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八王子市のお散歩日記

自然豊かな八王子市内をお散歩しながら植物・昆虫・野鳥等を日記で綴る

2022年 セスジスズメ(背筋雀・スズメガ科の蛾の1種)

2022-09-07 15:58:08 | 

今朝、我が家の隣家の門に止まっているセスジスズメを見つけました。多分、昨夜街灯に来たものが朝まで残ってしまったのでしょう。夜行性の蛾でカラスウリの花等に吸蜜するため人目には付きにくいのですが。幼虫はつる性のヤブカラシ、ノブドウ、サツマイモ、ホウセンカ、サトイモ等の葉を食べます。サツマイモ等の野菜をやべるため害虫として扱われます。開張50~80mmぐらいで名前の通り背中の中心に明瞭な縦線があります。

幼虫は8月25日に湯殿川沿いの水田の縁で見つけていますのでご参考に再掲します。スズメガ科の幼虫の特徴である「尾角」と呼ばれる突起を体の後方に付けています。

以上


2021年 高尾山:冬の蛾とシダ類

2021-12-22 16:56:03 | 

12月21日。高尾山で見た蛾とシダ類です。シダ類は他にもあったのですが名前が判明したと思われるものを掲載しています。ただし、勉強中ですので誤りがあるかもしれませんがご指摘いただければありがたいです。特にヤブソテツの仲間はこの写真だけでの判定は難しいかもしれませんが。

東日本大震災以来、高尾山でも街灯や自販機等の明かりが電力節減のため少なくなり、蛾を見つけにくくなりました。それでも片倉城跡公園や市内街中より多く見られます。

今日は冬尺蛾4種を見ることが出来ました。フユシャク(冬尺蛾)は雌の翅が退化するか無くなっていて飛べない。

チャバネフユエダシャク(茶翅冬枝尺):シャクガ科エダシャク亜科のフユシャクで模様に変化が多い蛾です。

シロオビフユシャク(白帯冬尺):シャクガ科フユシャク亜科の蛾でクロバネフユシャクによく似るがクロバネフユシャクはもう少し小さく細い。

イチモジフユナミシャク(一文字冬波尺):シャクガ科ナミシャク亜科のフユシャクです。

コナミフユナミシャク(小波冬波尺):シャクガ科ナミシャク亜科のフユシャクです。

ここからシダ植物に入ります。

まず、ノキシノブ(軒忍):単葉のシダでウラボシ科のノキシノブ属の常緑シダ植物。樹の樹皮や崖などに生える。今日は梅や桜の樹に多く生えていました。

ノキシノブのソーラス(胞子嚢群)は葉身の上半分に付く。

ジュウモンジシダ(十文字羊歯):オシダ科イノデ属の夏緑性シダ翼物(暖地では常緑性)。3羽片からなり中心に単羽状複葉の大きな頂羽片があり、最下部に2回羽状した1対の側羽片があるので十文字に見える特徴のある葉を持つ。

 

先日の多摩森林科学園の記事でも掲載しましたが、オオバノイノモトソウ(大葉の井許草):イノモトソウ科・属で1回羽状複葉の常緑性シダ植物。中軸に翼がなく平滑。この仲間のソーラスは羽片の辺縁に沿って長く付く。

 

アイイノモトソウ(あいの井許草、別名セフリイノモトソウ):イノモトソウ科・属でイノモトソウ(先般の多摩森林科学園の記事に掲載)とオオバノイノモトソウとの雑種とされる1回羽状複葉の常緑性のシダ植物。中軸の上部1段目にのみ翼がある。

 

マツザカシダ(松坂羊歯):イノモトソウ科・属で常緑多年性のシダ植物で1回羽状複葉。オオバノイノモトソウに似るが側羽片が1~3対と少なく葉が波のようにうねる。

ヤブソテツ(薮蘇鉄)の仲間。この判定がなかなか難しい。誤っていればご指摘ください。

ヤブソテツ(薮蘇鉄):オシダ科ヤブソテツ属の常緑シダ植物で1回羽状複葉。ソーラスは円形で右辺前面に散在する。葉は緑色で光沢はなく、辺縁は波状で先端に鋸歯が有る。

ヤブソテツのソーラス

オニヤブソテツ(鬼薮蘇鉄):オシダ科ヤブソテツ属の常緑性シダ植物で1回羽状複葉。葉は光沢のある革質。羽片基部上方の耳垂が突出する。

この2種(1種?)もヤブソテツの仲間でしょうが良く分かりません。左はオニヤブソテツ、右はヤブソテツか?

