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八王子市のお散歩日記

自然豊かな八王子市内をお散歩しながら植物・昆虫・野鳥等を日記で綴る

2022年 高尾山・小仏川:春の花達等

2022-03-31 15:24:23 | 

3月30日、昨年12月21日以来、久し振りの高尾山登山です。小仏川から蛇滝道を通り山頂まで。帰りは1号路を通りました。

小仏川沿いではまずフラサバソウ。果実が出来ているのではないかといってみました。

花もまだ咲いていました。

果実も出来ていました。フラサバソウはオオイヌノフグリやタチイヌノフグリなどの仲間なので果実も似ているのか見たかったのです。フラサバソウの果実は萼がまだ完全に開いていなかったが、基本的にはよく似ています。しかし、フラサバソウの果実は萼には毛が多く付いていますが、果実の毛は少ない。オオイヌノフグリの果実は逆に萼に毛が少ないが果実には毛が多い。面白いですね。

 

ご参考:オオイヌノフグリの果実

カテンソウが咲き始めていました。カテンソウ(花点草)はイラクサ科カテンソウ属の多年草で山野の林下に生え花期は4~5月。同じ株に雄花と雌花を付けるが、雌花は葉の付け根に付き無柄のため目立たない。これは雄花です。

レンプクソウはまだ蕾でした。

ヤマエンゴサクは少ないですが咲いていました。ヤマエンゴサク(山延胡索)はケシ科キケマン属の多年草で花期は4~5月。花の色は青~赤紫といろいろな色の花がある。ジロボウエンゴサクと酷似している。

キバナノアマナ(黄花の甘菜)も少ないながら咲いていました。ユリ科キバナノアマナ属の多年草で花期は4~5月。

 

カントウミヤマカタバミもあちこちで咲き始めていました。

ヒメニラも咲いていないかと探したのですがなかなか見つからず、やっと1輪だけ見つかることが出来ました。ヒメニラ(姫韮)はヒガンバナ科ニラ属の多年草で繊細な葉と小さな花を付ける。花期は3~4月でスプリングエフェメラルの一つです。

 

アオイスミレがまだ咲いていました。

 

ナガバノスミレサイシンもあちこちに咲いています。花期は3~5月でこの花は白やピンクや青い色の種々の花を付けます。

 

蛇滝道から山に入るとヒナスミレが咲いていました。ヒナスミレは冨士道等栃こちに沢山咲いていましたが、ここには斑入りのヒナスミレがありました。葉に白い斑が入っています。ヒナスミレ(雛菫)は薄いピンク色の名前の通り可愛い菫です。

フイリヒナスミレ

普通のヒナスミレ

 

ケーブル高尾山駅の広場ではすぐ傍にブナとイヌブナが並んで生えており格好の観察場所になっています。共に花が咲いていました。

ブナの雄花:雌花は枝の先に2個付くのですが、まだ伸び切っていないせいか見つかりませんでした。

 

まだ冬芽のままで開いていないものが同じ樹に付いています。

イヌブナの雄花

 

イヌブナの雌花は枝の上部に上向きに付くのですが、まだ開ききっていないので分かり難く矢印を付けました。小さくて見難いですがご容赦ください。

 

オニシバリとムラサキオニシバリ:花が終盤で綺麗じゃないですがオニシバリは2号路にムラサキオニシバリは山頂に咲いていましたので挙げておきます。なおムラサキオニシバリは高尾山で初めて見つけられたものです。

オニシバリ

ムラサキオニシバリ:ご覧の通りオニシバリの萼の外側が暗紫色のものをいいます。

2号路にヤマネコノメソウの種子が出来ていました。ヤマネコノメソウはネコノメソウと酷似していますが、ネコノメソウが湿地などの湿ったところや水中によく生えるのに対し、ヤマネコノメソウは2号路のような乾いたところにも生えます。この姿が猫の目に似ているところから名付けられた。

 

