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八王子市のお散歩日記

自然豊かな八王子市内をお散歩しながら植物・昆虫・野鳥等を日記で綴る

2024年 中山地区:アオギリ(青桐、梧桐)、ノササゲ(野ささげ)等

2024-07-03 17:16:21 | 花と蛾

前回訪問時に見られなかったキンゴジカの開花した花を見ようと中山地区へ出かけましたが、残念ながら草刈りにあってなくなっていました。

途中にあったアオギリの小さな並木には丁度アオギリの雄花が咲き始めていました。

アオギリ(青桐)はアオギリ科の落葉高木で街路樹としてよく用いられる。大きな花序には雄花と雌花が混生しており、まず雄花が咲きあらかた咲き終わったころ雌花が咲く。今咲いているのは雄花です。花には花弁がなく花弁に見えるのは萼裂片で5個あり外側に反り返っています。果実は5裂してその一つの心皮は船形をしておりその縁に種子が数個付く。できれば雌花が咲き果実が出来るまで観察したいなと思います。

  

街の緑道にクチナシが植わっており、丁度満開で甘い香りが充満しています。

林縁にノササゲの黄色い花が咲いていました。マメ科ノササゲ属のつる性多年草。よく似た黄色い花にタンキリマメ属のタンキリマメとトキリマメがあります。

 

可哀そうな名前が付いたヘクソカズラ(屁糞葛:アカネ科のつる性多年草)も咲き始めていました。可愛い花なのに悪臭が出るからだそうです。

今日出会った蛾はツトガ科ノメイガ亜科のヨスジノメイガ(四筋野螟蛾)です。開張20~25mmぐらいで幼虫はムラサキシキブを食べます。

以上


2024年 道了堂(大塚山):ウツボグサ(靫草)、ナツグミ(夏茱萸)の果実 等

2024-06-11 16:25:52 | 花と蛾

今日は道了堂(大塚山)への往復です。

道了堂への途中で

あちこちで咲いているナンテン(南天:メギ科の常緑低木)がここでも咲いていました。赤い果実は正月飾りなどによく使われますが、花は見向きもされないようです。

国道16号バイパスの側道では、今マテバシイ(馬刀椎・待椎:ブナ科の常緑高木)が満開です。同じブナ科の樹木では他に今あちこちでクリが咲いていて独特の香りを放っています。

マテバシイの花

あちこちにアオツヅラフジの雄花が咲いていました。先日片倉城跡公園で雌花が咲いていましたのでご参考までに再掲しておきます。

雄花

ご参考:雌花

大塚山では

ナツグミ(夏茱萸:グミ科の落葉小高木)の赤く熟した果実がまだ少し残っていました。食べられるようですが、私はまだ食べたことがありません。

 

ウツボグサ(靫草)の群落がありました。シソ科の多年草で花の形が矢を入れる靫に似ていることから。

 

ヤガ科シタバガ亜科の蛾でウンモンクチバ(雲紋朽葉)が草叢から飛び出しました。幼虫はマメ科の植物の葉を食べ、成虫の大きさは開帳50mm弱。この個体は大分擦れています。

帰り道で

見つかる時は見つかるもので5弁のドクダミが2個見つかりました。きっといいことがあるでしょう。

 

以上


2024年 平山城址公園・東京薬科大学薬用植物園:オオバナイトタヌキモ(大花糸狸藻)、ミゾカクシ(溝隠し)等

2024-06-05 19:12:16 | 花と蛾

6月4日。久し振りで平山城址公園訪問です。

平山城址公園では

まだクチナシグサが咲いていました。小宮公園では既に咲き終わっていたというのに地域によって咲く時期が違うのでしょうか。

東京薬科大学薬用植物園へは北入口が閉鎖されていて南口の正門まで回りました。今後は訪問方法を考えなければ。

キササゲ(木大角豆)が咲いていました。ノウゼンカズラ科の落葉高木で中国原産。古くから公園などに植栽されていて野生化しているものもある。果実は蒴果で長さ30~40cmになり果序の軸から垂れ下がります。

 

オオバアサガラ(大葉麻殻)は花期が過ぎ花殻になっていましたが花殻も面白いです。エゴノキ科の落葉高木で1年枝の先に複総状花序を下垂し白い花を多数つけます。高尾の木下沢に数本生えています。

シチダンカ(七段花)も咲いていました。アジサイ科でヤマアジサイの変種で装飾花の萼片が重弁化したもの。六甲山の特産種です。

オニシバリ(鬼縛り)とナニワズ(難波津)に果実が出来ていました。私には果実だけでは見分けが付きません。花を見るとオニシバリは淡黄緑色、ナニワズは鮮やかな黄色なので分かります。

