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八王子市のお散歩日記

自然豊かな八王子市内をお散歩しながら植物・昆虫・野鳥等を日記で綴る

2022年 多摩森林科学園:ヤハズアジサイ(矢筈紫陽花)、種々の果実等

2022-06-21 19:58:31 | 野鳥、昆虫、花

5月24日以来久し振りの多摩森林科学園への訪問です。さすがこの時期花は少なかった。

まず、第1樹林園でヤブレガサ(破傘)が咲いていました。キク科ヤブレガサ属の多年草で花よりも芽吹きの頃のすぼめた傘のような姿で知られています。頭花は約10個の管状花からなり総苞は淡緑白色で5枚の総苞片からなり筒状です。

第2樹林園ではヤハズアジサイ(矢筈紫陽花)が咲き始めていました。矢筈とは矢の末端で弓の弦にあてる部分のこと。葉の先端が二つに分かれることから来ています。分布は紀伊半島、四国、九州でこれは植栽です。

ヤハズアジサイの葉

花は小さな花を多数つけ、装飾花は緑白色のものが少し付きます。この写真で1個咲いているのが装飾花です。

オオバジャノヒゲが樹木の根っ子に

第3樹林園等にオカトラノオが

 

虫こぶが2種見つかりました。

エゴノネコアシ:エゴノネコアシアブラムシによってエゴノキに形成される虫えいで猫の足に似ているという。最初閉じているが成虫が出るときには先端が小さく裂開します。

シラキメタマフシ:シラキメタマバエによりシラキに形成される虫えいです。

果実では第1樹林園で

ルイヨウボタンの果実

第2樹林園で

サンショウバラの果実:サンショウバラはバラ科・属の落葉小高木で別名ハコネバラ。富士箱根地区に分布し不老山のサンショウバラの丘が有名でここのは植栽です。花は最初赤いが次第に白くなる一日花。葉の形や幹枝には鋭い棘がありサンショウに似ている。果実の棘も目立つ。

 

シナアブラギリの果実

第1樹林園で

コバノヒノキシダの葉裏に胞子濃が出来ていました。

第2樹林園で

オオイタチシダの葉裏に胞子濃が出来ていました。

コケシノブ科アオホラゴケ属のシダ植物であるウチワゴケですが、前回来た時には乾いていて消えたようだったのが梅雨に入り復活していました。

フサザクラの葉です。今まで花に気を取られて葉をじっくり見たことがなかったのですが、所々伸びて長くなっている鋸歯が面白い葉です。

第3樹林園では

ケンポナシ(玄圃梨)の蕾:クロウメモドキ科ケンポナシ属の落葉高木で果実は梨の味がする。熟した果柄をテンポ(手棒)に見做した名前。花は淡緑色で花期は6~7月。これから咲くようですが高い樹上にしか蕾がないのでうまく撮影できるか?

見返り通りから見たマタタビの葉が白くなって綺麗です。この時期花が咲くのですが遠すぎて撮影できません。

今日出会った昆虫、動物は

第1樹林園でホタルガ:マダラガ科ホタルガ亜科の蛾で6~7月と9月に出現し日中に飛び低地でも見かける。遠くにいたのでピンボケですが悪しからず。

第3樹林園入り口あたりで多数飛び交っていたムラサキシジミ。翅表の紫色は綺麗です。

 

釣舟草通りで大きな青大将に出会いました。

第2樹林園で今日もアオバズクが1羽ジッと樹上に止まっていました。子供たちはまだ巣立ちしていないようです。

帰りに寄り道して陵南公園に行きホルトノキの葉裏で面白い昆虫に出会いました。多分キマダラカメムシの羽化したての幼虫だと思います。羽化後しばらくは集団生活をします。幼虫に囲まれた白いものは卵の抜け殻でしょう。なお、ホルトノキの花はまだ堅い蕾(次の写真の左方に見える)です。

 

以上

 


2022年 片倉城跡公園近辺:キキョウソウ(桔梗草)、ノビル(野蛭)等

2022-05-31 19:38:25 | 野鳥、昆虫、花

片倉城跡公園近辺のお散歩です。

小比企の畑地でキキョウソウが咲き始めました。キキョウソウ(桔梗草)は南北アメリカ原産の帰化植物でキキョウ科・キキョウソウ属の1年草。キキョウに似た花で下から咲きあがる。別名ダンダンギキョウ(段々桔梗)。先日、街中で同じキキョウ科・キキョウソウ属の1年草であるヒナキキョウソウ(雛桔梗草)が咲いていましたが、キキョウソウより花が小さいですがよく似ています。違いはヒナキキョウソウは種子が出る隙間が果実の上方にあり、キキョウソウは果実の中央にある。また、キキョウソウの葉は茎を抱く。なお、ヒナギキョウはキキョウ科ヒナギキョウ属の多年草で別物。

 

ツユクサ(露草)も咲き始めていました。このブルーが何とも言えず綺麗ですね。

湯殿川沿いでは

ノビル(野蒜)も咲き始めです。ノビルはヒガンバナ科ネギ属の多年草でこの湯殿川の土手には沢山生えています。花序には花は少なくムカゴ(珠芽)が多い。ムカゴだけのものも多い。球根は食される。

コスモスが沢山芽生えていて小さいのにもう花を付けているものがありました。

アレチハナガサ(荒地花笠)も咲いています。南アメリカ原産の帰化植物。クマツヅラ科・属の多年草でこれも湯殿川の河川敷に沢山生えています。

 

