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八王子市のお散歩日記

自然豊かな八王子市内をお散歩しながら植物・昆虫・野鳥等を日記で綴る

2021年 高尾の秋の花達(その1/2)

2021-09-30 20:26:06 | 

9月29日、今日は8月25日以来久し振りの高尾山登山です。コースは1号路から小仏城山まで縦走し、日影沢を高尾山口まで下山しました。咲いている花達が盛り沢山だったので2回に分けてご報告します。(その1)は小仏城山までに咲いていた花達です。

高尾山599ミュージアム前の水田にはイボクサと咲き残りのコナギが咲いていました。

イボクサ:片倉城跡公園では咲き始めでしたが、ここでは見頃です。

 

咲き残りのコナギです。

「むぎとろつたや」さん植栽のキレンゲショウマが見頃になっていました。

 

1号路に入って早々に、3羽の雛を連れたコジュケイの夫婦に出会いました。暗くて撮影できず辛うじて雛1羽を撮影しました。可愛いですね!

コクランの果実です。

山上ではキハギの咲き残りがありました。

ツチアケビの果実が残っています。ウインナーかサツマイモのようですね。

フクオウソウが咲いていました。フクオウソウ(福王草)はキク科フクオウソウ属の多年草で花期は8~9月。頭花は10~13個の舌状花からなる。

  

よく似た花でフクオウニガナも咲いていました。フクオウニガナ(福王苦菜)はフクオウソウと同じ科・属の花です。

両者の違いはフクオウソウには腺毛が多いのに、フクオウニガナにはありません。写真を見比べてください。

また、フクオウソウの葉と比べフクオウニガナの葉には切れ込みが大きい。

フクオウソウの葉

フクオウニガナの葉

4号路にアサギマダラがいました。

オクモミジハグマとカシワバハグマも咲いていました。

オクモミジハグマ(奥紅葉白熊):キク科モミジハグマ属の多年草で花期は8~10月。

カシワバハグマ:片倉城跡公園や長沼公園でも咲いています。

片倉城跡公園で咲いているタカオヒゴタイがありました。ここのはこの花の特徴である葉がバイオリンの形をしているのがはっきりわかります。片倉城跡公園では葉が食われるか破れていて良く分かりません。

山頂では萩の花に秋の蝶ウラナミシジミが吸蜜していました。

 

一丁平付近では

シモバシラが咲いています。これが枯れて冬寒くなると氷の芸術シモバシラが出来ます。

クサボタンも咲いていましたが次回にします。

ツルリンドウの花と赤い果実が同時に見られました。

 

カントウヨメナの群落がありミドリヒョウモンが吸蜜していました。

 

ジイソブが1輪だけ咲いていました。

ヤマボウシの赤い果実が目立ちます。

ミドリヒョウモンがアズマヤマアザミとタイアザミに吸蜜していました。

 

クルマアザミもありました。クルマアザミ(車薊)はノハラアザミの変種で車輪状になった葉状総苞が特徴です。

ナンテンハギも沢山開いていました。ナンテンハギ(南天萩)はマメ科ソラマメ属の多年草で花期は6~10月。花は総状に集まって付き、葉がナンテンに似ているため名付けられた。豆果が出来ていますね。

コシオガマが2株だけ咲いていました。南高尾では咲いていると聞いていたのですが、ここではまだ少ない。

 

最後にタムラソウは果実になっていました。

次回に続く

 


2021年 ハチオウジアザミ(八王子薊)?、タカアザミ(高薊)、冬鳥のコガモ飛来 等

2021-09-30 13:19:14 | 野鳥と花

9月28日今日は片倉城跡公園近辺のお散歩です。

9月27日の日記でハチオウジアザミが片倉城跡公園にもあると書きました。ハチオウジアザミは2012年に新種登録されたアザミで、タイアザミに似ているが多数の枝を出して頭花を沢山つけること、頭花が細く総苞片(花の基部を包んでいる部分)のトゲが短いこと等がその特徴として挙げられます。

多摩川の支流部だけに分布域があり、最初に発見されたのもすぐ近くの兵衛川源流とのことなので、片倉城跡公園にあってもおかしくありません。

今日、片倉城跡公園で見たところ、タイアザミに似ていますがハチオウジアザミらしきアザミがありました。

 

ご参考にやはり今日片倉城跡公園で撮影したタイアザミにをあげておきますが、このトゲと比べると明らかに短く感じます。これだけではハチオウジアザミと確定できませんが、ハチオウジアザミではないかと推定されますがどうでしょう?

