八王子市のお散歩日記

自然豊かな八王子市内をお散歩しながら植物・昆虫・野鳥等を日記で綴る

樹液

2017-07-31 16:06:47 | 昆虫
今日は愛車の6ヶ月点検の待ち時間に検査場の近くの雑木林公園へ出かけました。

クヌギ林には樹液の甘い匂いが立ち込め、昆虫が沢山樹液を吸いに来ていました。
夜に来ればもっと賑やかなのでしょうが。

マメキシタバ:ヤガ科シタバガ亜科の小さな(マメ)キシタバです。キシタバというのは後翅すなわち前翅の下に隠れる後翅(下翅)に黄色の模様が付いているということです。翅を開けば綺麗な黄色の模様が見えるのですが。
例年このクヌギ林に沢山やってきます。


小型のスジクワガタ雌:大型のスジクワガタの翅には筋が入っていないのですが、小型のスジクワガタの翅にはタテの筋が入っています。雌なので大きな顎はありません。


これも同じだと思いますが


カブトムシの雄とカナブン


カブトムシの雌とカナブンとマメキシタバ


樹下には今ウバユリとヤブミョウガの花盛りです。

ウバユリ




ウバユリとヤブミョウガ


キツネノカミソリも一株だけ咲いていました。


ヘクソカズラにダイミョウセセリが吸蜜していました。ヘクソカズラは臭いのにダイミョウセセリには嗅覚がないのでしょうか?


今年もアカボシゴマダラに出会いました。


4月に咲いていたイヌザクラのサクランボが色付いていました。数が少ないのですが多分鳥に食べられてしまったのでしょう。


ニホンミツバチの巣がスズメバチニ占領されています。ニホンミツバチの姿は全く見えません。
全滅したのかどこかへ逃げたのか?自然は厳しいですね。


こんな林にもシオヤトンボがいました。近くに黄色い雌もいました。


草原にあったキノコですが、名前は分りません。ドクベニタケ、ニオイベニタケに似ていますが違うように思います。
キノコの名前は難しい。


以上
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イワタバコ(岩煙草)

2017-07-29 09:11:38 | 
7月28日高尾山へ。

高尾山でイワタバコが咲くのは私の知る限り蛇滝、琵琶滝、1号路の3か所ですが、今日は1号路で咲いているのを見ました。ここは花数が一番少ない場所です。
イワタバコは葉が煙草の葉に似ているので名付けられていますが、花は小さいですが赤い色が可愛い花です。毎年咲くのを楽しみに見ています。




また、木下沢にキカラスウリが咲いていました。今年キカラスウリが咲いていたのは、一丁平と学習の道への分岐と、小仏城山山頂とここの3カ所です。
結実して黄色いカラスウリの果実が見られるといいのですが。




あと、ヤマユリがあちこちで綺麗に咲き、オオカモメズルの花が一カ所で、ガガイモも咲いていました。

ヤマユリ


オオカモメヅル


ガガイモ:結実するか確認しなければ。


また、6月に真っ白な花を沢山つけていたオオバアサガラは果実に変わっており、ミミガタテンナンショウとニワトコ?の真っ赤な果実が目立っていました。

オオバアサガラの果実


ミミガタテンナンショウの果実


ニワトコ?:と思うのですが分りません。




昆虫では綺麗な緑色をしたアオオサムシを見つけました。甲虫は綺麗なのが多いです。


今日であった蛾と蝶

ヒトツメオオヒメシャク:ヒメシャクの仲間では開張50mm前後と大きな蛾です。


ノンネマイマイ:ドクガの仲間でノンネはドイツ語で尼僧または修道女のこと。良い名前を付けてもらっています。


チャマダラエダシャク:開張60~70mmもある大形のエダシャクです。昼ごろ飛んでいて杉の大木の幹に止まったところです。


ゼニガサミズメイガ:ツトガ科ミズメイガ亜科で前翅長10mm足らずの小さな蛾ですが綺麗な蛾ですね。


アトグロアミメエダシャク:開張20~30mmぐらいのエダシャクですが、数はあまりいないようです。


ツマキリエダシャク:この仲間は見分けが難しいのでひょっとしたらモミジツマキリエダシャクかもしれません。


林道で一列に並んで吸水しているキタキチョウです。


キリギリスが沢山鳴いている草叢で死んだ?キリギリスがいました。


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何の羽根?

2017-07-26 16:33:38 | 野鳥
今日我が家の近くで見つけた鳥の羽根です。
なんという鳥の羽根でしょうか?
ちなみにこの辺りで見かける野鳥は、カラス、カワウ、ツミ、キジバト、ホトトギス、カルガモ辺りでしょうか。

以上
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クマゼミ(熊蝉)

2017-07-25 17:21:34 | 昆虫
最近鳴いているセミの種類が増えてきた。

今までは、ニイニイゼミとアブラゼミであったが、最近はミンミンゼミとクマゼミも鳴きだした。
クマゼミは温暖化のせいで何年か前から鳴きだしたが、最近は毎年当たり前に鳴いている。

今朝の散歩ではこの4種類の声が聞こえた。
中でもクマゼミは体が大きく頑丈なだけあって鳴声も大きく遠くからでも聞こえてくる。
しかし、近くまで来てみると何処で鳴いているのか見つけるのが大変だ。翅が透明なせいかもしれない。
やっと見つけて撮影したのがこの写真。


これからミンミンゼミとクマゼミの抜殻を探してみよう。

あと、夕方にヒグラシが、秋口または夏の終わりにツクツクボウシが鳴けば、この辺りでの蝉は勢ぞろいである。
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蝉の抜殻で種類の見分け

2017-07-24 13:11:04 | 昆虫
今日たまたま近所の公園で2種類のセミの抜殻を見つけたので掲載しました。

ニイニイゼミとアブラゼミの抜殻の見分けは簡単ですね。

ニイニイゼミの抜殻:小さくて泥が付いているような色です。


アブラゼミの抜殻


写真がないので実地説明できませんが、問題はアブラゼミと「ミンミンゼミ、ヒグラシ、ツクツクボウシ」との見分けですが、髭の節の長さで分ります。
アブラゼミの抜殻は髭の3節目が長くなっています。そうでないのは他の蝉で夫々特徴があります。

アブラゼミの抜殻拡大


また抜殻を見つけたら比較しましょう。

以上
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