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八王子市のお散歩日記

自然豊かな八王子市内をお散歩しながら植物・昆虫・野鳥等を日記で綴る

2025年 片倉城跡公園近辺:春爛漫:ソメイヨシノも間もなく満開

2025-04-04 14:26:51 | 花・昆虫・野鳥

しばらく真冬のような寒さが続きましたが、今日は久しぶりの晴天となり片倉城跡公園近辺は春爛漫のようになりました。

春のシンボルであるソメイヨシノはあと一息で満開となりますがそのほかの春の花々はほぼ満開になっています。

湯殿川沿いのソメイヨシノ:一部満開でもう一息です。

片倉城跡公園のソメイヨシノ:二の丸広場の1本だけ満開で他のは満開までもう少しかかりそうです。

枝垂桜:片倉城跡公園のものは満開です。

ヤマザクラやコブシも満開です。

ヤマザクラ

コブシ

野草では

カタクリが満開で多くの人が訪れています。

ヒトリシズカ、アミガサユリ、ニリンソウ、タンポポ、タチツボスミレ、オオイヌノフグリ等満開の花が多い。

ヒトリシズカ

アミガサユリ

ニリンソウ

タンポポ:確認しなかったのですが多分カントウタンポポ

タチツボスミレ

オオイヌノフグリ

奥の沢ではカタクリが終わった後、一面黄色になるぐらいのヤマブキソウが咲くのですが早くも2輪だけ咲いていました。

ヤマブキソウ(山吹草:ケシ科ヤマブキソウ属の多年草):花弁数は4枚。ヤマブキ(山吹:バラ科ヤマブキ属の落葉低木)の花とよく似ていますがその一重の花の花弁数は5枚です。

先般、ネコノメソウが咲いたのを掲載しましたが、茎が伸びその葉が対生であるのが分かりましたので挙げておきます。

今日、野鳥では冬鳥のジョウビタキと留鳥のイソヒヨドリの雌と雄に出会いました。

イソヒヨドリの雌

イソヒヨドリの雄:何かを咥えていましたので拡大してみると枯葉でした。何のために咥えているのかな?

 

昆虫ではビロードツリアブと蛾2種類に出会いました。

ウスバキエダシャク(薄翅黄枝尺蛾):開帳30mmぐらい。春に出現するエダシャク亜科の蛾。

ヤガ科キンウワバ亜科の1種:よく似た蛾が多いので私には種まで判別できませんがイチジクキンウワバ(無花果金上翅蛾)に似ています。湿った地面で吸水しているのでしょうか?

以上


2025年 多摩森林科学園:ミヤマホオジロ(深山頬白:野鳥)、カンザクラ(寒桜)等

2025-03-14 18:46:58 | 花・昆虫・野鳥

今日は3月4日からサクラ保存林の一部が公開された多摩森林科学園を久しぶりで訪問しました。

咲いている桜は2本だけでした。

名札が見られない場所なので名前は不明です。仲通り脇に咲いていました。

カンザクラ(寒桜:カンヒザクラとサトザクラの雑種とされる):釣舟草通りに咲いていました。

 

サクラ保存林の一部公開の代わりに柳沢林道が閉鎖され、ミヤマホオジロが見られなくなるのではないかと心配したのですが、関山ベンチの近くで4~5羽の小鳥が飛び立ちました。ホオジロかカシラダカかと思っていたのですが、なんとミヤマホオジロでした。ラッキー! しかも、そのうち1羽がしばらくじっとしていてモデルになってくれました。冠毛は寝ていますが眉斑と喉が黄色なので雄です。興奮して冠毛を立ててくれた方が綺麗で良かったのですが。日本では主に冬鳥として渡来するが、一部対馬や広島県で繁殖します。西日本には多くやってきますが、東日本では少ないため毎年見られるここでは人気があり撮影に来る人が多い。今日も私がいたときに5~6名が撮影に来ていました。

  

この暖かさで越冬明けのキタテハとルリタテハが縄張り争いなのか飛び交っていました。

キタテハ:ヤブツバキの落花の上に止まりました。

ルリタテハ

サクラ以外の花は

ロウバイは終盤ですが、マンサクはまだ咲き始めです。

マンサク

ここでもフキが沢山出ていて花が咲いていました。

 

ここにもアズマイチゲが沢山咲いています。

ミチタネツケバナも咲いていました。

 

ユリワサビ(百合山葵:アブラナ科ユリワサビ属の多年草)が咲き始めていました。別名イヌワサビ(犬山葵)。葉柄基部の根茎が百合根に似ているため。花期は3~5月。

スミレでは

タチツボスミレがあちこちで沢山咲いていました。

このスミレは花弁の縁が薄いピンク色になっており花の形も異なるため、早春に咲くアオイスミレとは異なるようです。葉が分からないのですがエイザンスミレかな?名前がわかりませんのでご存じ方教えてください。

 

帰り道の自宅近くでスミレが咲いていました。

以上


2025年 片倉城跡公園近辺:この暖かさで一斉に花開く等

2025-03-02 16:25:17 | 花・昆虫・野鳥

今日は汗ばむぐらいの暖かさでした。

片倉城跡公園近辺でも一斉に花達が咲き始めました。

湯殿川沿いのカワヅザクラ:まだ開いたばかりで綺麗ではありませんが、数本の樹木で開き始めています。

 

片倉城跡公園で

奥の沢でアズマイチゲが一斉に咲きました。最初の写真の中に10輪咲いています。

   

