長沼公園へ行く途中にナガエコミカンソウがまだ咲いていました。小さなミカンのような果実が生っていますが、枝の後ろ(下)にまだ白い花が咲いているのが見えます。
長沼公園ではオオバトンボソウが一輪だけ咲き残っていました。18日に来たときはまだ青い蕾だったのですが、来るのが遅かったようです。一輪でも咲き残っていたのはラッキー。
サジガンクビソウの小群落がありました。まだ蕾ですがこちらは花を見落とさないように見に来よう。
サジガンクビソウの蕾
以上
長沼公園へ行く途中にナガエコミカンソウがまだ咲いていました。小さなミカンのような果実が生っていますが、枝の後ろ(下)にまだ白い花が咲いているのが見えます。
長沼公園ではオオバトンボソウが一輪だけ咲き残っていました。18日に来たときはまだ青い蕾だったのですが、来るのが遅かったようです。一輪でも咲き残っていたのはラッキー。
サジガンクビソウの小群落がありました。まだ蕾ですがこちらは花を見落とさないように見に来よう。
サジガンクビソウの蕾
以上
片倉城跡公園の湿地に今咲いている花達です。
タカサブロウが咲き始めていました。タカサブロウ(高三郎)はキク科タカサブロウ属の1年草で湿り気のある道端などに生え花期は8~9月。
チダケサシも咲き始めています。チダケサシ(乳茸刺)はユキノシタ科チダケサシ属の多年草で湿った草原などに生え花期は7~8月。チチタケというキノコを採った時この茎に刺して持ち帰ったという。
テングクワガタ(訂正:オオカワヂシャ)が菖蒲田に一株だけ咲いていました。私は初見で自信がありませんが違っていればご教示ください。(7月1日訂正。由木の住人さんにご指摘いただきました。オオカワヂシャ(大川萵苣:ヨーロッパからアジアにかけての原産の帰化植物)が正解のようです。共に同じオオバコ科・クワガタソウ属で花はそっくりですが、オオカワヂシャの葉は長楕円形~披針形で、テングクワガタの葉はもっと短く丸い(卵形または楕円形)のが違います。)
ヤブカンゾウも咲き始めていました。
草刈りでいったん消えたミゾカクシとミゾホオズキが復活してまた咲いていました。
ミゾカクシ
ミゾホオズキ
花の数がずいぶん増えたミゾソバ
アゼナも数が増えまだ咲いています。
あと、コバギボウシも咲いていましたが電池切れで撮影できませんでした。
ウワミズザクラの果実が赤く熟していました。
以上
あちこちでマヤランの開花が報告されているので片倉城跡公園でも咲いていないか見に行きました。1輪だけ咲いていました。マヤラン(摩耶蘭)はラン科シュンラン属の腐生植物で神戸の摩耶山で最初に発見された。この辺りでは高尾山にもあるが、むしろ平地の公園などの方が多い。
あとはまだ蕾です。これからどんどん咲くでしょう。
シャクジョウソウが果実になっていました。最初下を向いて咲いていたのが、次第に上向きになり果実になるとまっすぐ上を向いていました。
サツマチドリがまだ咲いていました。
シオデの雄花も咲いています。
ウツボグサです。
道端にハゼランが咲いていました。ハゼランはハゼラン科・属の1年草で西インド諸島の原産の帰化植物。花期は長く夏~秋でランと名が付くがラン(蘭)ではありません。この花は午後に2~3時間ぐらいしか咲かないので別名三時花、午後花、三時草ともいわれる。丸い形の蕾や果実で見られることが多いので線香花火を連想して名付けられた。このことから花火草、江戸の花火などともいわれる。
一昨日、コクランを掲載しましたが写りがよくなかったので、一眼レフで撮影しなおしてきました。
以上
西部北野台にあるアオギリの花が咲き始めました。アオギリ(青桐、梧桐)はアオイ科アオギリ属の落葉高木で中国南部、東南アジア原産で多くは街路樹や庭木として植えられたもの。雌雄同株で一つの花序に雄花と雌花が入り交じり、小さな花を群生するが花弁はない。花弁に見えるものは萼片で5個ある。巻き上げっているのがそれです。私の小学校の校舎脇に植えられていて2階の教室から船状の心皮が大きくなったものの縁に種子が付き、それを採って遊んだものです。8月にはその果実が出来るとのことなので、また見てみたいものです。