これも何ヤブソテツなのか判定が難しい。ナガバヤブソテツでしょうか?右上に見えるものはヤブソテツか?

今回の反省。結局ヤブソテツの仲間は帰宅してからの写真判定ではハッキリ判定できなかった。ソーラスも撮影しておけば判定しやすくなったかも。多摩森林科学園でもっと勉強しよう!

以上


冬尺蛾:2020年 クロオビフユナミシャク、チャオビフユエダシャク等

2020-12-11 13:19:40 | 

冬尺蛾は既にクロスジフユエダシャクの雄が出現しもう盛りを過ぎていますが、今朝我が家の戸のガラスにクロオビフユナミシャクの雄が止まっていました。片倉城跡公園にも毎年出て来るのですが、こんな街中にどこから来たのでしょう?

クロオビフユナミシャクはシャクガ科ナミシャク亜科の蛾で冬にだけ出て来る冬尺蛾です。大きさは前翅長20mm前後です。

片倉城跡公園の神社の明かりに集まってきたチャバネフユエダシャク、カシワキボシキリガ、カバエダシャクが朝にまで残っていました。

チャバネフユエダシャクはシャクガ科エダシャク亜科の冬尺蛾で前翅長30mm弱です。この雌は白黒マダラで面白い様子をしています。今年はこの雌を見たいものです。

ご参考:前に撮影した雌を掲載しておきます。

カシワキボシキリガ:ヤガ科ヨトウガ亜科の蛾で普通10~11月に出現し大きさは開帳35mm前後です。2枚目の写真の指は私の中指の先ですから、大きさはほぼ分かると思います。

 

カバエダシャク:シャクガ科エダシャク亜科の蛾で普通11~12月頃出現し大きさは開帳40~50mmぐらいです。

人家の庭にあるサンシュユに花芽が出来ていました。

片倉城跡公園では白く熟したスズメウリの果実が沢山なっていました。

以上

 


片倉城跡公園のプチ散歩:2020年 ウスタビガ(ヤママユガ科の蛾)等

2020-11-27 11:14:20 | 

今日はクロスジフユエダシャクの交尾が見られないかと思って片倉城跡公園の雑木林を見て回りました。

沢山乱舞していましたが残念ながら見つかりませんでした。やはり夜に来ないとダメかな?

神社の注連縄にウスタビガ(薄足袋蛾、薄手火蛾)の雌が止まっていました。

ウスタビガはヤママユガ科・亜科の開張75~110mmもある大きな蛾で10~11月に出現します。幼虫はクリ、コナラ、クヌギ、エノキ、サクラ、カエデ等種々の樹木の葉を食べ、成虫の雌はよく灯火に集まります。写真をご覧の通り4枚の翅には丸い透明の紋がある。

眠っているようなので大きさを見るため私の手に乗せてみました。そのあとは、近くにある樹木の葉の上に戻しておきました。

 

同じ注連縄にニトベエダシャクも止まっていました。

ニトベエダシャクはシャクガ科エダシャク亜科の蛾で開張30~35mm。10~12月に出現し、幼虫は種々の広葉樹の葉を食べます。

餌が少ないだろうにカマキリがまだ頑張っていました。クロスジフユエダシャクでも狙っているのかな?

以上


片倉城跡公園:2020年キアシドクガ(黄足毒蛾)

2020-05-27 19:20:23 | 

片倉城跡公園へお散歩です。

今片倉城跡公園や近辺の雑木林、長沼公園、石橋入緑地等のどこでも雑木林では白い蝶のようなものがひらひらと沢山飛んでいます。キアシドクガです。

キアシドクガについては過去何回も触れていますが、ドクガ科の前足が黄色く翅が白い蛾ですが、幼虫から成虫に至るまで毒はありません。開帳は5㎝強で幼虫はミズキ、エゴノキ等を食します。年1回5~6月に出現し時には大発生し葉を食い尽くすこともあります。今が最盛期です。

飛んでいる様子は写真で撮れませんでしたが、片倉城跡公園で葉が食い尽くされた大木があり、その幹に沢山のキアシドクガが止まっていました。あちこちに寿命が尽きた成虫が死んで落ちています。

  

この木の葉が食べつくされています。

ご参考に以前に挙げた幼虫、蛹、成虫を再掲しておきます。

幼虫

 

 

成虫

以上