3月30日、昨年12月21日以来、久し振りの高尾山登山です。小仏川から蛇滝道を通り山頂まで。帰りは1号路を通りました。
小仏川沿いではまずフラサバソウ。果実が出来ているのではないかといってみました。
花もまだ咲いていました。

果実も出来ていました。フラサバソウはオオイヌノフグリやタチイヌノフグリなどの仲間なので果実も似ているのか見たかったのです。フラサバソウの果実は萼がまだ完全に開いていなかったが、基本的にはよく似ています。しかし、フラサバソウの果実は萼には毛が多く付いていますが、果実の毛は少ない。オオイヌノフグリの果実は逆に萼に毛が少ないが果実には毛が多い。面白いですね。

ご参考:オオイヌノフグリの果実

カテンソウが咲き始めていました。カテンソウ(花点草)はイラクサ科カテンソウ属の多年草で山野の林下に生え花期は4~5月。同じ株に雄花と雌花を付けるが、雌花は葉の付け根に付き無柄のため目立たない。これは雄花です。

レンプクソウはまだ蕾でした。

ヤマエンゴサクは少ないですが咲いていました。ヤマエンゴサク(山延胡索)はケシ科キケマン属の多年草で花期は4~5月。花の色は青~赤紫といろいろな色の花がある。ジロボウエンゴサクと酷似している。

キバナノアマナ(黄花の甘菜)も少ないながら咲いていました。ユリ科キバナノアマナ属の多年草で花期は4~5月。

カントウミヤマカタバミもあちこちで咲き始めていました。

ヒメニラも咲いていないかと探したのですがなかなか見つからず、やっと1輪だけ見つかることが出来ました。ヒメニラ(姫韮)はヒガンバナ科ニラ属の多年草で繊細な葉と小さな花を付ける。花期は3~4月でスプリングエフェメラルの一つです。

アオイスミレがまだ咲いていました。

ナガバノスミレサイシンもあちこちに咲いています。花期は3~5月でこの花は白やピンクや青い色の種々の花を付けます。

蛇滝道から山に入るとヒナスミレが咲いていました。ヒナスミレは冨士道等栃こちに沢山咲いていましたが、ここには斑入りのヒナスミレがありました。葉に白い斑が入っています。ヒナスミレ(雛菫)は薄いピンク色の名前の通り可愛い菫です。
フイリヒナスミレ

普通のヒナスミレ

ケーブル高尾山駅の広場ではすぐ傍にブナとイヌブナが並んで生えており格好の観察場所になっています。共に花が咲いていました。
ブナの雄花:雌花は枝の先に2個付くのですが、まだ伸び切っていないせいか見つかりませんでした。

まだ冬芽のままで開いていないものが同じ樹に付いています。

イヌブナの雄花

イヌブナの雌花は枝の上部に上向きに付くのですが、まだ開ききっていないので分かり難く矢印を付けました。小さくて見難いですがご容赦ください。

オニシバリとムラサキオニシバリ:花が終盤で綺麗じゃないですがオニシバリは2号路にムラサキオニシバリは山頂に咲いていましたので挙げておきます。なおムラサキオニシバリは高尾山で初めて見つけられたものです。
オニシバリ

ムラサキオニシバリ:ご覧の通りオニシバリの萼の外側が暗紫色のものをいいます。

2号路にヤマネコノメソウの種子が出来ていました。ヤマネコノメソウはネコノメソウと酷似していますが、ネコノメソウが湿地などの湿ったところや水中によく生えるのに対し、ヤマネコノメソウは2号路のような乾いたところにも生えます。この姿が猫の目に似ているところから名付けられた。

シロバナフデリンドウが咲いていました。片倉城跡公園ではフデリンドウはまだ蕾も小さいのにこの花は咲くのが早い。

冨士道ではエイザンスミレやシュンランが多く咲いていました。
エイザンスミレ:白い花やピンクの花もあります。

シュンラン

ヤマルリソウも咲いていました。

5号路の雄花は既に終わっていたのですが、山頂にはダンコウバイの雌花が咲いていました。ダンコウバイはクスノキ科クロモジ属の落葉小高木で雌雄異株。花期は3~4月で他の花に先立って葉を付ける前に花が咲きます。

今日であった蛾はホソバトガリエダシャクとフトフタオビエダシャクでした。
ホソバトガリエダシャク

フトフタオビエダシャク

以上


























