タイアザミ

小比企にタカアザミも咲いていました。これもハチオウジアザミ同様、長池公園の自然館で保護されています。

タカアザミは長野県以北の本州及び北海道を分布域とする北方系のアザミで茎の高さが1~3mぐらいになるので名付けられたとのこと。花期は8~10月で花は茎の先に下向きに垂れ下がって咲きますが、これはこの種だけだとのこと。

   

タカアザミの果実

片倉城跡公園では菖蒲田で一面敷き詰めるようにイボクサが繁殖し、ごく小さな花が咲いています。今年は草取りが何回も実施されたのでっすが、さすがに水田雑草といわれるだけに強い草です。

 

この花はなにか萎んで見えますが、これからシーズンなのでもっと大きな花が咲けばいいのですが。

なお、今年は同じ水田雑草のオモダカやコナギは咲きそうにありませんが、今ミゾソバが満開で綺麗です。アキノウナギツカミはまだ蕾でした。

  

湿地にはナガバオモダカが咲いていました。この花は大分前に咲いていたのですが、この時期にまた咲きました。

ノダケもあちこちに咲いています。

栃谷戸公園の水田には今年網がめぐらされたので、撮影しにくくなっていますが、何種類かの水田雑草があります。

一面に広がったキカシグサ:ミソハギ科キカシグサ属の多年草で花期は8~10月。

  

ホソバヒメミソハギ:こちらの数は少ない。

 

サンカクイ(三角葦):カヤツリグサ科フトイ属の多年草で、よく似たカンガレイは花序に枝がない。

 

小比企の畑地にエビスグサ(夷草)が咲いていました。エビスグサはマメ科センナ属の1年草で熱帯アメリカ原産の帰化植物。花期は夏でハブ茶は今ではこの種子を煎じて使われる。

 

湯殿川に早くも冬の使者コガモが16羽やってきて食事をしていました。早いですね。

 

以上


2021年 ギンリョウソウモドキの果実、アキザキヤツシロラン等

2021-09-27 20:44:52 | 

今日は長沼公園方面へのお散歩です。

長沼公園では

殿が谷戸のギンリョウソウモドキ(別名アキノギンリョウソウ)に果実が出来ていました。ギンリョウソウの果実は横向きに付くのに対し、ギンリョウソウモドキの果実は上向きに付きます。

 

ご参考:ギンリョウソウの果実(高尾山冨士道)

ヤブマメがあちこちに咲いています。

ノササゲも咲いていました。

ツリフネソウが沢山咲き蛾や虻が吸蜜しています。

霧降の道では

スズメウリがまだ咲いていますが、果実が沢山出来ていました。若いのでまだ緑色ですが熟すと白くなります。

 

アカネが沢山咲いています。若い果実が少し出来ています。

 

キバナアキギリは満開です。

 

蝶か蛾の綺麗な幼虫を見つけました。蝶のルリタテハの幼虫に似ているのですが確信ありません。

頂上園地にはアキアカネが来ています。

先日、クロヤツシロランを掲載しましたが、今日も帰りに別の竹藪に入りアキザキヤツシロランを見てきました。また沢山の蚊に献血しましたが何とか見つけることが出来ました。蚊にやられるのが分かっていながら毎年見たくなります。

アキザキヤツシロラン(秋咲き八代蘭)はオニノヤガラ属の多年草で竹林に生える腐生植物です。クロヤツシロランも同じ時期に咲きやはり竹藪に生えます。両者の違いは、花の咲く位置がクロヤツシロランは地上すれすれと低くて見つけにくいがアキザキヤツシロランは比較的高いため見つけやすい。また、クロヤツシロランは花の側萼片が左右によく開くが、アキザキヤツシロランは筒状のままあまり開きません。

 

ご参考:クロヤツシロラン

アキザキヤツシロランの若い果実:果実のできる頃の高さはクロヤツシロランとそう変わりません。

また、これも帰りに見たアキニレで果実が沢山出来ていました。

 

これも帰り道の街中にハゼランが咲いていました。

人家に咲いていた花。キキョウ科ツリガネニンジン属の山野草の仲間でしょう。

以上


2021年 長池公園に咲く秋の花達、クロヤツシロラン(黒八代蘭)

2021-09-24 20:15:45 | 

今日は久し振りで長池公園を訪問しました。ここにはいつ来ても何かの花が咲いていて楽しい。

自然館の中庭には保護されているハチオウジアザミが今満開です。説明は立札をご覧ください。

 

この花は片倉城跡公園にもあるというのですが、トネアザミ(タイアザミ)との区別が難しくどれがハチオウジアザミなのか私にはよくわかりません。

自然館の近辺には多くの花が保護されていたり、自然に咲いていたりします。

セキヤノアキチョウジ(関屋の秋丁子):シソ科ヤマハッカ属の多年草で花期は9~10月。関屋とは箱根の関のことで箱根産で秋に丁字型に咲くという意味。

カラスノゴマ:ここに限らず公園中あちこちに咲いています。

タヌキマメ(狸豆):これも公園のありこちに咲いていましたが、もう終盤で果実も沢山出来ています。マメ科タヌキマメ属の1年草か多年草で花期は7~9月。薬草に利用される。名前は諸説あるが果実を包む萼にタヌキのような毛が生えるとか、花を正面から見るとタヌキの顔に見えるとか?

