八王子市のお散歩日記

自然豊かな八王子市内をお散歩しながら植物・昆虫・野鳥等を日記で綴る

2023年 片倉城跡公園近辺:タカオヒゴタイ(高尾平江帯)等

2023-10-30 17:22:05 | 花と昆虫

タカオヒゴタイ(高尾平江帯)は片倉城跡公園では毎年咲くのですが、今年は下草が高く伸びているので咲いているのが分かり難かった。キク科トウヒレン属の多年草でタイプ標本の採集地が高尾山であるところから名付けられた。特徴は葉の縁が大きく湾入しバイオリンのような形になることです。ご参考に2013年9月に鶴ヶ戸屋山で撮影した写真を添付します。

 

ご参考

コバノカモメヅル(小葉の鴎蔓)の果実で開裂しているのが1個増えていましたが、白髪が下方に伸びているものの開いていません。しかし、種子がはっきり見えていましたので挙げておきます。

この果実にセスジナガカメムシ(背筋長亀虫)という小さなカメムシとその幼虫が吸汁していました。このカメムシは初見です。

 

帰り道の公園でツタが綺麗に紅葉していました。

昨日の夜ですが満月と木星が並んで輝いていました。肉眼で見るとすぐ近くに並んでいたのですが、撮影してみるとかなり離れて見えました。また、木星は月と比べると本当に小さくしか見えません。見えますでしょうか?

以上

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2023年 片倉城跡公園近辺:トリカブトの花が咲きました等

2023-10-26 16:27:20 | 花と昆虫・動物

片倉城跡公園で先日見つけたトリカブトの1株に花が咲きました。後1株はまだ蕾です。私が見た限り12年振りの開花です。わたしには区別がつきませんが、ヤマトリカブトかツクバトリカブトでしょうか?

 

途中の農家の畑にあったアケビ(木通)の果実(1枚目)と片倉城跡公園の本丸広場のミツバアケビ(三つ葉木通)(2枚目)の果実が開裂していました。なお、よく似たムベ(郁子)の果実は開裂しません。

 

タイアザミには蛾のホウジャクの仲間ホシホウジャク(1枚目)とヒメクロホウジャク(2枚目)が吸蜜に来ていました。両者は背中の模様が違いますね。

 

アキアカネだと思いますが二の丸広場の桜の枝に止まっていました。

湿地にカナヘビがいました。2枚目の写真は先日我が家の植木の間から顔を出していたカナヘビです。可愛いですね。

 

ミゾソバやアキノウナギツカミは蕾が多く咲いた花がなかなか見難いのですが、幸いアキノウナギツカミの咲いたのがありましたので挙げておきます。また、アキノウナギツカミの葉が茎を抱いている様子です。ミゾソバは茎を抱きません。

 

二の丸広場にもアオツヅラフジ(青葛藤)(最初イシミカワとしていましたがご指摘により訂正しました。)の果実が出来ていました。

上の畑地にセイヨウタンポポが早くも咲いていました。

また近くの道路脇にナンテンハギ(南天萩:マメ科ソラマメ属の多年草)が咲いていました。花期は6~10月です。よく似たミヤマタニワタシは花柄が短く、葉が波打ちます。ナンテンハギは高尾山でよく見かけますが、片倉城跡公園近辺では初めて見ました。

片倉つどいの森公園のハンカチノキには果実が満載です。

 

片倉城跡公園のイロハモミジが早くも色付き、葉が落ちたソメイヨシノには今時新葉が出ていました。

 

以上

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2023年 国道16号バイパス側道:キンモクセイ(金木犀)、ヒイラギモクセイ(柊木犀)等

2023-10-24 16:56:30 | 

今日は道了堂跡のある大塚山まで歩いてきました。

16号のバイパス側道にはキンモクセイ、ヒイラギモクセイ、マテバシイ、ツツジ等の植木が防音等のためにか植栽されています。

キンモクセイ(金木犀):まだまだ香っていますが花の盛りは過ぎたのか、樹下は落花で絨毯のようになっています。

 

ヒイラギモクセイ(柊木犀):まだ花盛りです。

 

マテバシイの果実も樹下に多く落果しています。

 

ここの白いツツジは毎年この季節外れに花が咲きます。

稀に植わっているクロガネモチ(黒鉄黐)も真っ赤な果実を沢山付けています。この果実はなぜか鳥に食べられることなく遅くまで残ります。

 