片倉城跡公園では

トチノキとベニバナトチノキには若い果実が出来ています。ベニバナトチノキの果実には棘があるのが違いです。

トチノキの若い果実

ベニバナトチノキの若い果実

蕾状態のものは

小比企の林縁にヤマブドウ

 

八王子みなみ野の街路樹のシナノキ

 

湯殿川尾沿いでウマノスズクサにジャコウアゲハの幼虫が大小沢山で葉を食べていました。そのうち葉がなくなるのではないかと心配です。

 

今日もカルガモの親子に出会いました。コガモの数は何羽かわかりませんでした。

新鮮なテングチョウに出会いました。

片倉城跡公園の池には今日もメダカが泳いでいます。

片倉城跡公園の林下で

オニノヤガラが7本に増えていました。

  

花はラン科の花特有の面白い形をしているので名前を付けて見ました。左右の側萼片と上部の背萼片が合体して壺型になっています。その内側に側花弁が2個付き全体として5裂しているように見える。中には縁が黄色い唇弁とその上に丸い葯があります。距はありません。

以上


2022年 片倉城跡公園近辺:マガモ(真鴨)、アトジロエダシャク(後白枝尺)等

2022-03-12 16:18:58 | 野鳥、昆虫、花

片倉城跡公園にアトジロエダシャク(後白枝尺)がいました。あまり綺麗に撮影できませんでしたがご容赦ください。姿はヤガに似ていますが、枝尺蛾で名前の通り後翅(前翅に隠れて見えない)が白いので名付けられた。3月から4月にかけて出て来る普通の蛾で街灯によく集まります。

カイコバイモ(甲斐小貝母):遠くですが咲いているのがありました。

石橋入緑地の池に、この辺りではあまり見かけないマガモのペアがひっそりといました。なぜこんな暗くて茶色く濁った汚い池に来たのでしょうか。

以上


2022年 クロテンフユシャク(黒点冬尺:冬尺蛾の1種)

2022-01-28 15:46:21 | 野鳥、昆虫、花

片倉城跡公園に今日は冬尺蛾の1種クロテンフユシャクがいました。前にウスバフユシャクがいてご参考にクロテンフユシャクを挙げましたが、今日は逆でご参考にウスバフユシャクを挙げておきます。

クロテンフユシャク

ご参考:よく似たウスバフユシャク

畑地にはオオイヌノフグリが沢山咲いていました。

オオイヌノフグリの中にアメリカフウロの紅葉したロゼット葉が混じっていました。皆春を待ちかねているようです。

今日の野鳥はアオジです。小群で餌を漁っていました。

以上


2022年 長池公園:アサギマダラの幼虫、冬芽等

2022-01-25 18:50:01 | 野鳥、昆虫、花

1月24日。久し振りの長池公園散策です。

築池にはカルガモ以外にマガモの群れがいました。水浴びなどをしてゆったりと過ごしていました。

マガモの雄

 

マガモの雌

鳥では他にシロハラが1羽いました。

中央園路のキジョランの葉にアサギマダラの小さな幼虫が沢山いました。こんな1cmにも満たない小さな体で冬を過ごせるのでしょうか?無事成虫になることを祈ります。葉に空いている小さな穴は幼虫の食痕です。丸く食べるのが面白い。

  

花は田圃の畔でウグイスカグラが咲いているだけでした。

自然館の中庭にはハナミョウガに果実が鳥にも食べられずに沢山が付いていました。私は高尾山で見たことがありますが果実は少ししか付いていませんでした。中庭にあるため鳥が近づけなかったせいでしょうか?

 

あとは冬芽です。

自然館の周りにあるヤブサンザシ(薮山査子):スグリ科・属の落葉低木で雌雄別株。花期は4~5月で果実は液果で10~11月に赤く熟す。冬芽は鱗芽で葉痕は三日月形。

 

マンサクの冬芽:葉芽は鱗芽で芽鱗は2個。1個が取れかかっている。傍に副芽(予備芽)がある。丸いのは花芽で葉痕は半円形~三角形。維管束痕は3個。

外周には

オオバヤシャブシ(大葉夜叉五倍子);カバノキ科ハンノキ属の落葉小高木で花期は3~4月で雌雄同株、雌雄異花。赤いのが雌花穂で緑色の大きいのが雄花穂。普通、雌花穂の上に葉芽が付くが取れたのかここでは見えない。代わりに側芽を付けました。葉芽と目花穂は鱗芽で雄花穂は裸芽。黒く丸いのは果実殻。葉痕は三角形で維管束痕は3個。

 

側芽と葉痕

キブシの花芽

なお、羊歯のイヌガンソク(犬雁足)の胞子葉と思われるものがありましたので挙げておきます。間違っていればご指摘ください。

ながいけの道では

メギ(目木:別名コトリトマラズ、コトリスワラズ、ヨロイドオシ):メギ科・属の落葉低木で花期は4~5月。果実は赤く熟すが小鳥には好まれない。トゲがあるため別名のとおりなのかもしれません。冬芽は芽鱗で小さい。傍には鋭い棘が付いています。

   

クロモジ

なお、ミツバウツギの果実から種子が覗いているものがありましたので挙げておきます。

最後に姿池では

柳の1種、ネコヤナギ、バッコヤナギ、フリソデヤナギのどれかでしょうか?

ハンノキ(榛の木):カバノキ科ハンノキ属の落葉高木で雌雄同株で雌雄異花。花期は2~3月で尾状の雄花序が2~3個下垂して付く。果実は鞠果状になり翌年まで残る。写真は雄花序と果実殻。果実殻の右方にあるのが葉芽。

 

以上