果実

ヤブツルアズキ:果実も出来ていました。

果実

中央園路には

ハンショウヅル:白い毛が付いた果実が沢山出来ていました。

 

ヤブマメ(薮豆):マメ科ヤブマメ属のつる性1年草で花期は9~10月。豆果に種子が3~5個出来る。あちこちにありました。

ながいけの道の各デッキには

キツリフネが群落を作り沢山咲いていました。

 

アズマレイジンソウ(吾妻伶人草):キンポウゲ科トリカブト属の多年草で花期は8~10月。名前のいわれは、福島県吾妻連峰で最初に採集されたため吾妻、花の形が舞楽を演奏する人(伶人)が被る冠に似ているため。

ナナカマドに若い果実が出来ていました。秋になると葉や果実が真赤に紅葉します。

姿池の土手には

ススキの下にナンバンギセルが咲いていました。

つくいけの道には

ツルニンジン(蔓人参):別名:ジイソブ(爺蕎)が終盤の花を付けており、若い果実も出来ていました。

下方に若い果実が2個出来ている。

田圃脇の湿地には終盤のサワギキョウが咲いていました。

その近くに

ミズオトギリ(水弟切):オトギリソウ科ミズオトギリ属の多年草で花期は8~9月。花は午後になって開き夕方には萎む。終盤なので花は少なく果実が多くなっています。

 

最後にもうクロヤツシロランが咲いているとのことなので、竹藪へ寄ってきました。花が終わったのが2株ありましたが幸い開きたての花が1株見つかりました。群がる薮蚊に献血した甲斐がありました。

クロヤツシロランはラン科オニノヤガラ属の多年草で竹林に生える腐生植物。花期は9~10月。花は地面すれすれに咲くが、果実になると数倍の10~20cmぐらいになる。従って、花は見つけにくいが、果実は蚊のいなくなる季節になるためもあり見つけやすい。果実は縦に裂けて種子を弾き飛ばす。

 

花が終わり果実になりかけのクロヤツシロラン

 

ご参考:クロヤツシロランの種子を飛ばした後の果実殻

以上


番外:国立昭和記念公園のレモンブライトのコスモス、カリガネソウ等

2021-09-22 15:56:26 | 花と昆虫

今日は国立昭和記念公園のレモンブライトのコスモスが見頃と聞いて久し振りに車で行ってきました。人出を心配したのですが少なくて駐車場もがら空きで全く問題なし。

こもれびの里の花の丘はレモンブライトのコスモスが満開で正に見ごろ。素晴らしい景色でした。コスモスは色とりどりのも綺麗ですが、この色のが一番好きです。

  

原っぱ南花園のコスモスはまだ二分咲きです。

原っぱ西花園のコスモスは何とか見られるぐらい咲いています。

ヒガンバナは終盤でしたが花木園近くのものはまだ見られました。

 

ダリア

原っぱ東花園はヒマワリの枯れているのが林立。その間にセンナリホオズキが沢山咲いており果実も出来ていました。センナリホオズキ(千成酸漿)はナス科センナリホオズキ属の多年草で熱帯アメリカ原産の帰化植物。名前は沢山の果実が鈴生りに付くことから。

 

こもれびの丘には山野草が保護されて種々生えています。

カリガネソウ(雁金草)が沢山生えて咲いていました。保護されているとはいえこんなに沢山あるのは素晴らしい。カリガネソウはシソ科カリガネソウ属の多年草で別名ホカケソウ(帆掛草)ともいわれる。

  

ここで他に咲いていた花は

イヌショウマ:

咲き掛けのイヌショウマ

ハグロソウ

 

ゲンノショウコ

アカボシゴマダラとジャコウアゲハの雌もいました。ここにはウマノスズクサがあり、ジャコウアゲハの雌は産卵にやってくるのでしょう。

アカボシゴマダラ

ジャコウアゲハの雌

出口への道ではオミナエシとシモバシラ(霜柱)が咲いていました。

オミナエシ

シモバシラ

以上