明日晴れたら、、、

今日は雨だから、ゆっくり過ごそう。
明日晴れたら、、、ちょっとだけ頑張るかなぁ。

チューリップ

2013年04月15日 | 携帯電話

 


    
            

  

 

気が付けば・・前回のUPから半月以上たってしまいました。
前回に引き続き、箱庭の花を撮ってみました。
あちこちの鉢に咲いていた薄紫のスミレが終り、濃い紫と白いスミレが咲いています。
昨年のこぼれ種から、ブルーとピンクの勿忘草とノースボールも咲いています。
お金のかからない経済的な箱庭でしょ。

今年植えたチューリップ・・なんだかイマイチです。
随分沢山植えたつもりが、半分は葉っぱだけしか出てきませんでした。
花が咲いた球根も、寒くなったり、暖かくなったりの気温に、迷っているよな咲き方です。

そして・・迷っていたのはチューリップだけではなく、我が家の父もでありました。
が、遂に決心したというか・・決断したというか。

手術することになりました。
そう、鼠径ヘルニアの手術を受けることになりました。

ビックリデスよね・・決まってしまえば早いと言うか、運良くその日だけ外科の手術室が空いていたようなのです。

4月8日、大学病院の外科を受診しました。
それは、手術を受ける決心をしたということです。

最近、痛みが少し強くなっていて、脱腸する回数も増えてきたと言う父で、それが父にとっては恐怖であり、精神的にも苦痛になって耐え難いものになってきたようです。
万が一、脱腸したまんま戻らなくなったら、そこが腐ってそれこそ大変なことになります。
それをカントンと言うそうです。
それは明日かもしれないし、一生大丈夫かもしれないし・・それこそわからないそうです。

本来、鼠径ヘルニアの手術くらいだと、手術予約は受けないんだそうです。
重症な患者さん優先はもちろんのこと、手術の空きが出たら順番に病院から電話がかかってくるってパターンらしいです。
だからきっと、これは神様が早くしちゃえって、背中を押してくれたんだと私も父も思うことにしました。
そして、明日は手術日の一週間前。入院です。

父は心臓弁膜症で手術をし、心臓に人口弁が二つ入っています。
その人口弁に血栓が出来易いそうで・・つまり、身体の中に異物があることで、それを治そうとして血液が凝固しはじめちゃうってことかな。傷を治すカサブタみたいな感じですかね。
血栓が人口弁に張り付いて、それが剥がて血管の中を通って流れ・・細い血管を通り切れずに詰まってしまうと、大変なことになります。
心臓の血管を塞げば、心筋梗塞となります。
そして脳には細い血管が山ほどです。そう・・脳梗塞になります。

で、凝固しないようにするために、父は血液がサラサラ流れる薬「ワーファリン」と「バッファリン」の錠剤を飲んでいます。
この薬は、体内の中で、3~4日効き目が続くそうです。つまり、飲まなくても3~4日は血液がサラサラ状態でいられるってことですね。
サラサラだけならいいのですが、血がとまりにくくなっている状態でもあるわけです。
数ヶ月前の父の怪我・・わずか数センチの傷でさえ、救急車を呼んでしまうほどの流血になってしまったことがよみがえってきます。
さて・・手術をするわけですから、なんとかしなきゃいけないわけです。
そこで、効き目が長く続かない薬に切り替えるわけです。
ヘパリンという「点滴」は、数時間の効能しかないそうで、手術をする数時間前に止めてサッサと手術をするってことです。
その切り替え時間が、一週間。
身体の中から錠剤の効き目を無くし、点滴で持続しておくってことですね。

本来なら、二泊三日の入院で済む手術だそうです・・場合によっては日帰りも可能だとか。
新しく主治医になった心臓外科の医師も「僕が同じ立場なら、手術しちゃう」と言ってくれましたし「何かあったら来てください」の私の言葉に「任せておいて」とも笑って言ってくれました。
しかしそう言ってくださった後、血液検査の数値、血の流れが少し弱くなっていると、ワーファリンの量がほんのちょっと増えました。
微妙に増えただけなのですが、なんだかやっぱりドキドキです。

母の時に受けた苦くて辛い経験もあるので、多分私も父も、変な覚悟をしてしまいます。
手術が無事に終わるまでは、いえ・・退院するまでは何が起こるかわかりません。
母の時は、今の母の状態を想像していませんでした。
今回は、ほんの少し・・そういうこともあるかもしれないと思ってしまいます。なるようにしかならないと思っているところもあります。
もちろん、また元の生活に戻れることを信じ、願っていることも確かです。
たかが鼠径ヘルニアの手術・・そう思わなきゃ、何のために手術を受けるのかわかりませんから。

でも、手術を決めたものの、父の不安は尽きません。当然と言えば・・当然なのですが。
今まで以上に小さなことも気になる気になる・・。
退院するまでは、「体調を崩したくない」と、ディもショートもキャンセルです。
私がたてていた予定も、全部キャンセルです。
今月はいろんな科の予約が沢山あって、その全部に付き添いました。
こんなときに限って、薬の日数が足りなかったり、父が薬を間違えて飲んだり・・病院に関わらない日がないくらいでした。
入院準備のあれこれや、パンツだパジャマだと新品を買いに走り、何しろ綺麗好きでコダワリの強い父ゆえ・・本当に大変なんです。
朝から晩までご飯を作り・・当たり前の主婦の仕事なんだけど、それのどれもこれもが嫌になったりして。
いろんなことが面倒になり、いろんなことがどうでもよくなったりして・・

今まで以上にナーバスになっている父、それを支えてあげられるのは私しかいないのに。
自分自身も、顔の痺れや腰から来る足の痛みが、この季節の変わり目に強くでています。
それでもなるべく気にしないように、痛み止めを飲みながら頑張っているのに・・父はひたすらに自分の辛さばかり・・いえ、本当は私のことを心配してくれているのは、わかっています。
自分の気持ちがささくれて、いろんな想いが頭の中でぐるぐる廻って。

おまけに休日になると、お天気が悪くて、ツーリングもままならず・・ひたすら父の世話ばかり。
いい歳をして、私はアホですね。
自分の思うようにならないと腹を立ててる、小さな子供みたいです。

イライライライラしておりました。
ブログにこんなことを書いていること自体、恥ずかしい限りです。
だから、本当は随分前にこの記事を書いていたのですが、なかなかUPできませんでした。
花の写真の日付を見ると、わかってしまいますね。

もう一度読み返して、反省の意味も込めて・・UPすることにしました。

今は、父が無事に帰ってきて、また親子喧嘩が出来るのを楽しみにしています。

頑張れ父!

しばらくは、またアチコチ自転車で走り回らなきゃです。


頑張れ一人娘!!

                                          な~~~んてね。


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