シロバナフデリンドウが咲いていました。片倉城跡公園ではフデリンドウはまだ蕾も小さいのにこの花は咲くのが早い。

  

冨士道ではエイザンスミレやシュンランが多く咲いていました。

エイザンスミレ:白い花やピンクの花もあります。

 

シュンラン

 

ヤマルリソウも咲いていました。

 

5号路の雄花は既に終わっていたのですが、山頂にはダンコウバイの雌花が咲いていました。ダンコウバイはクスノキ科クロモジ属の落葉小高木で雌雄異株。花期は3~4月で他の花に先立って葉を付ける前に花が咲きます。

今日であった蛾はホソバトガリエダシャクとフトフタオビエダシャクでした。

ホソバトガリエダシャク

フトフタオビエダシャク

以上


番外:2022年 国立昭和記念公園で花見

2022-03-28 16:52:38 | 

都心で27日に満開というのを聞いて昭和記念公園へ花見に出かけました。

まず残堀川沿いではソメイヨシノと陽光がほぼ満開で綺麗でした。寒緋桜は終盤。

陽光(天城吉野×寒緋桜)

寒緋桜

レンギョウと桜

ヒュウガミズキと桜

「桜の園」のソメイヨシノはまだ満開とはいきませんでした。

桜以外でも

ボケ

ユキヤナギ

トサミズキ

日本庭園でサンシュユ

花ではありませんが盆栽苑で「もみじ清玄」の紅葉がとてもきれいでした。

ムラサキハナナ

ムスカリ

ポピーは一部だけでこれからです。菜の花もこれからです。

パンジー等

チューリップもこれからです。咲いていたのは一部分だけ。

こもれびの里の山野草はタチツボスミレが沢山咲いているほかは

セントウソウ

イカリソウ

シロバナイカリソウ

アマナ

まだまだ少ない状況です。

人出も少なくゆっくりと楽しむことが出来ました。

以上

 


2022年 片倉城跡公園:逞しい草花たち等

2022-03-27 20:58:08 | 
片倉城跡公園近辺を散策です。
片倉城跡公園ではこの暖かさで桜の開花が一気に進みましたが見頃にはもう一息です。
カタクリはほぼ満開で見物の人達で賑わっています。
 
 
 
ミズバショウが咲いており
 
 
ネコノメソウも咲き始めました。ネコノメソウ(猫の目草)はユキノシタ科ネコノメソウ属の多年草で4~5月に淡黄色の花を付けます。雄蕊は4個しかなく葉は対生です。よく似たヤマネコノメソウ(山猫の目草)は雄蕊が4~8個で葉は互生です。
 
 
 
林下ではミミガタテンナンショウが咲き始めました。
 
 
片倉城跡公園の上ではアマナが満開で
 
 
イチイ(キャラボク)の目立たない花も咲き始めました。
 
 
片倉つどいの森公園でシデコブシもハクモクレンやコブシに続いて咲いています。
 
 
 
スモモ(プラム)も咲いていました。
 
 
別の所のスモモですが満開で綺麗です。
 
 
イロハモミジの新葉が芽吹いていました。赤と緑の組み合わせが綺麗です。
 
 
これはハリギリの新葉の芽吹きですがこれも綺麗です。
 
 
片倉城跡公園の林下にシロハラがまだいました。冬の間に人慣れしたのか近づいても逃げません。
 
 
さて、片倉城跡公園で冬の間の下草刈りで葉が全て刈り取られなくなったかと思われたランヨウアオイですが新葉が出てきて蕾まで出来ていました。なんという逞しさでしょうか。今年は咲かないかと思っていたので一安心です。
 
 
また、落ち葉の捨て場所になり竹箒で均され踏み固められてなくなったかと思われたユキザサも新芽が以前以上に多く出てきました。これも今年はどうかと心配していたのですがホッとしました。草花たちの逞しさには驚かされます。なお、もう1カ所のユキザサ生息地も笹が伸びている中で芽吹いていました。
 
