片倉城跡公園近辺で桜が満開になっています。
湯殿川と兵衛川の合流点のソメイヨシノ
花筏:早くも散り始めて湯殿川に花筏ができていました。
片倉城跡公園ではこの下で花見の宴会が始まっていました。
今日咲いていたスミレたち:タチツボスミレが一番多くあちこちで綺麗に咲いていましたがその他に
歩道でスミレ
片倉城跡公園の湿地でアメリカスミレサイシンが2種
片倉城跡公園の園路で
オトメスミレ(乙女菫):タチツボスミレの変種で白色ですが距に紫色が残っている。
タチツボスミレとタカオスミレが隣接して咲いていました。
スミレ以外では
カタクリは終盤ですがイチリンソウが咲き始めニリンソウは花盛りです。
イチリンソウ(一輪草:キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草):葉がニリンソウとは違い、花もニリンソウより大きい。花弁のように見える萼片は5~6個。
ニリンソウ(二輪草:キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草):名前の通り花茎に2輪の花が付きます。写真の咲いている花の下方に蕾が1輪付いています。萼片は5個ですが、変異が多く4~10個のもあるようです。この写真の花は8個です。
湿地でムラサキケマンが咲いていました。
ムサシアブミ
白花イカリソウ
ヤマブキソウの花が大分増えました。そのうち一面黄色になります。
フタバアオイは咲いていますが、ランヨウアオイ(乱葉葵:ウマノスズクサ科カンアオイ属の常緑多年草)はまだ蕾でした。
休憩広場でセンボンヤリ(千本槍:キク科センボンヤリ属の多年草):先日まで蕾だったのですが一斉に咲いたようです。秋には大名行列の毛槍のような穂先(果実)を付けるので名付けられた。秋には閉鎖花を付けて花を開かずにそのまま穂先(果実)になる。
公園の上の畑地では
アマナやユスラウメがまだ咲いています。
ユスラウメ
ハナズオウ(花蘇芳:マメ科ハナズオウ属の落葉低木)が咲いていました。花が蘇芳で染めたような色になるため。マメ科の花らしい花の形です。
見事なツクシの群落がありました。このような立派な群落は初めて見ました。
花ではありませんがアカメガシワ(赤芽柏:トウダイグサ科アカメガシワ属の落葉高木)の新芽です。その名前の通り赤色です。
キハダ(黄膚:ミカン科キハダ属の落葉高木)の芽吹きと蕾です。開花を見逃さないようにしたい。
タラの芽
ご覧の通り芽は誰かに採られていました。一つぐらい天婦羅にしてもつまらないと思うのですが。
今日出会った昆虫は
ミヤマセセリ(深山挵)の雌:セセリチョウ科の春にだけ出てくる蝶(スプリングエフェメラルの一つ)です。雌は前翅に白い模様があり、雄にはありません。
ヒメスギカミキリ(姫杉髪切虫・姫杉天牛)の雄:枯れた杉の大木の幹にいました。大きさ7~12mmぐらい。針葉樹の枯れ木や倒木にくる中型のカミキリムシ。雌は上翅の全体が赤褐色を帯びる。
以上