goo blog サービス終了のお知らせ 

八王子市のお散歩日記

自然豊かな八王子市内をお散歩しながら植物・昆虫・野鳥等を日記で綴る

2025年 番外:日野七福神巡り

2025-01-05 15:43:17 | 日記

1月4日、恒例の日野七福神巡りで今回で7回目になります。京王電鉄の百草園駅から歩き始めまず眞照寺(恵比寿天)にお参りします。初詣の人達を含めて一番賑やかな高幡不動尊(金剛寺:辯財天)を中間として、最後は京王電鉄の平山城址公園駅近くの宗印寺(布袋尊)で終了です。この間、ほぼ浅川、豊田用水(浅川の落合橋を取水口とする)に沿って歩きます。今年で日野七福神巡りは一応終了としてさて来年からどうしょうかな?

終了時の色紙

善生寺(大黒天)の大仏

同じく善生寺で咲いていたヒメヒガンバナ(姫彼岸花:ヒガンバナ科ヒメヒガンバナ属で南アフリカ原産の常緑多年草);今時咲く貴重な花です。

富士山は全行程の種々の場所から見られますがこれは新井橋から見た富士山です。この後は雲に隠れて見えなくなりました。

新井橋手前の浅川土手から見た奥多摩の山々:モノレールの走るレールの下が新井橋です。

浅川沿いにあったセンダンとマサキの果実

センダンの果実

 

マサキの果実

豊田用水で保護されているセキショウモ(石菖藻:トチカガミ科セキショウモ属で沈水性の多年性水草)

 

豊田用水には多くの鯉がいましたが、こんな魚も多く泳いでいました。また、シーズンにはオオカナダモも白い花を咲かせてくれるでしょう。

豊田用水で例年咲いていたオオカワヂシャはなくなっていました。また、延命寺で昨年咲いていた梅の花は今年はまだ蕾でした。

以上


2024年 番外:日野七福神めぐり(その2/2)

2024-01-07 08:55:33 | 日記

1月6日。日野七福神めぐりの前半から1日空けての後半です。

5番目の延命寺の寿老尊は京王南平駅から浅川に架かる一番橋を渡り左岸を下流へ進みます。

境内に八重の紅梅が咲き始めていました。

 

寿老尊です。長寿と知恵を授ける神様。

延命寺からは豊田用水沿いに西方へ進みます。豊田用水は浅川の平山橋の東方を取水口とし、各所の大小湧水を加え家々の門前を流れ、風景日野50選になっている所もある趣のある所です。

豊田用水に住む魚たち。他には大きな鯉も泳いでいました。

 

用水脇にスイセンが咲いていました。

6番目の善生寺の山門と右奥に釈迦大仏が見えます。

子宝大黒天です。仏の教えを布教し人々を守る神様で小槌から福が無量に得られます。

ここにはヒメヒガンバナが綺麗に咲いていました。ヒガンバナ科ヒメヒガンバナ属の多年草で10~12月に6弁のピンクの花を咲かせます。アフリカ南部原産で大正時代に観賞用に渡来しました。

ここからまた豊田用水に沿って平山橋へ向かいます。

この用水にはオオカナダモが多く繁殖していますが、セキショウモも保護されています。

オオカナダモとセキショウモ

セキショウモ(石菖藻)。トチカガミ科セキショウ属で沈水性の水草。葉がサトイモ科のセキショウに似ていることから名付けられた。

オオカワジシャ(大川萵苣)が咲いていました。オオバコ科の多年草でヨーロッパからアジア北部原産の帰化植物。

  

平山橋を渡り最後7番目の宗印寺の布袋尊へ向かいます。

宗印寺の布袋尊。知恵と福徳を授ける神様。

毎年、一日で廻るところを二日かかりましたが、これで完了です。

以上


2024年 番外:日野七福神めぐり(その1)

2024-01-05 09:34:19 | 日記

今年は例年見ている初日の出も膝の痛みの関係で見ないで終わり、自宅でのんびりとしたお正月を過ごしました。

昼食後、恒例の日野七福神めぐりです。ただし、今日はとりあえず四福神めぐりとしあとは後日とします。

一番は真照寺恵比寿天です。

ここから浅川沿いに西へ。

浅川右岸から大岳山をはじめ奥多摩の山々と新井橋

浅川ではダイサギが日向ぼっこです。また、カワラヒワが普段は群れでいることが多いのですが、1羽だけいました。

 

河原にはセンダンの大木に果実が鈴生りに生っていました。この時期にまだこんなに残っているとは、この果実を鳥たちは食べないのでしょうか?

