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八王子市のお散歩日記

自然豊かな八王子市内をお散歩しながら植物・昆虫・野鳥等を日記で綴る

2021年 ソバナ(蕎麦菜)、コバギボウシ(小葉擬宝珠)等

2021-07-31 14:19:46 | 

片倉城跡公園の散策です。

片倉城跡公園の上の畑のヒマワリが満開になりました。残念ですが一部倒れてしまっています。

   

キジが片倉つどいの森公園の広場を走って横切り向こうの畑へ行きました。飛ぶより走る方が目立たないから走るのでしょうか?しかし、いざというときはよく飛びます。湯殿川を飛んで渡るのを見たことがあります。遠くからの撮影ですが。

片倉城跡公園の林下ではソバナが咲いていました。だいぶ前から咲いていたようですが、暗い場所で咲いていたので気が付かなかったようです。ソバナはキキョウ科ツリガネニンジン属の多年草で花期は8~9月頃。花の萼片は披針形で雌蕊は花から突出しない。よく似たツリガネニンジンは、花の萼片が線形で花柱が花冠から突出する。

 

湿地ではコバギボウシが見頃です。コバギボウシはキジカクシ科ギボウシ属の多年草で日当たりのよい湿地に生え、花期は7~6月で花の内側に濃紫色の筋があります。

 

キツネノマゴが咲いていました。キツネノマゴ(狐の孫)はキツネノマゴ科・属の1年草で花は背が低くて小さく目立たないが名前が面白い。しかし、その名が付いた理由は不明です。

ゲンノショウコも一輪咲いていました。ゲンノショウコ(現の証拠)はフウロソウ科・属の多年草。花期は7~10月で秋の花という感じがする花です。日本古来の薬草で「現に良く効く証」という意味。

ヒオウギはもう終盤です。

ムサシアブミの果実です。この果実も熟すと赤くなり綺麗です。

先日計測し損ねた黄色いコバノカモメヅル?を計測しました。大きさは13~15mmぐらいで少し小さめで茶色がかっていますがジョウシュウカモメヅルの白花種(シロバナカモメヅル)だといえます。この場所近辺にはコバノカモメヅル、ジョウシュウカモメヅル、ジョウシュウカモメヅルの白花種が混在しているようです。

以上


2021年 サジガンクビソウ(匙雁首草)、アオギリの果実(その後)等

2021-07-30 20:01:25 | 

今日は朝から雷雨、午後になって止んで比較的涼しくなったので長沼公園方面へのお散歩です。

長沼公園から見た入道雲

長沼公園へ行く途中の街の道でコニシキソウが咲いていました。コニシキソウ(小錦草)はトウダイグサ科ニシキソウ属の1年草で北アメリカ原産の帰化植物。明治中期に渡来し従来からあるニシキソウを駆逐し市街地等で繁殖している。地面を這うように広がり花期は6~9月と長い。葉の中心部には赤紫色の斑紋があり、花は小さく虫眼鏡で見なければわからないくらいです。

 

住宅の庭木等でミンミンゼミが鳴いていました。他にもアブラゼミ、ニイニイゼミ、長沼公園等の林ではヒグラシが盛んに鳴いていましたがヒグラシはなかなか見つけられず撮影できませんでした。

長沼公園ではあちこちに特に野猿の尾根でサジガンクビソウが沢山咲いていました。サジガンクビソウ(匙雁首草)はキク科ヤブタバコ属の多年草で山地の道端など乾いたところに生える。花期は6~10月で枝先に8~15mmの頭花を下向きに1個ずつつける。似た花にヒメガンクビソウがあるが頭花が4mmぐらいと小さい。

 

1本の茎に沢山の枝が出て花も多く5個も付いているものがありました。

花を拡大すると

少し下方から撮影すると

 

シラヤマギクが早くもは咲き始めていました。

 

ツルアリドオシに果実が1個出来ていました。赤く熟すのが楽しみです。

帰り道にアオギリの果実がその後どうなっているか見てきました。ずいぶん大きくなっていました。

  

ご参考:7月17日に撮影した果実。

もう一つついでにモミジバフウの果実

以上


2021年 ヤブムグラ(薮葎)、アズマカモメヅル(東鴎蔓)? 等

2021-07-28 20:16:11 | 

片倉城跡公園の散策です。

林下にヤブムグラ(薮葎)が咲いていました。ヤブムグラはアカネ科ヤエムグラ属の多年草。関東平野南部(千葉県、東京都、神奈川県)にのみ自生する希少種で環境省の絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています。花期は7~8月で茎は細くて、1~1.5cmぐらいの尖った長楕円形の葉が4~5枚輪生し、茎の先や葉の葉腋から出る短い花序に1~2mmぐらいの小さな4弁の花を数個まばらに付けます。花柄は分岐しとても細長いのが特徴です。とても小さな花なので撮影に苦労しましたが御覧ください。

ヤブムグラ:小さな白い点々が花です。

小さく撮影しずらいので、また大きさを分かるようにと手で持って撮影しました。

花の拡大です。

 

今年も薄緑色のコバノカモメヅルが咲きました。

 

ご参考に次の写真は2019年に高尾山の一丁平防火帯で咲いていて、皆さんがアズマカモメヅルといっていたものです。

これがアズマカモメヅルなら片倉城跡公園のものもアズマカモメヅルでいいのでしょうか?

