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八王子市のお散歩日記

自然豊かな八王子市内をお散歩しながら植物・昆虫・野鳥等を日記で綴る

景信山登山:ヒキヨモギ、ホドイモ等花を求めて

2019-08-30 09:46:21 | 

8月29日。今日は雨も上がり暑くなりそうな好天でした。

Aさんから情報を頂いていたヒキヨモギ、マキエハギ、タムラソウ、ホドイモ等の花は写真を見るとまだ何日かは大丈夫そうなので急遽今日出かけることにしました。結果はすべて見ることができ良かった。ありがとうございました。

バスで小仏まで行き、コースは小仏~景信山~小仏峠~小仏城山巻道~一丁平~紅葉台北巻道~5号路~富士道~薬王院~1号路です。登山者は少なくゆっくり観察・撮影できました。

今日出会った主な花をあげておきます。小仏でまずママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)を見つけました。タデ科の花で花は可愛いのですが茎に棘があり、こんなので尻を拭われたらたまりません。それにしても変な可哀そうな名前を付けられたものですね。

 

ゲンノショウコ:これはミツバフウロにそっくりですが、茎に毛があります。

登山路にツルリンドウがありました。2枚目は一丁平で咲いていたもので毎年咲いてくれます。

 

オヤマボクチ(雄山火口)はまだ蕾でした。景信山の少し下にあるオヤマボクチもまだ蕾でした。ここも毎年咲いてくれるのですが、人通りが多くてすでに花径が折れているのがありました。

景信山頂では一株だけあったコオニユリにキアゲハが何頭も吸蜜に来て争っていました。この写真では3頭吸蜜しています。

やっとヒキヨモギに会えました。ハマウツボ科ヒキヨモギ属の半寄生の一年草です。半寄生とは葉緑体を持ち自分で光合成をおこなうが、他の植物の根からも養分を摂るという性質を持っています。思ったより小さな花ですが花の形は猛禽類の嘴に似ています。この時期の黄色い花は小さくても目立ちます。

    

小仏峠ではノブキとシュウカイドウが咲いていました。

ノブキ(野蕗):キク科ノブキ属の多年草。山地の木陰などに生える。葉がフキに似ているから。

シュウカイドウ(秋海棠):多年生草本球根植物。街中でもよく植栽されています。

小仏峠から一丁平へ行く道では

トチバニンジン(栃葉人参)の赤い果実が目立っていました。名前は葉がトチノキに似て、根が朝鮮人参に似ているからとのこと。

マキエハギ(蒔絵萩):姿も花も他のハギに比べて小さく繊細な感じのハギです。場所を知らなければ恐らく見過ごすでしょう。

 

タムラソウ(田村草):キク科の多年草で花はアザミに酷似しているが葉に棘がないのが特徴。

   

タムラソウの葉:次にあげるノハラアザミの葉と比べると一目瞭然です。

ノハラアザミ:一丁平への道で咲いていました。

一丁平ではホドイモの花に何とか間に合いました。

ホドイモ:マメ科ホドイモ属のつる性多年草。花は非常に面白い形をしている。赤いのは翼弁、内側に曲がりくねっているのは竜骨弁というらしい。

  

一丁平からの帰り道にススキが穂をだして秋の風情が漂い、ツリガネニンジンも咲いていました。

ススキ

ツリガネニンジン

最後にミヤマウズラを見て下山しました。

ミヤマウズラはまさにウズラが飛んでいるように見え、見頃を迎えていました。

以上


高尾山:夏~初秋の花達

2019-08-26 16:48:43 | 

8月25日。恒例高尾山登山です。今日は山野草を求めて歩きました。

コースは日影~木下沢~日影~日影沢~萩原作業道~一丁平~紅葉台北巻道~5号路~富士道~1号路~ケーブル高尾山駅です。

先ず木下沢でナンバンハコベです。ナンバンハコベは「南蛮繁縷」という名前や見かけから外来種のように見えますが、ナデシコ科のつる性多年草で純粋の在来種です。私は2016年に陣馬高原下で見て以来久し振りです。

  

次に日影沢でミツバフウロに出会いました。ミツバフウロはゲンノショウコと花はそっくりサンですが、葉が深く三裂するのと茎に毛がないという違いがあります(ゲンノショウコは葉の三裂が浅く、茎に毛がある)。