新井橋を渡り浅川左岸にはマサキとシロダモの赤い果実が沢山生っていました。

マサキの果実

  

シロダモの果実

二番の石田寺の福禄寿を拝んで国道20号バイパスを西へ。

三番の安養寺の毘沙門天です。

安養寺から浅川のふれあい橋を渡り四番の高幡不動尊の弁財天へ向かいます。

ふれあい橋から見たはるか遠くの富士山です。トビが上空を舞っていました。

 

向島用水親水路でカワセミの雄に出会いました。

高幡不動尊は初詣の人達で大賑わいでした。ここで膝の痛みがあるのと4時までには次に回れそうにないので、予定通り終了とし後は後日に回ることとしました。

以上

 

 


2023年 番外:上高地の花:エゾムラサキ(蝦夷紫)、ベニバナイチヤクソウ(紅花一薬草)等

2023-06-05 09:41:06 | 日記

6月2~3日に白川郷~高山市~上高地への旅行に行ってきました。2日は朝から雨で車中から雨模様の新緑を眺めながら過ごしました。午後白川郷に付くと幸い雨も上がり、短い時間でしたが趣のある合掌造りの風景を楽しみ散策しました。

  

高山市のホテルで一泊し、翌日3日、晴れ上がった好天の中を高山市で朝市等を見物した後、昼頃上高地に到着。ここでも2時間ぐらいの昼食を含めた短い時間で、久し振りに懐かしい穂高岳等の風景を楽しみ散策です。

河童橋から梓川、岳沢、釣り尾根、奥穂高岳、ジャンダルム、西穂高岳等お馴染みで有名な風景です。

梓川と焼岳

梓川と霞沢岳

河童橋からウェストン碑まで梓川沿いの散策路には種々の花が咲いていました。

エゾムラサキ(蝦夷紫):ヨーロッパ原産の帰化植物でムラサキ科の2~多年草。日本では北海道と本州の上高地のみに産し、上高地を代表する花の一つとなっている。

  

ベニバナイチヤクソウ(紅花一薬草):ツツジ科イチヤクソウ属の常緑多年草で近くでは山梨県の甲武信岳の山麓に群生地があると知っていたが行けませんで、上高地で出会えるとは思っても見ませんでした。ここでも群生していました。

   

オオタチツボスミレ(大立壺菫):タチツボスミレより花も葉も大型。花が萎れかけていますが1輪だけ咲いていました。

マイヅルソウ(舞鶴草):スズラン科マイヅルソウ属の多年草で葉の形が家紋の舞鶴紋に似ることから名付けられた。よく群生する。

   

マムシグサ(蝮草):サトイモ科テンナンショウ属の多年草。

これから先は同定が怪しくなりますので違っていればご指摘ください。

クルマムグラ(車葎):アカネ科の多年草。よく似たのが何種類かあり同定が難しい。花もピンボケですがご勘弁ください。

オオヤマフスマ(大山衾):ナデシコ科ノミノツヅリ属の多年草。

   

ミヤマハタザオ(深山旗竿):アブラナ科シロイヌナズナ属の多年草。亜高山、高山の岩場や砂礫地に生育する。葉が細くて貧弱に見えるハタザオ。

  

ヤマエンゴサク(山延胡索)?:ケシ科キケマン属の多年草。葉が違う?

以上


番外:2023年 日野七福神めぐり

2023-01-04 15:25:03 | 日記

恒例の日野七福神めぐりは今年で5年目です。今回は京王百草園駅から平山城址公園駅までの高幡不動尊を含めた七寺院を巡ってきました。

あの土方歳三ゆかりの石田寺の「三徳福禄寿」です。七福神の今年の代表として掲載しました。

浅川の新井橋の手前から奥多摩の山々が見渡せました。東京都最高峰の雲取山を中心に山々がよく見えました。

浅川河原のセンダンの果実に集まるヒヨドリ。ちょうど果実を咥えたところです。

石田寺の近くにマサキの果実が鈴生りでした。

大木島自然公園の水路脇に止まったカワセミ。すぐ近くで10mもありません。

浅川に掛かる浅川ふれあい橋(万願寺歩道橋)から富士山方面

豊田の善生寺に植えられた花:多分園芸植物だと思いますがヒガンバナに似て綺麗な花でした。

善生寺近くの水路に魚が沢山泳いでいました。

日野市には水路が多いがこの水路ではセキショウモが保護されています。

これがセキショウモ(トチカガミ科セキショウモ属の多年草で水媒花。花期は8~10月。)だと思いますが水流の波ではっきり見えません。

水路のあちこちにあるオオカワジシャ(大川萵苣)に早くも花が咲いていました。オオバコ科クワガタソウ属の越年草でヨーロッパ~アジア北部原産の外来種。水田や河川の岸辺などに生育し花期は4~9月。よく似た花にカワジシャがあるが葉の鋸歯が不明瞭なのでオオカワジシャとしました。

 

以上