ネットで探すとコバノカモメヅルの白花種(白花といってもこの写真のように薄緑色にみえます)をアズマカモメヅルと呼ぶとのことで花の根元が茶色になっているものはありませんでした。このように根元が茶色がかっていてもアズマカモメヅルでいいのでしょうか?

また、コバノカモメヅルの変種で花が大きくて白いものはシロバナカモメヅルというようです。するとシロバナカモメヅルはジョウシュウカモメヅルの白花種ということになるのでしょうか?

何かこんがらがって分からなくなりました。ともかく花の大きさを測っておけばよかったと反省。

近くに咲いていたコバノカモメヅル:これは明らかに小さいのでコバノカモメヅルでジョウシュウカモメヅルではありません。

ミョウガの花もまだ咲いていましたし、キツネノカミソリは多く見ごろになっています。

ミョウガ

湿地で吸水していたアオスジアゲハ

以上


2021年 ソクズ、ノリウツギ(糊空木)

2021-07-28 13:16:13 | 

7月26日に小仏川沿いに咲いていた花の追加です。

ソクズ(そくず)が小仏川の河原に咲いていました。ソクズはガマズミ科ニワトコ属の多年草で山野や人家の側に生える。花期は7~8月で花に蜜はなく、花序のところどころにある黄色い腺体に蜜をためるというのが面白い。 ちょうどアリ(蟻)が腺体に来て吸蜜していました。

  

腺体に吸蜜するアリ

人家の庭にノリウツギも咲いていました。ノリウツギ(糊空木)はウツギの名前が付いているが、見かけの通りアジサイの仲間でアジサイ科(ユキノシタ科)・属の落葉低木。花期は7~9月で枝の先に小さな白い両性花が円錐状に付き、その周りに花弁3~4枚の装飾花が混ざる。名前は和紙を漉く際の糊に樹液を利用したことによる。

 

以上


2021年 オニルリソウ(鬼瑠璃草)、イケマ(生馬、牛皮消)等

2021-07-27 10:20:08 | 花と昆虫

7月26日、明日は台風接近ということなので、今日はオニルリソウやイケマが見たくなり、小仏川~日影沢林道あたりを散策してきました。

まず小仏川沿いでは

メハジキがすっかり果実に変わっていました。随分多くの種子が出来そうで駐車場のような地面がこんな硬い場所で毎年繁殖しているのが理解できます。

キササゲの大木が駒木野公園にあるのですが、畑地にキササゲの幼木があり花を身近に見ることが出来ました。

 

駒木野公園近くでは

フジカンゾウが咲いていました。少し早い気がするのですが枝の下方には果実も出来ていました。

ミズタマソウの群落がありました。ミズタマソウ(水玉草)はアカバナ科ミズタマソウ属の多年草で山野の木陰に生える。なぜ「水玉」かわからないそうですが、花の下に付く子房には腺毛が多く付き、それが光って水玉のように見えるからではないでしょうか?似た花にウシタキソウがあるが葉の形が違います。

 

あちこちにハグロソウが咲いていました。

センニンソウとボタンヅルも咲いています。両者はよく似ていますが葉の形が違います。

センニンソウ(仙人草)

ボタンヅル(牡丹蔓)

人家の庭にミソハギが植わっていました。

 

道々キリギリスが盛んに鳴いていましたが、なかなか見つからずやっと撮影したのは雌でした。

畑にホオズキが多く植えてありました。珍しいのであげておきます。

 

林道では

アゲハチョウがあちこちで吸水していました。

クロアゲハ

カラスアゲハ

採集者が捨て置いたのか?モンキアゲハが葉の上に置いていありました。

目的のオニルリソウはあちこちに咲いていました。枝の下方から咲き上がるのですが、下方は果実になっていて咲いているのは枝先なのでもう終盤です。なんとか間に合ってよかった。オニルリソウ(鬼瑠璃草)はムラサキ科オニルリソウ属の越年草で7~8月に小さな綺麗な瑠璃色の花を付けます。

オニルリソウの花と果実

   

イケマは丁度見ごろでした。イケマ(生馬、牛皮消)はキョウチクトウ科イケマ属のつる性多年草で山地の林縁などに生えます。イケマはアイヌ語で「大きな根」という意味で古くから生薬として使用された。球状の散形花序を付け黄緑色の花冠は深く5裂しもう少しすると反り返る。花弁にあたる内側の副花冠は白い。イケマはこの花のように立派に開花するのですが、よく似たコイケマはほとんど開花しません。

  

林道から少し外れた場所にハクウンランが咲いており、これも見頃でした。ハクウンラン(白雲蘭)はラン科ハクウンラン属の多年草で花期は7~8月。白い唇弁が大きくて目立つ。朝鮮半島の白雲山で初めて採集されたことにより名付けられた。

    

帰り道で人家にトケイソウが咲いていたので、先般掲載したパッションフルーツの花との比較をしてみました。よく似ているのですが若干違います。

トケイソウ

パッションフルーツ

以上