アオイスミレ(葵菫):春一番に咲く菫です。まだ、一株だけです。

ヒメリュウキンカ(姫立金花):キンポウゲ科・属の多年草でヨーロッパ原産の外来種。隅にある1か所だけで、園内の他の場所ではまだ咲いていません。

 

ミスミソウは花数がどんどん増えています。この花は昔この公園にはなくて、どなたかが種を蒔くかしたのでしょう。

これは花はまだですが新葉が出てきたアマナ(甘菜:ユリ科アマナ属の多年草)です。

セツブンソウは見ごろで虻でしょうか吸蜜していました。

白梅も満開でこれにも虻かハチが沢山吸蜜に来ていました。

道端で

ヤハズエンドウ(矢筈豌豆:マメ科ソラマメ属のつる性越年草で別名カラスノエンドウ(烏野豌豆)):気の早い1輪だけ咲いていました。

カスマグサ(マメ科ソラマメ属のつる性越年草):カラスノエンドウとスズメノエンドウとの間という意味。まだ完全に開いていませんが。

 

片倉城跡公園でコクサギの冬芽に緑色の部分が出てきました。三大美芽の一つとされていますが、この時期が一番綺麗だと思います。

ベニシジミ(紅小灰蝶)が飛び出しました。幼虫で越冬する蝶なので早々に羽化したのでしょう。もちろん春型です。

今日も冬鳥のシロハラがいました。

ツグミも1羽いましたが相変わらず警戒心が強くすぐ飛んでいきました。

以上

 


2025年 東京薬科大学薬用植物園:バイカオウレン(梅花黄連)、キクザキイチゲ(菊咲一華)等

2025-03-01 20:03:54 | 花・昆虫・野鳥

薬用植物園へ2月14日以来の訪問です。

たにしヶ池にコガモが多数集合していました。北帰行を前に集まっているのでしょうか?

池で採餌していたダイサギです。口の中にあるのは何でしょうか?小魚を捕えて飲み込む瞬間だと思うのですが?もしかすると舌(鳥にも舌がある)かもしれません。

ここに来る途中で飛んでいたキタキチョウです。花が開きかけで蜜が出るかどうかわからないのですが、ジンチョウゲに吸蜜しようとしていました。越冬中でお腹がすいているのでしょうね。

 

植物園では

紅梅が満開です。

前回来た時に咲いていたセツブンソウが満開で見頃です。

コセリバオウレン(小芹葉黄連:キンポウゲ科オウレン属の多年草)がまだ咲いていました。

同じ仲間のバイカオウレン(梅花黄連)も咲き始めていました。花がウメに似るためその名が付いた。同じ仲間で咲いていたのはこの2種類です。白く花弁のように見えるのは萼片で小さく黄色いのが花弁です。

 

キクザキイチゲ(菊咲一華:キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草)も咲いていました。アズマイチゲ(東一華)に似るがキクザキイチゲは葉の切れ込みが深い。なお、アズマイチゲはまだ咲いていませんでした。

 

同じ仲間のユキワリイチゲ(雪割一華)も咲いていました。ここのは植栽ですが、本来もっと雪の多い地方に咲く花で、雪解け直後に雪を割って咲くためこの名がついています。

 

他に咲いていたのは

サルココッカ(ツゲ科の常緑低木)

フキタンポポ(蕗蒲公英:キク科フキタンポポ属の多年草):葉がフキに似るため名付けられた。明治時代に渡来した外来種でタンポポの仲間。

ここに来る途中北野街道で咲いていたフラサバソウの花数が多くなっていました。

冬芽2種

ザイフリボク(采振木:バラ科の落葉小高木):冬芽は三大美芽の一つとされる。

トチュウ(杜仲:トチュウ科・属の落葉高木で中国原産):樹皮が漢方薬(杜仲)の原料とされ、若葉はお茶(杜仲茶)として使われる。

以上

 


2025年 片倉城跡公園近辺:カワヅザクラ(河津桜)、ツグミ(鶫:冬鳥)等

2025-02-28 15:47:39 | 花・昆虫・野鳥

今日は歩くと汗が出るくらいの暖かさでした。富士山も霞んで見えません。

片倉城跡公園では短いものの下草があり見難いですがセツブンソウが沢山咲いています。

片倉城跡公園に来る途中の人家にオウバイ(黄梅:中国原産でモクセイ科ソケイ属の落葉低木)が咲いていました。枝はつる状に垂れ下がり、花弁は6枚が根元で合着している「合弁花」で雄蕊は2本。ジャスミンの仲間で梅と同じ時期に咲くが香りはありません。

湯殿川沿いにあるカワヅザクラ(河津桜)がまだ咲かないのかと毎日のように見ているのですが、今日やっと蕾が1個だけ開き始め雄蕊が見えました。明日ぐらいには開くでしょうか?他ではとっくに咲いているのに咲くのが遅い。

小比企の畑地で今年初めて冬鳥のツグミを見ることができました。それも警戒心が強く畑からすぐ飛び立ち藪へと逃げました。今年はどういうわけかやってくるのが少なくて今冬見たのは浅川で1羽だけでした。例年なら草地や畑地で多くのツグミが歩いているのを見るのですが。

モズもいました。

湯殿川では珍しいマガモにまた出会いました。今日は雄2羽でした。この川で鴨といえばカルガモとコガモだけで、以前にヒドリガモを見たことがありますが。

今日の暖かさでキタキチョウが飛び出しました。この蝶は成虫で越冬します。なかなか止まらないのでやっと撮影したのがこれです。

以上