 
以上

2022年 絹の道~上柚木公園散策:昆虫版スプリングエフェメラル(春の妖精)2種等

2022-03-26 08:45:48 | 花と昆虫

3月25日。今日はプロ野球開幕日。絹の道方面を散策しました。

絹の道には種々の春の草花が咲いていました。

タチツボスミレの群落です。

その中にビロードツリアブが吸蜜していました。中央の花にモフモフの丸い小さな虻の1種がホバリングしながら吸蜜しているのが見えます。これがビロードツリアブ(天鵞絨吊虻)で春(3~6月頃)にだけ出て来るスプリングエフェメラルです。スプリングエフェメラル(春の儚いもの、春の短い命などの意味で春の妖精ともいわれる。)は普通カタクリなどの春植物について言われますが、その昆虫版です。

コスミレも咲いています。

キジムシロもあちこちに広がって咲いています。キジムシロ(雉筵)はバラ科キジムシロ属の多年草で花期は4~8月。同属のミツバツチグリ(三葉土栗)とよく似ている。

 

カキドオシも同じです。カキドオシ(垣通し)はシソ科カキドオシ属の多年草で花期は4~5月。茎が蔓上に伸び垣をも通り根けるため名付けられた。

 

キランソウ(金瘡小草):シソ科キランソウ属の多年草で花期は3~5月。

 

コケリンドウ:神奈川県の城山方面では既に咲いているとのことですが、ここ絹の道ではやっと2輪咲いたばかりであとはまだ蕾状態です。コケリンドウ(苔竜胆)はハルリンドウやフデリンドウと同じ春咲き越年草のリンドウで苔のように小さく地面に張り付いて咲くため名付けられた。

 

上柚木公園では

ウラシマソウが芽吹いていました。

シロツメグサ:葉がまだ小さいのに花を付けていました。

カツラの雄株には花が咲き始めています。カツラ(桂)はカツラ科・属の落葉高木で雌雄異株。材は用途が広く種々のものに利用されています。落葉には芳香があり末香に利用されます。

花は花弁も萼もなく、基部は苞に包まれるというほとんど雄蕊だけの面白い花です。葯の赤い色が目立ちます。

雌株はまだ花がなく前年の果実が付いたままになっていました。

帰り道の公園ではフッキソウが咲いていました。

フッキソウ(富貴草)はツゲ科の常緑小低木でご覧の通り面白い花を付けます。

 

最後に昆虫版スプリングエフェメラルの一つであるコツバメを久し振りで見ることが出来ました。

コツバメ(小燕)はシジミチョウの1種で早春のみに発生し、表翅は薄い青色で裏翅はご覧の通りです。めったに翅を開いて止まりません。黒くて小さくすばしこいので見る人は少ないでしょう。

以上


2022年 片倉城跡公園:オタマジャクシ誕生等

2022-03-24 14:41:11 | 動物・花

東京都は20日にソメイヨシノの開花宣言をしましたが、八王子市でも同日に開花宣言をしていたそうです。八王子市では市役所のすぐ北にある浅川沿いの並木の桜が基準木になっています。我が家や片倉城跡公園は少し高い場所にあるので何日か開花は遅れるようです。

我が家の前の公園の桜

片倉城跡公園の湯殿川沿いの桜:城跡の桜はまだ咲いていません。

片倉つどいの森公園の桜

キブシは満開です。

 

セツブンソウは果実になっています。

シュロソウがあちこちで芽吹いていました。

神社にブナキリガが1頭止まっていました。カバキリガはヤガ科ヨトウガ亜科の蛾で早春に出て来るキリガの1種です幼虫はブナ科の木の葉を食します。灯火によく集まります。

片倉城跡公園の池にアズマヒキガエルのオタマジャクシた大量に発生していました。頭がまだ丸くなっておらずオタマジャクシらしくないですが、これからどんどん大きくなるでしょう。次の写真の黒い部分がオタマジャクシの集まりです。

拡大すると

 

以上