22日朝、女川港に向かう途中の5時30分、弟に電話をしてみた、
(綾里崎沿岸で夜明け前の最後の操業中で、
足りないので夜明けから泊るとの事)
氷を積み込み7時15分に女川出港北上。
帰途中の船、数隻が女川に向けて行ったが、
三陸沿岸沿いは全般的に不調ぎみで
北側程漁模様が悪かったようです。
三陸沿岸沿いに漂泊中の各船の東側を航走、コース 40°沖よりに!
目指すポイントは N40°04, E143°48,女川港から約135哩、
黒崎沖合いのなかなか広がらない冷海水渦の海域。
(ここから三陸沿岸沿いに分枝が伸びている)
15時45分のスタンバイ後も北上を続け、
19時15分から薄群れを1回操業!
やや、ジャミ(小サンマ)混じり。
水温15.4℃ 他船は4隻。
北海道厚岸船団の3隻と僚船1隻(友が指揮を執る船)
各船、特に話合って来た訳ではなく、
三陸沿岸沿いは魚体組成も漁模様も低調ぎみで、
低気圧が抜けた後、 沖合いでも良い凪が予想された事から、
黒崎沖合いの冷海水域が気になっていて、いつか調査を!
というように考えていた船の漁労長達が
このポイントに向かったようです。
他船が操業中のポイントから北東側に調査し、
水温が14℃台に変わったところで操業再開!
「大」主体で魚体組成の良い群れを
数回連続操業して調査航走というパターン。
14℃台の水温は14.2~14.8℃まで微妙な変化があった!
他船が少なかった事から(冷海水渦の海域周囲)
範囲を広くは調査できず、
(船が多ければ各船の行動や情報が入り、
それを基にしての調査や動きの選択肢が広がる)
大群操業とはいきませんでしたが、
周りに散らばらないサンマを漁獲。
最後に操業した群れが若干濃く、1時50分終わり、
僚船に群れを預けて帰途航走、