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八王子市のお散歩日記

自然豊かな八王子市内をお散歩しながら植物・昆虫・野鳥等を日記で綴る

2022年 長沼公園:オオカモメヅル(大鴎蔓)、オカトラノオ(岡虎の尾)等

2022-06-28 15:51:57 | 

今日は長沼公園へ行ってきました。

途中の道路脇にトキワツユクサが沢山咲いていました。トキワツユクサ(常盤露草)はツユクサ科ムラサキツユクサ属の多年草で南アメリカ原産の帰化植物。別名ノハカタカラクサ(野博多唐草)。繁殖力が強く日影や湿ったところに群生する。

霧降の道では

ムラサキシジミが沢山飛んでいました。

ホタルガが道の脇に止まっていたので近くで撮影できました。ホタルガ(蛍蛾)はマダラガ科ホタルガ亜科で開張45~60mmぐらいの大きさ。6~7月頃日中にひらひらと飛び白い線がよく目立つ蛾です。

ヤブデマリの若い果実が出来ていました。この果実はやがて赤くなり、黒く熟します。

長泉寺尾根では

サジガンクビソウが雁首をもたげていましたがまだ蕾です。野猿の尾根にも沢山雁首を並べていました。サジガンクビソウ(匙雁首草)はキク科ヤブタバコ属の多年草で葉の形を匙に見立てたものとのこと。

オオカモメヅル(大鴎蔓)はキョウチクトウ科カモメヅル属のつる性多年草で花序は小さく葉腋に付き、葉が大きいのでオオと名が付いたのでしょうか。花は直径6㎜ぐらいと小さいのでうっかりすると見逃しそうです。結実するといいのですが。

  

オカトラノオも見ごろでした。

  は

シラキの雌花は花序の基部に付くのですがその雌花を今年は撮影し損ねていました。今日は花は終わっていて雌花からできた若い果実が見えていました。

 

野猿の尾根では

一株のヨツバムグラ(四葉葎)がありましたがまだ蕾でした。

ベンチの上にウバタマムシが鎮座していました。ウバタマムシはあの綺麗なタマムシの仲間の甲虫ですが、金属光沢はあるもののそんなに綺麗な虫ではありません。幼虫は松類の枯木を食べる。

行き帰りのあちこちの道端にヤブカンゾウが沢山咲いていました。ヤブカンゾウの花は八重で、よく似た花で花弁が一重のすっきりしたのはノカンゾウですがあまり見かけません。

 

以上

 


2022年 小宮公園:ユーカリノキ等

2022-06-27 13:59:41 | 花と昆虫

小宮公園を訪問。

お花畑にはラベンダーが満開で大きな蜂が吸蜜していました。蜂はオオハキリバチではないかと思いますが?

 

林下でアオオサムシに出会いました。オサムシ科の甲虫で金緑色の光沢があり後翅が退化していて飛べません。夜に他の昆虫やミミズなどを捕えて食べます。

ここでもウラナミアカシジミに出会いました。少し翅を開いているのでオレンジ色が見えますが翅表はオレンジ一色です。飛ぶとオレンジ色の蝶だと良く分かります。

ここに植栽されているユーカリノキの大木に花が咲き始めたのは先般ご報告済みですが、今日は樹の下方の花は既に落ちていて、上の方にはまだ沢山咲いていました。ユーカリノキはご存じのようにコアラがその葉を食べますが、南半球では11~12月頃に花が咲くのでしょうか?

   

ご参考に咲き始めの花を挙げておきます。蕾にはとんがり帽子のようなキャップが付いており、そのキャップが取れて花が咲きます。2枚目の写真は落ちていた蕾でキャップが取れたばかりのと取れかけの様子です。

 

帰り道、J Rの駅の構内にあったツバメの巣です。雛は成鳥と変わらないぐらい大きくなっていました。

以上


2022年 コクラン(黒蘭)、ギンバイカ(銀梅花)等

2022-06-25 21:36:16 | 花と蝶

コクランが開花しているとの情報をいただき早速見に行ってきました。

ほとんどの花序が萎びたり咲き終わったりしていたのですが、幸い2株だけ花が残っているのがあり何とか撮影することが出来ました。

コクラン(黒蘭)はラン科クモキリソウ属の多年草で花も黒色で小さく目立たない地味なランです。薄暗い林内に生えますが常緑なのでいつでも見つけることは可能です。今年新しく出た芽から花序が出て花が咲きました。6月13日に見たときはまだ花序が出ていなかったのですが危うく開花を見逃すところでした。

コクラン

 

花を各方向から撮影してみました。

やや下方から

やや斜め下方から

やや上方から

自生地へ行く途中ウラナミアカシジミに出会いました。ウラナミアカシジミ(裏波赤小灰蝶)はいわゆるゼフィルスの1種で翅裏が特徴のある黒点の波模様をしており、羽表はなかなか見せてくれませんがオレンジ一色の蝶です。

