八王子市のお散歩日記

自然豊かな八王子市内をお散歩しながら植物・昆虫・野鳥等を日記で綴る

2024年 片倉城跡公園:ヤマユリ(山百合)、シギンカラマツ(紫銀唐松)等

2024-07-06 14:02:10 | 花と昆虫

片倉城跡公園の上の畑地に夏の花ヒマワリ(向日葵)が咲いていました。

ヤブカンゾウ(藪甘草)の群落があります。

 

片倉城跡公園では

リョウブ(令法:リョウブ科の落葉小高木)が満開です。

 

八王子市の花(市花。1976年制定)であるヤマユリ(山百合)が2輪咲いていました。大部分はご覧の通りの蕾ですからこれからどんどん咲いていい香りを放つことでしょう。

 

林下で早くもシギンカラマツ(紫銀唐松)が咲いていました。他のはまだ蕾も付いていないのが大部分です。キンポウゲ科の多年草で花期は7~9月。花弁のない花で花が白く萼片が紫色であることから名付けられた。

林下では他にヤブミョウガ、ハグロソウ、ヤマホトトギス、マヤランがありました。

ヤブミョウガ(藪茗荷:ツユクサ科の多年草):ミョウガと名が付くが葉が似ているだけでツユクサの仲間です。花弁が6枚に見えますが、3枚で残りは萼片です。

 

ハグロソウ(羽黒草:キツネノマゴ科の多年草):花期は9~10月といわれていますが、ここには今多く咲いています。面白い形をした花です。

ヤマホトトギス(山杜鵑草:ユリ科の多年草):花期は7~9月で花弁が反り返るが、よく似たヤマジノホトトギスは反り返らず平開する。

今年4株目のマヤランは丁度開きかけでした。

ミズヒキ(水引:タデ科の多年草。花期は8~10月)に蕾が付いていました。

湿地では

タカサブロウ(高三郎:キク科の1年草)が2輪咲いていました。花期は普通8~9月ですからこれからです。

アオツヅラフジ(青葛藤)に若い果実が出来ていました。やがて綺麗な青色に熟します。ツヅラフジ科の落葉つる性木本。

園路でサトジガバチ(里似我蜂)が獲物を探して飛び歩いていました。アナバチ科ジガバチ亜科の蜂の仲間でジガバチの代表種。羽音が「ジガジガ」と聞こえることから名付けられたとの説あり。花の蜜や虫を食するが、蛾や蝶の幼虫を狩猟し土中の巣に運び卵を産み付ける。

以上

コメント (2)
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