片倉城跡公園近辺のお散歩です。
小比企の畑地でキキョウソウが咲き始めました。キキョウソウ(桔梗草)は南北アメリカ原産の帰化植物でキキョウ科・キキョウソウ属の1年草。キキョウに似た花で下から咲きあがる。別名ダンダンギキョウ(段々桔梗)。先日、街中で同じキキョウ科・キキョウソウ属の1年草であるヒナキキョウソウ(雛桔梗草)が咲いていましたが、キキョウソウより花が小さいですがよく似ています。違いはヒナキキョウソウは種子が出る隙間が果実の上方にあり、キキョウソウは果実の中央にある。また、キキョウソウの葉は茎を抱く。なお、ヒナギキョウはキキョウ科ヒナギキョウ属の多年草で別物。
ツユクサ(露草)も咲き始めていました。このブルーが何とも言えず綺麗ですね。
湯殿川沿いでは
ノビル(野蒜)も咲き始めです。ノビルはヒガンバナ科ネギ属の多年草でこの湯殿川の土手には沢山生えています。花序には花は少なくムカゴ(珠芽)が多い。ムカゴだけのものも多い。球根は食される。
コスモスが沢山芽生えていて小さいのにもう花を付けているものがありました。
アレチハナガサ(荒地花笠)も咲いています。南アメリカ原産の帰化植物。クマツヅラ科・属の多年草でこれも湯殿川の河川敷に沢山生えています。
片倉城跡公園では
トチノキとベニバナトチノキには若い果実が出来ています。ベニバナトチノキの果実には棘があるのが違いです。
トチノキの若い果実
ベニバナトチノキの若い果実
蕾状態のものは
小比企の林縁にヤマブドウ
八王子みなみ野の街路樹のシナノキ
湯殿川尾沿いでウマノスズクサにジャコウアゲハの幼虫が大小沢山で葉を食べていました。そのうち葉がなくなるのではないかと心配です。
今日もカルガモの親子に出会いました。コガモの数は何羽かわかりませんでした。
新鮮なテングチョウに出会いました。
片倉城跡公園の池には今日もメダカが泳いでいます。
片倉城跡公園の林下で
オニノヤガラが7本に増えていました。
花はラン科の花特有の面白い形をしているので名前を付けて見ました。左右の側萼片と上部の背萼片が合体して壺型になっています。その内側に側花弁が2個付き全体として5裂しているように見える。中には縁が黄色い唇弁とその上に丸い葯があります。距はありません。
以上