樹木にまつわりついているセンニンソウ(仙人草)の果実です。白い毛が出始めていました。

 

セイタカアワダチソウに今日はベニシジミが吸蜜していました。

人家に植えられたヤマボウシ(山法師)には果実が出来ています。

 

人家のプランターに植えられたカリガネソウ(雁草)です。時期的には遅いのですがまだ咲いていました。わたしの好きな花の一つで帆掛け船のような面白い形の花で色も綺麗です。

同じ人家に植えられた花ですが、ルリマツリモドキ(瑠璃茉莉擬き)でしょうか?好きな色の花なので挙げておきます。

以上

 

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2023年 湯殿川散策;ツマグロヒョウモンの幼虫等

2023-10-23 16:55:48 | 花と蝶

舗装歩道の割れ目に生えたスミレの近くでツマグロヒョウモンの幼虫を1匹見つけました。もうすぐ蛹になるでしょう。今年の初見です。

 

人家の花に秋の蝶:ヒメアカタテハとイチモンジセセリが吸蜜していました。

 

湯殿川では

川沿いの田圃のイネは刈り取られ乾燥中です。

川沿いで花盛りはセイタカアワダチソウです。キタテハやイチモンジセセリが吸蜜していましたが、夜には沢山の蛾が吸蜜しているでしょう。人には花粉症の原因として嫌われますが、蝶や蛾にとっては秋の貴重な蜜源になっています。

まだ花は若いですがススキが咲き、キクイモも咲いていました。

 

川沿いの草刈りが今カタクリ橋と時田大橋との間まで来ています。間もなくこの花達も刈り取られることでしょう。

大きなサボテンの果実が赤く色づいてきました。

ヨモギの花です。秋にはこんな地味な花を付けるのですね。

 

コセンダングサにはモンキチョウが来ていました。

 

キツネノマゴに吸蜜するウラナミシジミ。今最も多くみられるシジミ蝶です。

ハゼランには赤い果実が出来ています。

湯殿川から少し離れた道路沿いにイシミカワの果実が出来ていました。

 

以上

 

 

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2023年 9月11日以来久し振りの片倉城跡公園:花と蝶等

2023-10-22 11:34:38 | 

10月21日。10月17日に手術、20日退院。体力回復を兼ねて久し振りで片倉城跡公園へお散歩しました。あと1回1泊入院があるが、ここ3か月で体重が5Kg 減少しているので、これから徐々に回数、距離を増やして体力回復に努めよう。

快晴の秋空には月齢 6.4 の月が浮かび、入道雲のような雲が浮かんでいました。

 

キンモクセイが満開で甘い香りが漂い

 

カキの実が鈴なりでまさに秋たけなわです。

片倉城跡公園の二の丸広場ではコセンダングサが満開で種々の蝶や蛾が吸蜜していました。

コセンダングサとその果実:果実はひっつき虫になります。

 

コセンダングサとモンシロチョウ

コセンダングサとキタテハ

コセンダングサとナミアゲハ

ヤマトシジミ

コセンダングサとウラナミシジミ

撮影できませんでしたが、蛾のシロオビノメイガも沢山吸蜜していました。

林下ですがクロコノマチョウもいました。

近くの畑地にはホトケノザとハキダメギクが沢山咲いていました。

 

本丸広場にあるヤマフジには豆果が付いていました。近くにはナンバンギセルがまだ咲き残っていました。

 

あちこちで秋の花セイタカアワダチソウが咲いています。

湿地では

サクラタデが1株咲き残っており、ヨメナも咲いていました。

 

また、ミゾソバとアキノウナギツカミが満開でミゾソバの白花も咲いていました。

  

タイアザミが沢山咲いており蛾の仲間スズメガ科のホシホウジャクが吸蜜していました。

コバノカモメヅルには沢山付いている果実のうち開裂して白い毛の付いた種子を飛ばした後で少しだけ残っているものが1個ありました。草刈りがすぐ近くまで来ているので、白い毛を出したものが見られるまで残っているといいのですが。

 

また、林下に多分ヤマトリカブトではないかと思いますが、トリカブトの蕾が出来ていました。このトリカブトは2011年に咲いていましたが、その後は葉が出るのですが花が付かない状態でした。復活したのは嬉しいことです。

 

ご参考:2011.11.05撮影のトリカブトの花と果実。

以上

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