片倉城跡公園近辺のお散歩です。
片倉城跡公園でサクラタデが咲き始めました。サクラタデ(桜蓼)はタデ科イヌタデ属の多年草で水辺や湿地に生えます。花期は8~10月でタデ科の花はいずれも綺麗な花なのですが、割合大きな桜に似た淡紅色の花で綺麗な花です。
同じタデの名が付く花でチョウジタデも小比企の水田で咲き始めました。チョウジタデ(丁子蓼)はアカバナ科チョウジタデ属の1年草で水田雑草の一つです。咲き始めなので小さく見えますが、盛期にはもう少し大きな花になります。
ついでに側にはオモダカが花盛りになっていました。
片倉城跡公園では先日咲き始めていたノダケが咲いていました。
スズメウリの花も咲いています。
片倉つどいの森公園でオオミズアオという大きな蛾に出会いました。久しぶりのことです。オオミズアオ(大水青)はヤママユガ科の蛾で開帳80~120mmにもなり、水色の最も美しいといわれる蛾です。
片倉つどいの森公園では長い間蕾であったヌルデがやっと咲きました。ヌルデ(白膠木)はウルシ科ヌルデ属の落葉小高木で平地から低山地の林縁に生えます。雌雄別株で雄花の花弁は反り返りますが、雌花の花弁は反り返りません。咲いてから分かったのですがこれは雌株でした。雄株も探してみよう。
畑地や湯殿川沿いにニラが沢山咲いていました。
復活したウマノスズクサに花が咲き、ジャコウアゲハの幼虫や産み付けられた卵もありました。蛹(お菊虫)は見つかりません。
ウマノスズクサの花とジャコウアゲハ卵1個。卵は黒くなっています。間もなく孵化するのでしょう。
ジャコウアゲハの卵:こちらの卵は産みたてなのか黄色です。
ジャコウアゲハの幼虫
湯殿川にオオニシキソウの大群落がありました。
ゲンノショウコの赤花もありました。
沢山のヘクソカズラと共にマルバルコウソウも咲いていました。マルバルコウソウ(丸葉縷紅草)はヒルガオ科サツマイモ属のつる性1年草で北アメリカ原産の帰化植物です。
湯殿川にはカワセミのペアが飛んでいましたし、カルガモやカイツブリもいました。
以上