片倉城跡公園を散策しました。
湿地でコケオトギリ(苔弟切)が咲き始めました。オトギリソウ科の1年草~多年草で水田や休耕田の畔、湿地等に生える花の径10mmに満たない小さなオレンジ色の花です。花期は7~8月。
林下で蕾を沢山持っていたシギンカラマツ(柴銀唐松)が1輪咲いていました。キンポウゲ科カラマツソウ属の多年草でここには多く生えています。花弁はなく雄蕊が多数あり花糸の先が棍棒状に肥厚する。花期は7~9月と割合長い。葉は2~3回3出複葉。名前は萼が紫色で花糸が白色(銀色)であるからか。萼は4個で開花時には脱落する。
キツネノカミソリ(狐の剃刀)が1株だけ出ており開花していました。ヒガンバナ科の多年草で花期は8~9月。春先に葉が出て葉が消えてから夏に花径が出て花が咲く。咲いたのが早すぎるように思います。
あちこちにハグロソウ(葉黒草)が咲いていました。キツネノマゴ科の多年草で名前は葉の色が暗緑色であるから。花弁が2枚というのも特徴的。花期はこれも8~10月といわれるので咲くのが早いと思われます。
コバノカモメヅルもマヤランもあと一息で咲きそうです。
池では多分メダカが泳ぎ、ショウジョウトンボがやってきました。
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