オオガンクビソウも道端にありました。

   

すぐ近くにイガホオズキが咲いていました。この花は一丁平にあったものが雑草と一緒に刈り取られて見られなくなったのでここに見つかったのはうれしいことです。

  

キャンプ場にはミズタマソウです。これも花はウシタキソウにそっくりサンですが葉が違います。

 

さらに上流にあったオニルリソウはもう終盤で最後の花が咲いて花径の下の方は全て果実になっているようです。

 

更に上流には沢山あったジャコウソウが見られなかったのが寂しい。来た時期が違うのかな?

萩原作業道では入口にミゾホオズキの群落があり花はまだ咲いていたし、モミジガサが咲き始めていました。

モミジガサ

一丁平ではまだスズサイコが咲いていなかったもののまだ残っていました。

その代りワレモコウが咲いていました。

また、ホドイモの葉が見つかったのですが、花を見つけられなかったのが残念でした。

富士道ではミズヒキの群落に陽が当たり赤く綺麗に光っていました。

最後に4号路で咲きかけたミヤマウズラを見てから帰りました。ミヤマウズラはラン科シュスラン属の常緑の多年草で、私は2016年に小仏城山の近くとこの4号路の林の中で見て以来です。まだ咲き始めなので分らないが、花の形がまさにウズラが飛んでいるように見えるのが面白い。4枚目に2016年に撮影した写真を付けておきます。

  

ご参考:2016年に撮影した写真

 

以上


陣馬山:夏から初秋の花々

2019-08-22 11:30:14 | 

久し振りの陣馬山です。膝を痛めてから行っていないので約3年間のご無沙汰でした。いつもなら高尾山まで縦走するのですが、今日は陣馬山だけの予定です。

コースは陣馬高原下から新ハイキングコース~陣馬山頂~明王峠~底沢峠~陣馬高原下の予定でしたが、雨に降られたため山頂~和田峠~陣馬高原下に変更しました。

陣馬高原下を出ると新道登山口までの間にアマチャヅルが落石防止の金網に沢山からんでいました。

アマチャヅルは花が非常に小さくて撮影に苦労します。

   

新道を登り切って水平道に入ると急に花が増えました。

先ずレンゲショウマです。高尾山薬王院に植栽されていますが、自生のものはなかなか見つかりません。

 

メタカラコウ

  

フシグロセンノウ:これも高尾山薬王院に植栽されているのがあります。

 

シシウド

これはコヤブタバコだと思うのですが、1mぐらいの高さで横に広がっています。

オオガンクビソウ:花が地味なので見つけにくい花です。この仲間で最大の花。

   

ヒメキンミズヒキ:キンミズヒキとそっくりサンですが葉の先が尖らず丸い。

   

あとは山頂の花々です。

ウスベニシモバシラ:花の色が薄いピンクなのでウスベニシモバシラと思うのですが、ひょっとしたら普通のシモバシラかも。

 

クルマバナ:あちこちに沢山咲いています。

  

ウツボグサ:咲き残りでしょうか?

ツリガネニンジン

 

コウゾリナでしょうか?左下に咲いているのはマツヨイグサの1種です。これもあちこちに沢山咲いています。

 

ノコンギク?私にとって見分けの苦手な花です。咲き始めのようです。

コオニユリ:あちこちに咲いています。キアゲハが止まっていました。

 

オトコエシ:もちろんオミナエシも咲いていました。

ユウスゲ:夕方に咲き朝方萎むというが、真昼に咲いているのもありました。

木の花ですがマルバハギ

 

最後にバアソブです。以前はあちこちに沢山咲いていたのですが、ずいぶん少なくなりました。ジイソブより小型ですが、花の中の模様が違いますね。

  

いつも見るスズサイコは見つけ方が下手なのか見つかりませんでした。以前は広場の周辺に沢山あったのですが。

今日は雲が多く360度展望はなし。雨が降り出したので予定を早めて和田峠経由県道を下山しました。

下山中にゴマフキエダシャクとイチモンジチョウに出会いました。

ゴマフキエダシャク:飛んだあと葉の裏に隠れたつもりです。

イチモンジチョウ

以上


南高尾散策:キセワタ等夏の花

2019-08-19 15:09:43 | 

8月18日。何年振りかで南高尾を歩きました。以前はよく行っていたのですが、膝を痛めてからケーブル、リフトで下山できる高尾山しか行かなくなり、すっかりご無沙汰でした。長距離を歩けて膝も大分よくなったかな?

