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八王子市のお散歩日記

自然豊かな八王子市内をお散歩しながら植物・昆虫・野鳥等を日記で綴る

2025年 浅川~小宮公園:ヒメウズ(姫烏頭)、ムサシアブミ(武蔵鐙)等

2025-04-05 15:29:56 | 花と蛾

浅川経由で小宮公園を訪問しました。

途中の街中でアメリカフウロとアカカタバミが咲いていました。ともにコンクリートの隙間に咲いていました。

アメリカフウロ(亜米利加風露:北アメリカ原産でフウロ科・属の越年草):秋には実と共に紅葉する。

アカカタバミ(赤片喰・赤傍食:カタバミ科・属の多年草):繁殖力が強い。

浅川では

久しぶりの晴天で風が少し冷たいもののソメイヨシが満開でお散歩やジョギングの人が多かった。

その傍に咲いていたオオリキュウバイ(大利休梅:中国原産でバラ科の落葉樹リキュウバイの園芸種)。

 

土手の雑草の中に

ヒメウズ(姫烏頭:キンポウゲ科ヒメウズ属の多年草)が沢山咲いており、果実までできていました。花弁に見える白いものは萼片で内側の黄色いものが花弁で可愛い花です。果実は袋果で上向きに2~4個付きます。

   

ヒメウズの果実と花

ここでもカラスノエンドウやスズメノエンドウと共にカスマグサが咲いていました。

スズメノヤリ(雀の槍:イグサ科スズメノヤリ属の多年草)も咲いています。頭花は1cmぐらいで直径5mmぐらいの花が集合している。花は雄性期で雄蕊は6個あり触ると花粉が飛びました。

 

小宮公園に入ると

菜の花とムラサキハナナが満開で綺麗です。

 

野草ではタチツボスミレがあちこちで沢山咲いていました。

ムサシアブミとミミガタテンナンショウが1株ずつ咲いていました。

ムサシアブミ(武蔵鐙:サトイモ科テンナンショウ属の多年草)。名前は花の形が馬具の鐙に似ていること。

ミミガタテンナンショウ(耳型天南星:サトイモ科テンナンショウ属の多年草)。名前は仏炎苞の口辺部が耳たぶのように張り出すため。

片倉城跡公園で咲き始めたヤマブキソウに似た花のヤマブキ(山吹:バラ科ヤマブキ属の落葉低木)も咲き始めていました。こちらはご覧の通り花弁は5枚です。

シュンランの花数が増えていました。

山野草見本園に白花イカリソウが花壇に園芸種のキバナイカリソウが咲いていました。

白花イカリソウ

キバナイカリソウ

今日のお目当てのワダソウは葉が出ているだけで花は1輪も咲いていません。例年だともう咲いているのですが今年は咲くのが遅い。

今日出会った蛾はシャクガ科エダシャク亜科のハスオビエダシャク(斜帯枝尺蛾)です。大きさは開帳30~40mmぐらいで4月に出てくる春の蛾です。

以上


2024年 片倉城跡公園近辺:紅葉と冬芽、クロスジフユエダシャク(冬尺蛾の1種)が飛び始めた 等

2024-12-02 16:14:42 | 花と蛾

今日も片倉城跡公園近辺をお散歩しました。紅葉・黄葉が盛りで綺麗です。

片倉城跡公園のイロハモミジ

メタセコイア:午後の陽光を浴びた黄葉です。

カマツカ:赤い果実も少し残っていました。

 

近くの公園でヤマボウシ(ミズキ科の落葉高木):ハナミズキ等他のミズキ科の木と一緒で紅葉がきれいです。もう花芽が出ています。この花芽(冬芽)は葉も一緒になった混芽で2個の芽鱗に包まれています。

 

片倉つどいの森公園のゴンズイ(ミツバウツギ科ゴンズイ属の落葉小高木):黒い種子が落ちた後の果実殻が残っていました。

 

片倉つどいの森公園でマユミの果実に雑じってツルウメモドキの果実が沢山ありました。これも今まで見逃していてこんなところにあるとは夢にも思いませんでした。

左半分にツルウメモドキで右半分はマユミの果実です。

ツルウメモドキ

 