国道16号バイパスの側道にアオツヅラフジの雄株があり雄花が咲いていました。アオツヅラフジ(青葛藤)はツヅラフジ科アオツヅラフジ属のつる性落葉木本で雌雄別株。花期は7~8月で10~11月に綺麗な青色に熟すが有毒。ご参考までに雌花と果実の写真を掲載しておきます。
ご参考:雌花
ご参考:果実
先日、イヌドクサを掲載しましたが、今日は西部北野台の住居の庭先にトクサがありました。枝がなく茎も随分太い。
ネズミモチが花を一杯つけています。
ネムノキも咲いています。
クズの葉に虫こぶが出来ていました。クズトガリタマバエよって葉に形成された虫こぶで、球形で先が尖っています。クズハトガリクズハトガリタマフシといいます。
最後に別途撮影したコクランを掲載しておきます。コクラン(黒蘭)は小型の地生蘭の1種でクモキリソウ属の多年草。花期は6~7月。小さな紫色の地味な花を付けますが、暗い林内に生えるため撮影に苦労します。私は3脚を使わないので今回はやむを得ずストロボを焚きました。
以上
6月24日の南高尾散策のその2:(三沢峠~西山峠~入沢川~梅の木平~高尾山口~駒木野庭園)です。
三沢峠を出ると枯れたヤマザクラにキノコが取り付いているのが見られました。すごい量です。これで養分を吸い取られて朽ちてしまうのですね。
オニドコロの雄花が咲いていました。オニドコロ(鬼野老)はヤマノイモ科・属で雌雄異株の多年草です。根茎は食べられません。
南高尾ではボランティアの人達が路や休憩所の整備をされていますが、その人たちが作った丸太のベンチにはこんな木彫りもあります。
西山峠から入山川方面へ下ると
ウリノキに果実が出来ていました。
入山川沿いでは白いドクダミの花が目立ちますが
ところどころにキツネノボタンが咲いていました。
キツリフネも沢山咲いています。キツリフネ(黄釣船)は早くて8月頃から、普通9月頃から咲くのかと思っていましたがこんなに沢山咲いているとは思いませんでした。
シマヘビの出現にはびっくりしました。
国道20号沿いでは
地面にびっしり生えたゼニゴケに小さな林のように雌器が林立しており面白い風景でした。
歩道橋の下に思いがけずビロードモーズイカが二株生えていました。ビロードモーズイカ(天鵞絨毛蕊花)はゴマノハグサ科モウズイカ属で地中海沿岸原産の帰化植物の多年草。花期は8~9月。黄色い花がびっしり咲くと綺麗でしょう。
近くにはタケニグサも咲いていました。タケニグサ(竹似草)はケシ科タケニグサ属の多年草で荒地などに生えます。白い花を多数つけますが花弁がなく、白い花弁のように見えるのは萼片で開花と同時に萼片が落ちて、花には多数の糸のような雄蕊と雌蕊が1個あります。面白い花ですね。
これも近くにコマツナギそっくりの花が咲いていました。しかし、コマツナギよりずっと大きく2mぐらいあります。キダチコマツナギ(木立駒繋ぎ)で中国原産の落葉小低木です。
最後に駒木野庭園へ立ち寄りました。
庭園には今種々の紫陽花が花盛りで綺麗。蓮の花や桔梗も咲いていました。
その庭園樹にキササゲがあり綺麗な花が咲いていました。キササゲ(木大角豆)はノウゼンカズラ科キササゲ属の落葉高木。中国原産で古くから栽培され花期は6~7月。果実は線形で垂れ下がる。この果実が野菜のササゲ(大角豆)の実に似ているから名付けられた。果実を乾燥したものはしじつ(梓実)という漢方の生薬となる。
ご参考:キササゲの果実
また、駐車場の側にメハジキも沢山咲いていました。メハジキ(目弾き)はシソ科メハジキ属の1~越年草で田舎では荒地などに生える雑草です。別名ヤクモソウ(益母草)と呼ばれる薬草でもある。花期は7~8月。クマバチも吸蜜していました。
以上