7月22日。久しぶりで長沼公園方面へお散歩です。
長沼公園の頂上園地で珍しくツノトンボに出会いました。ツノトンボはトンボに似ていますが、ウスバカゲロウ科ツノトンボ亜科の昆虫で大きさは体長3cm前後、体と同じぐらいの長さの先が丸い触角を持っています。トンボほど素早く飛びませんが、灯火にも飛来します。私が幼少のころこのツノトンボを見つけると嬉しかったものです。なお、これは腹部が細いから雄で、雌は腹部が太い。
公園へ行く途中の道端で出会ったウンモンクチバです。ヤガ科シタバガ亜科の蛾で大きさは開帳4~5cm、年2回出現します。翅が擦れています。
また、白山神社でクロフヒメエダシャクに出会いました。シャクガ科エダシャク亜科の蛾で大きさは開帳2cm弱の小さな蛾です。私の初見の蛾です。
長沼公園方面のクヌギの樹液にカブトムシの雌が頭を樹の中に突っ込み夢中で吸蜜していました。他にもクロヒカゲやオオスズメバチが吸蜜していました。
霧降の道でサトジガバチを見つけました。地面を歩いたり少し飛んだりしてあちこち餌を探していたようです。アナバチ科ジガバチ亜科の蜂で腹部の赤い色が目立ちます。
花はあまり咲いていませんでしたが、ヤマユリが綺麗で良い香りを放っていました。
長沼公園の霧降の道でニガグサ
長泉寺尾根でカシワバハグマはさすがにまだ蕾です。
行きのとある公園でエンジュ
帰りの住宅地でコマツナギ
この他果実ですが
長泉寺尾根でツツジ科スノキ属のナツハゼの果実:秋には黒く熟します。
栃本尾根でツツジ科ネジキ属のネジキ:花は下向きに垂れて咲いていたのに、果実は上向きに付くのが面白い。このように花と果実が逆につくのはツツジの仲間に多いようです。
野猿の尾根道でバラ科コゴメウツギ属のコゴメウツギ
以上
してはいけない基本的な間違いをよくしてしまいます。
ご指摘ありがとうございます。訂正しました。