マサキ(柾木:ニシキギ科・属の落葉小高木)の果実も熟していました。果実は蒴果で熟すと4裂し橙赤色の仮種皮に包まれた種子が現れる。

 

片倉城跡公園にはトチノキ(栃の木:トチノキ科・属の落葉高木)とベニバナトチノキ(紅花栃の木)が並んで立っていますが、共に葉が落ちて冬芽ができていました。

トチノキの冬芽と葉痕:麟芽で芽鱗は8~14枚。麟芽は樹脂に覆われべたつきます。葉痕は腎形で維管束痕は5~9個でV字形に並ぶ。

ベニバナトチノキ:セイヨウトチノキとアカバナトチノキの交雑種。芽鱗は少しべたつく程度であとはトチノキと同じ。

よく知られているオニグルミの冬芽と葉痕です。このように維管束痕が3個の葉痕と冬芽は合わせて顔のように見えて面白いですね。

アセビ(馬酔木:ツツジ科アセビ属の常緑低木~小高木で有毒植)には花芽ができています。

花が咲いていたのは農家の庭にあったビワ(枇杷:バラ科ビワ属の常緑小高木)だけでした。

片倉城跡公園や片倉つどいの森公園の雑木林の林下で冬尺蛾の1種であるクロスジフユエダシャクが飛び始めました。昨年は11月中には飛んでいましたので出現が少し遅いようです。冬尺蛾は冬期(11月頃~3月頃)にだけ成虫で出現する蛾でメスは翅が退化して小さいかほとんどなくて飛べない。雌は飛べないので腹部先端からフェロモンを出して揮発させ雄を呼びます(コーリング)。また、交尾中は雌主導で動きます。日本では35種類ほど知られています。これから種々飛び出すでしょうが大部分は夜行性で、このクロスジフユエダシャクのように日中に飛ぶものもいます。

以上


2023年 高尾山:セッコク(石斛)、ムヨウラン(無葉蘭)等

2023-05-27 20:32:20 | 花と蛾

4月23日以来の高尾山登山です。晴天の土曜日とあって大勢の登山者が来ていました。最近は若い人たちが目立つように思います。

今はセッコク(石斛)の最盛期で自生のセッコクが1号路と6号路に多く、ケーブルの清滝駅や高尾山駅には植栽されたセッコクが咲いていました。ラン科の単子葉植物で着生植物。高尾山では1,6号路の杉の大木に着生している。

ケーブル清滝駅構内

ケーブル高尾山駅構内

6号路

1号路

6号路にはイナモリソウとホシザキイナモリソウが咲いていました。

イナモリソウ(稲森草):他にも1号路に咲いていました。前は5号路にも咲いていたのが無くなり最近減少したように思います。アカネ科の多年草で江戸時代に鈴鹿の稲森山から採取したものを売り出したことから名付けられた。

ホシザキイナモリソウ(星咲稲森草):イナモリソウの変種で花弁の縁が内側に折り畳まれて咲くため細い星型に見える。牧野富太郎博士が高尾山で発見したもの。他に変種として葉に斑が入るフイリイナモリソウ(斑入稲森草)がある。

5号路にフイリヒナスミレ(斑入雛菫)の葉がありました。花はなくても綺麗な葉です。

ウリノキ(瓜の木)が咲き始めていました。ウリノキ科の落葉低木。花は6~8本の花弁が外側にくるりと巻き上がり、黄色い雄蕊は6~8本で白い雌蕊は雄蕊より長く突き出る。

紅葉台南巻道のツレサギソウ(連鷺草)がちょうど咲いていました。ラン科の多年草。長い唇弁が特徴。

 

サルナシの花は終わっていました。

ワニグチソウ(鰐口草)は今年も何とか2株だけ咲いていました。キジカクシ科の多年草で名前は神社で参詣者が鳴らす「鰐口」に似ているため名付けられた。

冨士道でウメガサソウ(梅笠草)の咲いているのが1株だけ何とか見つかりました。イチヤクソウ科の常緑小低木で花期は6~7月。下向きに笠のように咲くので撮影しにくい。1枚目の写真は前年の果実と共に写っています。

 