今日は蝶にも暑かったのでしょうか、普段は樹上にいるのですが地面で口吻を伸ばして吸水しているところを見せてくれました。

我が家の近くの人家の生垣にギンバイカが咲いていました。ギンバイカ(銀梅花)はフトモモ科ギンバイカ属の常緑広葉の低木で地中海沿岸及びヨーロッパ南西部を原産とする。花や葉には芳香がありハーブガーデンや生垣等に使用される。また、黒く熟した果実は果実酒や肉料理のスパイスとして使用される。花期は5~6月。花弁は普通5枚とされるが6~7枚のものもある。

  

以上


2022年 湯殿川沿い:イヌドクサ(犬木賊)等

2022-06-24 16:52:15 | 

湯殿川沿いの土手にイヌドクサの群生があり胞子嚢が出ていました。

イヌドクサ(犬木賊)はトクサ科・属の多年生シダ植物で日当たりのよい湿地、河川敷や土手・堤防等に生育する。先般掲載したトクサと比べるとやや細く、茎の下部の節から輪生する枝を出す。トクサはあまり枝を出さないので見分けやすい。

イヌドクサの群生

 

イヌドクサの輪生する枝

イヌドクサの胞子嚢

同じ土手にナワシロイチゴの果実が沢山出来ていました。

先般掲載したのは花が2個しか咲いていませんでしたが、花が沢山咲いていたタケニグサの株がありました。

小比企の畑地にはキキョウソウが見頃になっています。

 

以上


2022年 多摩森林科学園:ヤハズアジサイ(矢筈紫陽花)、種々の果実等

2022-06-21 19:58:31 | 野鳥、昆虫、花

5月24日以来久し振りの多摩森林科学園への訪問です。さすがこの時期花は少なかった。

まず、第1樹林園でヤブレガサ(破傘)が咲いていました。キク科ヤブレガサ属の多年草で花よりも芽吹きの頃のすぼめた傘のような姿で知られています。頭花は約10個の管状花からなり総苞は淡緑白色で5枚の総苞片からなり筒状です。

第2樹林園ではヤハズアジサイ(矢筈紫陽花)が咲き始めていました。矢筈とは矢の末端で弓の弦にあてる部分のこと。葉の先端が二つに分かれることから来ています。分布は紀伊半島、四国、九州でこれは植栽です。

ヤハズアジサイの葉

花は小さな花を多数つけ、装飾花は緑白色のものが少し付きます。この写真で1個咲いているのが装飾花です。

オオバジャノヒゲが樹木の根っ子に

第3樹林園等にオカトラノオが

 

虫こぶが2種見つかりました。

エゴノネコアシ:エゴノネコアシアブラムシによってエゴノキに形成される虫えいで猫の足に似ているという。最初閉じているが成虫が出るときには先端が小さく裂開します。

シラキメタマフシ:シラキメタマバエによりシラキに形成される虫えいです。

果実では第1樹林園で

ルイヨウボタンの果実

第2樹林園で

サンショウバラの果実:サンショウバラはバラ科・属の落葉小高木で別名ハコネバラ。富士箱根地区に分布し不老山のサンショウバラの丘が有名でここのは植栽です。花は最初赤いが次第に白くなる一日花。葉の形や幹枝には鋭い棘がありサンショウに似ている。果実の棘も目立つ。

 

シナアブラギリの果実

第1樹林園で

コバノヒノキシダの葉裏に胞子濃が出来ていました。

第2樹林園で

オオイタチシダの葉裏に胞子濃が出来ていました。

コケシノブ科アオホラゴケ属のシダ植物であるウチワゴケですが、前回来た時には乾いていて消えたようだったのが梅雨に入り復活していました。

フサザクラの葉です。今まで花に気を取られて葉をじっくり見たことがなかったのですが、所々伸びて長くなっている鋸歯が面白い葉です。

第3樹林園では

ケンポナシ(玄圃梨)の蕾:クロウメモドキ科ケンポナシ属の落葉高木で果実は梨の味がする。熟した果柄をテンポ(手棒)に見做した名前。花は淡緑色で花期は6~7月。これから咲くようですが高い樹上にしか蕾がないのでうまく撮影できるか?

見返り通りから見たマタタビの葉が白くなって綺麗です。この時期花が咲くのですが遠すぎて撮影できません。

今日出会った昆虫、動物は

第1樹林園でホタルガ:マダラガ科ホタルガ亜科の蛾で6~7月と9月に出現し日中に飛び低地でも見かける。遠くにいたのでピンボケですが悪しからず。

第3樹林園入り口あたりで多数飛び交っていたムラサキシジミ。翅表の紫色は綺麗です。

 

釣舟草通りで大きな青大将に出会いました。

第2樹林園で今日もアオバズクが1羽ジッと樹上に止まっていました。子供たちはまだ巣立ちしていないようです。

帰りに寄り道して陵南公園に行きホルトノキの葉裏で面白い昆虫に出会いました。多分キマダラカメムシの羽化したての幼虫だと思います。羽化後しばらくは集団生活をします。幼虫に囲まれた白いものは卵の抜け殻でしょう。なお、ホルトノキの花はまだ堅い蕾(次の写真の左方に見える)です。

 

以上