コースは京王高尾山口駅~山下~西山峠~三平峠~梅ノ木平~高尾山口駅です。

高尾山口駅を出ると早速花のお出迎えです。センニンソウ、ボタンヅルそして国道20号ではベニバナボロギクです。

ベニバナボロギク

圏央道高尾ジャンクション近くでは

ガガイモ

そして名前の分らない花が咲いていました。多分外来でしょうがご存知の方教えてください。(Atto-Rieさんありがとうございました。クマツヅラでした。)

 

山下から西山峠へ向かう入沢川の沢筋に入ると多くの花が迎えてくれます。

ダイコンソウ、ヤマホトトギス、ハグロソウ、キバナツリフネソウの群落、フジカンゾウ、キンミズヒキ等等です。

また、タマアジサイが盛りで、山道はタマアジサイのトンネルになっていました。

 

峠近くでマツカゼソウも咲いていました。

 

この道ではクロアゲハ、オナガアゲハ、カラスアゲハが吸水しており、撮影できませんでしたが、スミナガシも吸水に来ていました。

また、次の蛾3種もいました。

ゴマダラシロエダシャク:開帳5~6cmになるやや大型のエダシャクです。

オオカギバ:大型のカギバガ科の蛾で日中に飛んでいるとシロチョウと間違えそうです。

イカリモンガ:これも日中から飛ぶ蛾で、蝶のように止まります。

西山峠に出るとウシタキソウの群落がありました。花はもう終盤で果実が多く見えます。

 

他にガンクビソウ、サジガンクビソウ、マルバノホロシもありました。

ガンクビソウ

サジガンクビソウ:他にもあり1枚目の写真は自然歩道近くのベンチにあったものです。全体像が分かるのでこちらにしました。

 

マルバノホロシ:ヒヨドリジョウゴとそっくりサンですが、ヒヨドリジョウゴの茎等には毛があり、こちらには毛がありません。

 

丸太のベンチ近くにはヒオウギがまだ咲いており、キセワタも咲いていました。しかし、これらはどなたかが植栽したもので自生ではないそうです。

ヒオウギ

キセワタ

 

三平峠ではシギンカラマツがありました。この仲間には種類が多いが、蕾が紫色をしているのが見分け方法の一つだとのこと。だから紫銀唐松というと。

三平峠で休憩中に一緒にいたボランティアのKさんとK・T・F・Gさんのお二人にご案内いただき大野道のキセワタとカラマツソウの在処を教えていただきました。感謝!感謝!です。

キセワタ:これは自生です。

   

途中に咲いていたシラヤマギク

同じくモミジガサ

 

この後、三平峠から下山。グリーンセンター近くのツチアケビの果実を見てから京王高尾山口駅まで帰りました。

ツチアケビの果実

以上


片倉城跡公園でナンバンギセルが咲きました。

2019-08-17 14:17:28 | 

台風の雨でしばらく出かけなかったので、近くの片倉城跡公園へ久し振りでお散歩です。

今、キツネノカミソリが最盛期で花盛りです。特に奥の沢に多い。オレンジの絨毯を敷いたようです。

見晴台下の湿地ではコバギボウシが花盛りです。

神社裏のヒオウギは終盤戦であと1~2輪咲けば終わりでしょうか?もう最初に咲いた花の果実が大きくなっています。

他の花も少なくなっていますが、二の丸広場のすぐ北の窪地でナンバンギセルが一塊咲き始めました。毎年この辺りのどこかに咲いてくれますが、この花が咲くと秋近しという感じです。

雑木林では夏の蝉:南方系のクマゼミの声も聞こえていますが、秋の蝉:ツクツクボウシの声も聞こえました。

林下にいたハグロトンボ

綺麗なアカボシゴマダラがいました。

田圃にめっきり少なくなったイナゴは湿地でしっかり生き延びています。

今日は久し振りでアオゲラを見かけました。

以上