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八王子市のお散歩日記

自然豊かな八王子市内をお散歩しながら植物・昆虫・野鳥等を日記で綴る

2022年 片倉城跡公園近辺:キキョウソウ(桔梗草)、ノビル(野蛭)等

2022-05-31 19:38:25 | 野鳥、昆虫、花

片倉城跡公園近辺のお散歩です。

小比企の畑地でキキョウソウが咲き始めました。キキョウソウ(桔梗草)は南北アメリカ原産の帰化植物でキキョウ科・キキョウソウ属の1年草。キキョウに似た花で下から咲きあがる。別名ダンダンギキョウ(段々桔梗)。先日、街中で同じキキョウ科・キキョウソウ属の1年草であるヒナキキョウソウ(雛桔梗草)が咲いていましたが、キキョウソウより花が小さいですがよく似ています。違いはヒナキキョウソウは種子が出る隙間が果実の上方にあり、キキョウソウは果実の中央にある。また、キキョウソウの葉は茎を抱く。なお、ヒナギキョウはキキョウ科ヒナギキョウ属の多年草で別物。

 

ツユクサ(露草)も咲き始めていました。このブルーが何とも言えず綺麗ですね。

湯殿川沿いでは

ノビル(野蒜)も咲き始めです。ノビルはヒガンバナ科ネギ属の多年草でこの湯殿川の土手には沢山生えています。花序には花は少なくムカゴ(珠芽)が多い。ムカゴだけのものも多い。球根は食される。

コスモスが沢山芽生えていて小さいのにもう花を付けているものがありました。

アレチハナガサ(荒地花笠)も咲いています。南アメリカ原産の帰化植物。クマツヅラ科・属の多年草でこれも湯殿川の河川敷に沢山生えています。

 

片倉城跡公園では

トチノキとベニバナトチノキには若い果実が出来ています。ベニバナトチノキの果実には棘があるのが違いです。

トチノキの若い果実

ベニバナトチノキの若い果実

蕾状態のものは

小比企の林縁にヤマブドウ

 

八王子みなみ野の街路樹のシナノキ

 

湯殿川尾沿いでウマノスズクサにジャコウアゲハの幼虫が大小沢山で葉を食べていました。そのうち葉がなくなるのではないかと心配です。

 

今日もカルガモの親子に出会いました。コガモの数は何羽かわかりませんでした。

新鮮なテングチョウに出会いました。

片倉城跡公園の池には今日もメダカが泳いでいます。

片倉城跡公園の林下で

オニノヤガラが7本に増えていました。

  

花はラン科の花特有の面白い形をしているので名前を付けて見ました。左右の側萼片と上部の背萼片が合体して壺型になっています。その内側に側花弁が2個付き全体として5裂しているように見える。中には縁が黄色い唇弁とその上に丸い葯があります。距はありません。

以上


2022年 長沼公園:ネジキ(捩木)、ツルアリドオシ(蔓蟻通し)等

2022-05-29 14:37:03 | 花と昆虫

5月28日。長沼公園への途中の緑地でここでもオニノヤガラが出ており、オランダカイウが咲いていました。

オニノヤガラは小宮公園や片倉城跡公園でも出ていたのですが、この緑地で昨年下草を刈った場所に1本出ていました。今年はオニノヤガラの当たり年のようです。

湿地にはオランダカイウ(阿蘭陀海芋)が咲いていました。オランダカイウは南アフリカ原産の帰化植物で、サトイモ科オランダカイウ属の常緑多年草で別名カラー、湿地を好みます。白い部分は仏炎苞でその中にある黄色い部分が肉穂花序といって小花が密生しています。

 

長池公園では

あちこちでサイハイランが咲いており丁度見ごろです。

 

ヤブデマリは果実になっています。

尾根筋では

ネジキは花が終わったもの、まだ咲いているもの、昨年の果実が残っているもの等種々の形でありました。ネジキ(捩木)はツツジ科ネジキ属の落葉小高木で下向きに壺型の白い花を咲かせ、果実は上向きになります。

下から見上げたネジキの花

 

前年の果実

ナツハゼは花が終わっており若い果実になっていました。

また、ツルアリドオシは丁度見ごろで昨年より花が増えた感じがします。ツルアリドオシ(蔓蟻通し)はアカネ科ツルアリドオシ属のつる性常緑多年草で地面を這うように伸びます。名前は花や葉がアリドオシに似ているため。花は必ず2個付き花の株にある子房は合着しています。果実は赤く熟し、二つの子房がまとまった形で膨らむという。まだ見たことがないので見たいものです。

  

子房が合着した様子

アカショウマ(赤升麻)もあちこちに咲き始めていました。アカショウマはユキノシタ科チダケサシ属の多年草で花は白いのですが根茎が赤味を帯びるため名付けられた。

テイカカズラもあちこちで咲いており、これは大木に絡みつき満開の花です。

今日出会った昆虫は

ホシハラビロヘリカメムシ:ヘリカメムシ科のカメムシの1種で前翅に丸い斑紋があるのが特徴。

キバガ科の蛾の1種

なお、帰り道の住宅に咲いていた花

シモツケ:バラ科シモツケ属の落葉低木。花期は5~8月。

面白い花なのですが名前不明です。(多摩NTの住人様に教えていただき「ニワフジ」と判明しました。ありがとうございました。)

 

