年賀状。

昔は・・・

パソコンも苦手だし
やってるヒマないわーっってのもあり

年賀状を作るのって、後手後手になっちゃって

あーめんどくさ、出来たらやりたくないなぁ～と
思っていた記憶が・・・。

それでも、毎年、昔と変わらずに出してます。
（だんだん少なくなっては来たけれど）

どこで誰を切るか（笑）
こちらが出す、から来るのか？
もう二度と会うコトもない、のがほぼ確実な
一瞬すれ違って別れた人たち・・・

そんな葛藤も、毎年のこと。

それでも最近は
そんなに深く悩むこともなく
（多分、今になってもやり取りが続いている人たちは
私と同じような感じなんだろう）と勝手に思い
今後お互いの何かが冷めたらいつか途切れる、
ことはあるとして（笑）
今年も去年と同じ人たちに送る準備をしている。

なにげなく添えられたヒトコト、も楽しみだし。

二度と会えない予定だけれど、
心の中では「今も友達」の人も多数いる。
私は、向こうの感情はともかく
好きな人は好きで、繋がっていたい。
願わくば、相手にとっての私も
そんな人であったらいいな～と思いながら

そして

相手にとって自分が
もうどうでもいい、むしろ切りたい人？かもと感じることも
この年になると、無きにしも非ず（笑）
・・・きっと相手じゃなく、自分がそうなんだろうね。

それでも、年賀状があったからこそ
三重から千葉まで遊びに来てくれた人もいれば
横浜に行った時に連絡して、久しぶりに会えた人もいる。
年賀状は今は書いてないの、ごめんねと言いながら
共通の友人に出した年賀状を見て
電話をくれた人も。

そういう思いがけない楽しいコトがあるからこそ
やめられないなあと思う、転勤族の妻である（笑）


そんなキライだった年賀状作りが、
いつのまにやら年末の楽しみの一つになっている事実・・・。
我が家の年賀状は、過去の数回をのぞいては
ほぼ毎年、家族の写真つき。

ここ数年は、家族が集まった時には必ず
「年賀状用の写真～～～」と、私が騒ぐので
悩むことなくサクサク制作することが出来ている次第。（笑）

子供の写真付きの年賀状、についての賛否は重々承知だが
もう幼くもないうちの子ら、だから
今となっては、その議論も的外れとなり（笑）
むしろ楽しみにしてくれている人もいるので
スタンスを変えずに送り付けている。


夫の実家に近くなり（立場が）
親戚づきあいが濃い、ことでの苦労もあるが
今は失われつつある日本の風景、の一つだなあと感じて
義母が元気なうちは、私も見習わなくてはと
身が引き締まる。

「回られないのもさみしいよ」と、
本家である実家に
近くまで来ながら顔を出さない親戚のことを
さみしく思っている様子。
いつ訪ねても美味しい煮つけや漬物があった昔と違い
お茶を出すのも大変そうな高齢の二人に
気を遣ってのことだろうとは思うけれど。

普段交流がないとて、
何かあった時には集まって楽しく過ごす、くらいが
今の普通の親戚付き合いだろうと私は思うが
年を取るほどに、親戚が恋しくなるらしい。

私の実家は、いろんなことがあって
今はほとんど親戚付き合いもなくなったが
父が生きている頃は、年に何度も何かと集まっては
大勢でワイワイ過ごしていた。

面倒ではあったけれど、あの頃が懐かしいな。
母も、気楽だと言いながら、
きっとさみしく思っているはず。


・・・年末年始は、みんな一緒に
楽しく過ごしたい。
結婚も、仕事も、意思がなければ続かない。・・・・ｂｙ逃げ恥
「家族」も同じ。