今日は最高気温が20℃となり暑いぐらいの日和でした。一気に春の盛りになったようです。
片倉城跡公園でアズマヒキガエル(東蟇蛙)のカエル合戦が始まりました。池でカエルの鳴き声がするので近寄ってみてみるとアズマヒキガエルが数匹いてゲロゲロと鳴いてお互いに飛びついていました。まだ数が少ないですがもっと多くのアズマヒキガエルが雌を求めて競い合いしばらくの間賑やかになることでしょう。
片倉城跡公園ではフクジュソウは咲き終わり、セツブンソウが終盤で、アズマイチゲ、ミスミソウそれにカイコバイモが花盛りです。ヒメリュウキンカがあちこちでちらほらと咲き始めています。
奥の沢でのアズマイチゲ
片倉沢でのカイコバイモ
アオイスミレも大分増えました。
池の傍でキクザキイチゲ(菊咲一華:キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草)らしき花が咲き始めました。私には花だけではアズマイチゲとの区別がつきかねますが多分キクザキイチゲだと思います。2枚目の写真の右下で出始めた葉の切れ込みがアズマイチゲの葉の切れ込みより多いように見えます。
カントウカンアオイ(関東寒葵:ウマノスズクサ科カンアオイ属の多年草)にも花が付いていました。地味な花でよく見ないと花とはわかりません。
カタクリの葉がずいぶん多くなり、その中にちらほらと蕾が出始めました。咲くのが待ち遠しいことです。
片倉城跡公園に来る途中で
先日までフキノトウだったものに花が咲いていました。
シキミ(樒:シキミ科・属の常緑小高木)も咲き始めました。有毒植物ですが枝葉は仏事や神事に用いられる。
小比企の畑地で
ヤハズエンドウ(別名カラスノエンドウ)が沢山咲き、茎や葉にアブラムシが多数吸汁しており、ナナホシテントウの幼虫がそのアブラムシを食べにきていました。テントウムシの成虫もアブラムシを食べるのですがまだ越冬から出てきていないのでしょうかここにはいませんでした。
畑の縁にまだ少ないですがツクシ(土筆:トクサ科のシダ植物であるスギナの胞子茎)が出ていました。
畑地には今ホトケノザが満開ですが、よく似たヒメオドリコソウ(姫踊り子草:シソ科オドリコソウ属の越年草)が咲いていました。当地ではホトケノザよりだいぶ遅れて咲くようです。
高齢者施設の植木で桜の1種である陽光が満開でした。染井吉野より一足早く咲きます。
なお、湯殿川沿いのカワヅザクラはまだちらほらです。
湯殿川では
菜の花が満開です。
今日はバンの若鳥に出会いました。
片倉城跡公園の住吉神社で蛾の一種で春のキリガ:ブナキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科)が1頭いました。
以上