以上


2022年 片倉城跡公園:オニノヤガラ等

2022-05-26 15:53:06 | 

片倉城跡公園を散策。昨日小宮公園で見たオニノヤガラがここでも出ていました。

これ以外にも2本、合計5本出ていますが、背ばかり高くなって花はまだ咲いていません。ここは昨年まで出ていた場所とは異なりますのでまだ出て来るのを期待しよう。

先だって咲いていたカザグルマが若い果実になっていました。この果実から白い毛が出てくるはずなので、それも見てみたい。

以上


2022年 小宮公園:オニノヤガラ(鬼の矢柄)、ギンパイソウ(銀杯草)等

2022-05-25 20:48:59 | 

今日は小宮公園へお散歩です。

お花畑はポピーが満開で綺麗でした。

おながの小道にはオニノヤガラが出ていました。オニノヤガラ(鬼の矢柄)はラン科オニノヤガラ属の多年草。腐生植物です。ナラタケ菌から栄養供給を受ける菌従属栄養植物で葉緑素を持たず光合成をしません。真直ぐな形を鬼が使う矢に例えたもの。

 

他の場所では出たばかりです。

草地広場でギンパイソウ(銀杯草)が咲いていました。ナス科アマモドキ属でアルゼンチン原産の多年草。

 

イチヤクソウはまだ蕾です。

ホオノキが手の届くところに咲いていました。大きな立派な花です。

この公園のヤマボウシはどういう訳か赤い色の花が多い。

 

花壇には

ツルオドリコソウ(ラミュウム)が咲いていました。ヨーロッパ東部から西アジア原産のつる性多年草で帰化植物。

この花は名札が付いていなかったので名前不明です。(由木の住人様に教えていただき、北アメリカ原産のユキノシタ科ティアレラ属の常緑多年草ティアレラの1種と判明しました。ありがとうございました。)

 

通りがかりの小学生に四つ葉のクローバーを押し付けられましたが、通りがかりの別の小学生にあげました。

帰り道の歩道に咲いていた花、ヒメイワダレソウ(姫岩垂草)です。クマツヅラ科イワダレソウ属の多年草でペルー原産の帰化植物。地面を這うように茎が伸びるので土砂の流出や雑草の防止に利用できる。

 

以上


2022年 多摩森林科学園:オトシブミの揺籃作成、アオバズク(青葉木菟、緑葉梟)等

2022-05-25 09:22:02 | 

5月24日。多摩森林科学園の園内ガイドツアーに参加しました。青葉の季節とあって新葉を食する虫たちや鳥、花に出会いました。

まず、森の科学館前にあるエゴノキで吸蜜に来るハチや揺籃を作成中のオトシブミを観察できました。

エゴノキに吸蜜するコマルハナバチの雌

揺籃作成中のエゴツルクビオトシブミ:巻きはじめと、中間ぐらいの様子。手作業?だけで作成します。

 

その他種々の昆虫に出会いました。

蛾の幼虫2種です。

マイマイガの幼虫:まだ小さいが体長600mmぐらいまで大きくなる。

ご参考:マイマイガの雌(雄は黒っぽい):ドクガ科マイマイガ属の蛾でくるくると舞うように飛ぶ。時として大発生する。

フクラスズメ(脹雀)の幼虫

ご参考:フクラスズメの成虫:ヤガ科シタバガ亜科の蛾。

ハバチの幼虫2種:ハバチは蜂の仲間で小さなイモムシ状の幼虫が草木の葉などを食します。

エノキに付くハバチの幼虫:名称不明

オオコシアカハバチ(大腰赤葉蜂)幼虫:普通白っぽいが時に黒く金色の棘を持つものがいる。

ハムシの仲間:イモサルハムシかも?

マルウンカ:マルウンカ科・亜科の昆虫でテントウムシのように見えるウンカの仲間。

アワフキムシ(泡吹虫)の幼虫。アワフキムシの幼虫は草の枝等に排泄物を出し泡立てた巣のようなものを作りその中に過ごす。気の毒ですがその泡を取り除いたものです。

ウズクモ(渦蜘蛛)が巣を作っていました。ウズクモは巣の中心部に渦巻き状の隠れ帯を作りそこに潜む。またこのクモは唯一毒腺を持たないクモです。

林内の説明板にヒカゲチョウの蛹がありました。ヒカゲチョウの幼虫は竹・笹類を食します。蛹は普通このような目立つ場所に作らないのですが。

花は咲いているものが少なかった。

ノアザミ:花期が5~8月のアザミで他のアザミは秋に咲く。

コウゾリナ:キク科コウゾリナ属の越年草で花期は5~10月で背丈1mを越えるものがある。

サンショウバラ(山椒薔薇):バラ科・属の落葉小高木。別名ハコネバラ(箱根薔薇)。日本固有種で富士・箱根地区に分布する。絶滅危惧Ⅱ類。葉は奇数羽状複葉でサンショウの葉に似ています。

 

クサイチゴの大きな赤い果実が目立ちました。

 

ヤブレガサの蕾に虫えい(虫こぶ)が出ていました。名前は不明です。

先日咲いていたシナアブラギリには若い果実が出来ていました。

第2樹林園内で

アオバズクに出会いました。アオバズク(青葉木菟、緑葉梟)は体長30cm弱の小さな梟の仲間でよく社寺林の樹洞で営巣するのが見られます。毎年湯殿川の上流で観察しますが、ここでも出会えたのはラッキーでした。

なお、森の科学館裏の池でモリアオガエルの古い卵塊がありました。毎年産卵するとのことでした。

帰り道、南浅川へサイカチが咲いていないか見に行ったところちょうど咲き始めていました。

サイカチ(皁莢)はマメ科ジャケツイバラ亜科サイカチ属の落葉高木で別名カワラフジノキ。幹に特徴的な棘が出来る。黄色い五弁花を咲かせ満開時にはシャワーのように花弁が落下することから、ゴールデンシャワーとも呼ばれる。

  

ご参考:サイカチの幹の棘

以上