オニシバリの果実

ナニワズの果実

保護されているミゾカクシ(溝隠し)が咲いていました。キキョウ科の多年草で別名アゼムシロ(畔莚)。繁殖力が強く筵をひいたように畔を隠すように見えるところから。片倉城跡公園にもありましたが草取りで消えてしまいました。花の形が面白い。

 

同じく保護されているオオバナイトタヌキモ(大花糸狸藻)も咲いていました。タヌキモ科の常緑多年草で沈水植物。東南アジア原産の帰化植物でミジンコ等を水中の捕虫嚢で食べる食虫植物。花期は夏~秋。

 

この近似種で長池公園の自然館で保護されている日本在来種のイヌタヌキモ(犬狸藻)の花と捕虫嚢をご参考までに挙げておきます。2022年7月18日撮影で2枚目の写真の丸い袋状のものが捕虫嚢です。

 

この蛾はエダシャク亜科の蛾でウスイロオオエダシャク(薄色大枝尺)の雄。大型の枝尺で開張50~60mmあります。私の自宅にたまたま止まっていたものです。

以上


2024年 片倉城跡公園近辺:オカタツナミソウ(丘立浪草)、スイカズラ(吸葛)等

2024-05-09 19:59:17 | 花と蛾

片倉城跡公園近辺のお散歩です。

片倉城跡公園の水辺では今キショウブ(黄菖蒲)が見頃です。

池ではスイレン(睡蓮)が早くも1輪咲いていました。

林下ではオカタツナミソウ(丘立浪草)がだいぶ咲きました。シソ科の多年草で花序はタツナミソウより短く茎の先に固まって花が付く。

 

アヤメも1株だけ咲いています。

日当たりの良い場所ではニガナ(苦菜)が沢山咲いています。キク科の多年草で舌状花(花弁に相当)は普通5枚ですが6枚や7枚のものもあります。

 

片倉城跡公園の上の広場にあるセンダン(栴檀:センダン科の落葉高木)には多くの蕾が付いていましたが、数輪だけ咲いていました。雄蕊は10個ですが紫色の花糸が合着して雄蕊筒を作りその中に筒より短めの雌蕊が付いています。

 

畑地の林縁にスイカズラ(吹葛)が多く咲いていました。スイカズラ科の半常緑つる性木本で花は咲き始めは白く、次第に黄色くなり、2個づつ並んで付くのも面白い。

 

片倉つどいの森公園の広場でもヤセウツボが出ており、畑地ではカボチャの花が咲いていました。

湯殿川や片倉つどいの森公園等でオオキンケイギク(大金鶏菊)が沢山咲いていました。北アメリカ原産の帰化植物でキク科の多年草。特定外来生物に指定され栽培、運搬、販売等が禁止されています。

 

その他に

道端でムラサキツユクサの白花と紫色の花が

片倉城跡公園でセイヨウシャクナゲが

カルミアの1品種が咲いていました。北アメリカ東部を原産とするツツジ科の常緑樹で庭や公園に植栽される。金平糖に似た蕾が特長的で色が濃く花より綺麗な品種もある。

最後に今日出会った蛾はシャクガ科ヒメシャク亜科のフタナミトビヒメシャクです。開張20mm前後の小さな蛾です。

以上


2024年 番外:国立昭和記念公園:花見とオオミズアオ(大水青:蛾の1種)等

2024-04-12 17:14:11 | 花と蛾

まだ見られるかなと思い毎年行く国立昭和記念公園へ花見に出かけました。

サクラは「旧桜の園」、「桜の園」でチューリップが渓流公園で充分観賞でき、「こもれびの丘」では山野草まで観賞できました。

桜と菜の花とホトケノザとチューリップ:なかでもチューリップが色とりどりで大変綺麗でした。

   

なお、「花の丘」には一面にネモフィラが植栽されており、今はまだチラホラですがシーズンには一面見事な青色に染まることでしょう。また来てみよう。

「こもれびの丘」では多くの山野草が咲いていました。

白花のイカリソウとイカリソウ(碇・錨草:メギ科の多年草)

 

ホウチャクソウ(宝鐸草:ユリ科の多年草)

ヒトリシズカ(一人静:センリョウ科の多年草)

チゴユリ(稚児百合:イヌサフラン科の多年草)

シュンラン(春蘭:ラン科の多年草)

自生ではなく植栽だと思いますがオキナグサ(翁草:キンポウゲ科の多年草)

 

薄い青色のジュウニヒトエと白色のジュウニヒトエ(十二単:シソ科の多年草)

ミツバツツジ(三つ葉躑躅)

オトコヨウゾメ(スイカズラ科の落葉低木。漢字・名前の由来不明)

 

草に止まっていた多分羽化したばかりでしょう新鮮なオオアオミズ(大水青)が見つかりました。久し振りの出会いです。ヤママユガ科の蛾で開帳80~120mmにもなる大きく綺麗な蛾です。ご参考に羽を広げた写真を挙げておきます。

ご参考:2008.06.28撮影

以上