薬王院に咲いていたユキノシタ(雪の下)。大きく撮影すると綺麗な花なので挙げておきます。

ムヨウラン(無葉蘭)も咲いていました。3号路に行っていないので分かりませんが、場所によってはまだ蕾のものもあるのでしばらくは楽しめるでしょう。ラン科の多年草で菌従属栄養植物。

ムヨウランの蕾

ムヨウラン

 

ムラサキムヨウランが一株だけ見つかりました。ムヨウランの品種で全体が紫色をしています。

近くに白いサイハイランがありましたので挙げておきます。

1号路に戻ると

タチガシワ(立柏:キョウチクトウ科の多年草)に果実が出来ていました。この仲間は結実率が低く果実がなかなか見つからないので、何とか弾けて白い毛が付いた種子が出るまで残っていてほしいものです。中心部分でV字形になっているのが果実です。

ツチアケビ(土木通)はまだ蕾でしたが5本出ていました。

石垣にヤブムグラ(薮葎)の小さな花がが咲いていました。アカネ科ヤエムグラ属の多年草。この仲間にはよく似たものがあるので、あるいは間違っているかもしれません。ご指摘頂ければ幸いです。

今日出会った蛾は

オオカギバ(大鉤翅):カギバガ科の開張5~6cmある大型の蛾で幼虫はウリノキを食す。日中飛ぶときはモンシロチョウやスジグロシロチョウと見間違う。

ベニシタヒトリ(紅下灯蛾):ヒトリが科の蛾で後翅(前翅の下になる)の色が紅色に黒色の斑紋がある。後翅が見えないのが残念です。

最後に人家に咲いていた花で園芸種だと思いますが名前が分からない花を挙げておきます。

以上


2022年 片倉城跡公園:カイコバイモ(甲斐小貝母)とカタクリに蕾が出来ました。

2022-03-09 17:05:16 | 花と蛾

片倉城跡公園を散策です。

カイコバイモ(甲斐小貝母)3株に蕾が出来ていました。間もなく咲くでしょう。咲くといっても下を向いて咲きますのであまり変わり映えがしませんが。

 

カタクリにも蕾が出来ていました。ただし、公園内部のカタクリはまだ葉が出ているだけで蕾は1本もありません。咲くのはだいぶ先になるでしょう。

 

ミスミソウがあちこちに多く咲いています。

住吉神社にシモフリトゲエダシャクが1頭いました。シモフリトゲエダシャク(霜降棘枝尺)は名前にフユが付きませんが冬尺蛾の1種で前翅長26mmぐらいの比較的大きな冬尺蛾です。最も遅く出て来るようです。

片倉つどいの森公園にウスベニスジナミシャクが飛んでいました。この波尺は模様の色の変化が激しい蛾ですが前に挙げたものと比較していただくと良く分かります。

ご参考:5日に掲載したウスベニスジナミシャク

以上


2022年 片倉城跡公園:早春の蛾ウスベニスジナミシャク(薄紅筋波尺)等

2022-03-05 16:06:41 | 花と蛾

今日も片倉城跡公園近辺を散策です。今日は春一番が吹いたようで暖かく山々が霞んで見えました。関西地方では黄砂が飛んでいたようですが、こちらのは恐らくスギ花粉が沢山飛んでいたのでしょう。

雑木林に早春の蛾ウスベニスジナミシャクが1頭止まっていました。ウスベニスジナミシャクはシャクガ科ナミシャク亜科で早春、3月~4月に出て来る蛾。ご覧の通り縞模様が特徴的で模様の色彩には変化が多い。大きさは開帳20~24mmといわれるが、この個体はご覧の通り前翅長17mmぐらいです。蛾や蝶の大きさは開帳が使われることが多いが、開張だと標本の形にして翅の先端と先端の間を計測しなければならないが、前翅長の方がこの写真のように簡単に測れて分かりやすい。幼虫はブナ科の木の葉を食するので雑木林に多く見られる。

  

今日の花は上の畑地に咲いていたナズナ(薺)で春の七草のひとつです。別名ペンペングサは果実の形が三味線の撥に似ているためとか。この時期、畑地にはオオイヌノフグリとホトケノザと共に沢山咲いています。

アマナの葉も沢山出ていました。間もなく蕾が出てきて花を咲かせるでしょう。

以上