の携帯に電話あり。
当ブログではお馴染み・姪のF美さんが
ひな祭りにちらし寿司を作るので届ける~と電話をくれたが、
Mおばさんちに泊まりに来てるので
相談の結果、
ちらし寿司は明日作ることにして、
息子の運転でMおばさんちに届けて一緒に昼を食べ、
そのまま義母を実家まで送ってくれると。
(それはありがたい!)
「だからるかさんは来なくていいよ、用事あるんでしょ?」
(用事はないけど・・・なんでそう思ったのか?)
「なんだったら、あなたたちも来てもいいし。
(えっ、そんな大勢は申し訳ないわ、
F美さんちはいつも家族行動だから何人来るんだろ?)
S(夫)帰って来たの?
・・・Sにも会いたいけども・・・」
(この辺でようやく、
息子にも会えないことになるんだ、と気づいた?!)
夫に聞いてかけ直します、と電話を切ったが
もちろん夫は、私と家でゆっくりしたいと主張(笑)
私からは断れないから、アナタが電話してね、
息子の声も聞きたいだろうし、と彼にゆだねる。
となると・・・
金曜に迎えに行った時は、送ってきた時にやればいいわと思って
灯油の補充もして来なかったし、
珍しくパンパンだったゴミの袋も捨てて来なかった!
屋根から落ちた雪が裏の窓をすっかり覆ってしまったことを
義母はとても気にしていたし。
何より、司法書士から連絡が来ていて
探さなくてはいけない書類があると夫が言うので
申し訳ないけど、義母はF美さんにお願いして
私たちは午前中から実家に行って書類を探し、
その足で司法書士事務所に向かう、ということに。
日曜、高速で実家に向かっている時、
義母から電話。
「今、どこ?・・・あ、そ。着いたら電話してね」
「え、何かありました?」
「・・・何もないけども」
何もないんかーい!
家に着いて、電話すると
「雪はどう?積もってない?ああよかった」
(雪の心配だったのか?)
夫はちょうどトイレ行ってて・・・(逃げたか?・笑)
「ああ、いいのいいの。昼ごはん持って行ったの?
(持ってきてないけど、すぐに帰るので大丈夫です)
ああ、そうね。
それじゃあ、家に帰ったらまた電話してね。」
トイレから出た夫にそれを話すと、
「えっ?なんなのいったい。面倒くさ。」
それから書類をなんとか見つけ出し、
義母が気にしていた裏の雪かきをし、
灯油を入れ、ゴミを捨て、
敷地内の電線が雪の重みでだいぶ垂れ下がっていたので
電力会社に連絡をするも、休みで繋がらす
司法書士事務所に電話を入れたが休日らしく
これは・・・明日の午前中休みを取ることにする、と言うので
それじゃあ、義母が帰ってくるのを待って
F美さんたちにも会ってから帰ればいいのでは?と言ったのに
「・・いいんじゃない?別に」
先日東京に行った時、ひょんなことから夫と険悪になって
だいぶ凹んで帰ってきた、ことがあったので
ここはまた私がなにか言ったらあんな事態になるのでは?
という思いが頭をよぎり、
すでに時計は13時半を過ぎ
雪かきで疲れたし、お腹も空いたので
途中でご飯を食べよう、と実家を後にした。
鍵を置いた場所を義母に電話すると
「鍵のこと、忘れてた。えっ?どこに置いた?
今ね、高速降りたところなの!」
うわあ~これは・・・引き返して家で待ってた方がいいのでは?
と、夫を見るが、勝手に返事も出来ず(汗)
・・・なんか知らんけど、電話の向こうで話してるような途中で
ブチっと電話が切れた・・・。
私「なんか・・・”家族”になったからかもしれないけど
この頃、おばあちゃん、前と言葉が違う。」
夫「え、どんな?」
私「前はいろいろ気を遣ってくれたけど、この頃は
Mおばさんちに送って行ったりしても、お礼も言ってくれないし・・・」
私「あなたに会いたいんだと思うよ~
待っててあげたら?」
夫「いいよそんな、別に」
私「私一人で来てるなら、絶対待ってるけどな!」
・・・そこで私が黙ったので、機嫌を取り始める夫。
ご飯を食べて、出発したころにF美さんから電話。
「今、どこ?ああそう。すれ違わなかったねー
なんか、お忙しそうで」
電話を切って、彼に
「今の、嫌みじゃないよね??」
違うでしょ、F美ちゃんはもともとああいう人だからと言われても
なんか、気になる。
「もう、いいよ、
家に帰ったら、アナタが電話してくれれば」と言い捨てる(笑)
結局、いろいろ寄り道をしたりご飯を食べたりで
帰ったのが7時半。
「電話して!」と促して、やっとかけてくれたけど
どうやら義母がいろいろ言ってきたみたいで
「なーに言ってんの、そんなことないから!
ちゃんと教えるから。ちゃんと教えてるでしょ?」と夫が声を荒げた。
長男の両家顔合わせのことも言ってるらしい。
Mおばさんちで、写真も見せて、私から報告したのにな。
やっぱり嫁より息子なんだな。
きっとさみしかったんだよ~、と何度言っても
夫はわからない。
親孝行な彼だけど、こうも毎回毎回だと
さすがに自分たちの時間もほしい、と思ってるようだ。
夜中、話している時
「明日、一日休むことにするから、実家行ってみるか。」
と、彼が言った。
そうね、それがいいよ。
気が重いけど、早めに対処しないと。
書類のこと、長男の結婚のこと、丁寧に説明して
お昼を一緒に食べて、
帰るときにはすっかりご機嫌が直った模様。
次は金曜に行って、医者に連れて行くことになった。
「るかさんにはほんとに申し訳ないけど・・・」と
帰り際、何度も言っていた。
この頃お礼を言ってくれない、のは
やっぱりなにか怒っていたからだったのね。
私の配慮が足りなかったな。
一人の時は気づかい出来るけど
夫がいると、彼との板挟みで至らないことが出てきてしまう。
お年寄りは、さみしいのよ。
ほぼ毎週、夫が訪ねていても
いつの間にかそれで当たり前、ってなってしまってる。
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るか@Silky
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