今日も暑いが片倉城跡公園を散策です。
まだ早いかと思いましたがナンバンギセルが咲いていないか見に行きました。なんと、沢山咲いていました。今年は咲きだすのが早いように思います。
ナンバンギセル(南蛮煙管):ハマウツボ科の1年生寄生植物。イネ科の単子葉植物(ススキ等)に寄生し、花の姿が煙管に似ている。
他にはコケオトギリを始め小さな花達が咲いていました。
ヌスビトハギ(盗人萩):マメ科の多年草で花の大きさは3~4mm。園内の道を覆うように繁茂して沢山咲いていました。
キツネノマゴ(狐の孫):キツネノマゴ科の1年草。花の大きさは5mmぐらいで、孫の由来は不明。これもあちこちで多く咲いています。
ウリクサ(瓜草):アゼナ科の1年草。果実が瓜類の果実に似ているため名付けられた。花は幅が5mmぐらいと小さい。
すぐ傍にトキンソウ(吐金草):キク科の1年草。頭花は直径3mmぐらいで、一つ一つの花は1mmにも満たない。頭花の中央に両性花が数個ありその周りに雌花が多数ある。蕾は見つかったのですが黄色く咲いた花は見つからなかったので改めて探してみます。
ウリクサとトキンソウの大きさ比べ
トキンソウの頭花と茶色いのは蕾です。黄色く見える花は見つからなかったので改めて探してみます。
帰り道の公園でタラノキが咲いていました。最初に出た新芽は摘み取られたのですが、その後葉が出て花も咲きました。
雄性期の花
写りが悪いですが雌性期の花
果実が出来ていたのは
トチノキ(栃ノ木)
ミツバアケビ(三つ葉木通)
アカメガシワ(赤芽柏)
シオデ(牛尾菜)
クサレダマ(草連玉)
普通水辺にいるオオシオカラトンボの雌がどういう訳か林下のあちこちにいました。
ヤガ科ケンモンヤガ亜科のシロシタケンモンがいました。幼虫はケヤキ等ニレ科の木の葉を食べる。開張60mmぐらいの大型のケンモンガ。
以上