明日晴れたら、、、

今日は雨だから、ゆっくり過ごそう。
明日晴れたら、、、ちょっとだけ頑張るかなぁ。

その二。母の装具について。

2008年09月17日 | 福祉・手続きのお話。

その一。のつづきをナカナカUP出来ず、あらら・・です。

今、まだ結論が出ずにいることなんですが、キツクなってきた「母の装具」の作り直しのことから書いておこうと思います。

これがまた・・こんなことを書いてはなんですが、まことに申し訳ないことながら、役所の体制にも・・疲れさせてもらいました。

長くなってしまいました・・読んでくださる方、ありがとうございます。




母の装具、以前にも何度か書いたことがありますが、しっかりと麻痺足(左)を囲むタイプで、ギブスのような感じです。

 これで~す。

以前、通院している整形外科にいらしている「装具屋の殿様」(・・だって、と~~っても偉そうだったんですよぉ~)に・・「丁度いいじゃない。大丈夫!」だと言われたわけですが・・。
やっぱり、どう見ても訪問リハの歩行訓練の後、母の左の麻痺足のふくらはぎ・・クッキリと装具の金具の跡がついてしまいます。

これはやはり・・なんとかしなきゃ。ってことで、先月末の受診の折に、再度主治医に相談しました。

何度も書いてしまいますが、母の主治医は、家の近くの整形外科病院の脳外科に週に一度だけ出向で来ている、大学病院の脳外科の医師です。

母が大学病院で「脳動脈瘤の塞栓術」を受けた医師であり、術中に脳梗塞を起した後も、リハビリ病院を退院後も、ずっと診てもらっている医師です。

母は月に一度、その医師の出向先の整形外科に行き、診察してもらっています。
誰もが知っているように・・大学病院の診察は、いくら予約を入れていても、待ち時間が長くて・・診察が短いですよね。

介護タクシーで数十分とはいえ、半日がかりで車椅子の母を連れて行くには、やっぱり大変なことです。「僕の行っている整形外科で診ましょうか?」の言葉に、いろいろな思いはありました。
が、「その方がゆっくり話も聞けます。万が一の時は大学病院でも診ます。」との言葉に、有難くお願いしたわけです。


で・・万が一の時、というのも変ですが・・装具についても・・大学病院で作り直して貰うことになりました。

きつくなってしまった装具《補装具》は、母がまだ障害者認定がされる前に、治療としてのリハビリで必要だと言うことで作ったものです。
つまり
「医療費の一部」のようなものです。


そして今回は、在宅介助、身体訓練に必要なものとして、身体障害者手帳を使って作ることになります。

申請に当たって・・これが本当に面倒で・・あっちへ電話、こっちへ出向き・・それでもまだ、作りはじめの一歩も踏み出せていないという・・なんともはやな今なんですが。

本当は・・面倒なことではないのかもしれませんが、作る場所が大学病院、それも普段受診していない病院であるがゆえの、面倒なんだとも思います。

 

「装具が必要なので、障害者手帳を使用して作りたい」と思ったら・・。



自分で市役所の「障害福祉課」の地区担当者へ相談し・・申請するための書類を用意してもらいます。

私は、てっきり「ケアマネ」さんが、多少間に入ってくれるのでは?なんて思っていました。
違うんですねぇ~~。ケアマネは、あくまでも介護保険を使用する事柄のみの生活支援者でした。
障害者手帳に係わる事は、自分で、もしくわ家族が動くものなのでした。
自分で動けない方だとしたら・・ケアマネがなんとかしてくれるのかもしれませんが、家族が一緒に生活をしている場合、手続き等は・・家族がするもの。だそうです。

そのためにか・・住んでいる住所毎に、地区担当者っていう方がいるようです。
なんなりと、いつでも相談してください。と。両手を広げて待っててくれてるようなんです。
困ったことがあったら、言ってくれれば相談にのります・・ってことですね。
役所の方から、いかがですか?ってことは・・・・・ないんですね。

母と、それから我が家の場合は父もなんですが、今の担当者さんのお顔を見たことがありませんでした。

母の障害者手続きをしてくださり、介護保険の限度額オーバーをカバーして貰うために「支援費」の申請でお目にかかった地区担当者さんは、去年配置換えになってしまいました。
担当者さん、約三年毎に配置転換があるそうです。

これって・・どうなんでしょね。
データーは、パソコンの中に入っています。見ればわかる・・そうなんでしょうけれど。
見なければ、その人に必要なこと・・わからないってことですよね。

それについては、既にあったんですが・・また後で。


・・と、話が反れてしまいましたが・・。



とにかく、役所の「障害福祉課」の地区の担当者に電話をしました。
が・・外出中。
偶然電話に出られたのが、前の担当者の方でした。
事情を話し、書類の申請方法を聞き・・書類を送ってもらうことになりました。
とっころが、待てども待てども書類は届かない。

大学病院への予約日を決める為に、書類を持って主治医に会いに行く約束をしていました。
泣く泣く、会いたい人との約束を諦めて「木曜日」空けておいたのに・・肝心な書類が届かない~~。

再度電話をしたら・・担当の職員さんは、どうやら聞いてない様子でした。
まったく・・どういうこったです。
慌てて持ってきてくださいました。

本来は・・そこまでしてはくれないようですけど、今回はすすんで快く、持参してくださいました。
多分、良い方なんだとおもいます。
でも・・知らないこと、聞いてないことが多すぎます。
横の繋がり・・うまくいってないんでしょうか・・・。
こあれまたこの担当者さん、あまりにも素直というか・・転任されて一年と少し・・まだ知らないことが多いらしく、口癖は「勉強不足なもので・・」なんですよ。

そりゃ~~障害者と言っても、いろんな状況があると思います。
それを全て知っていないといけないってのは・・大変だとも思います。
だけど・・いつも「勉強不足」では・・相談しようがないじゃないですか・・・。



一日違いで、書類が送られても来ました。
封書の中には・・二種類入っていました。
が・・持参してくださった書類は一種類。

抜けてましたね。

「装具を作りたい」と、役所に行ってもらってくる書類とは・・利用者の「申請書」と、医師が記入した「医学的判定(意見書)と装具の見積書」の二種類だったのです。
危うく二度手間になるところでした。

またまた話が反れてしまいました・・これだから長くなるんだなぁ・・・。文才なくてゴメンなさい。


再び・・戻ります。
 


母の主治医の脳外科の先生・・残念ながら、判定医師ではありません。

ゆえに・・一度、大学病院の脳外科に受診し、主治医に「リハビリ室」へ「お手紙(処方箋みたいなものです)」を書いてもらって、リハビリ室で判定医師に診察してもらい・・意見書をお願いしなければなりません。

母のいた大学病院には、リハビリ科はなく・・脳外・内科、心臓外科、整形外科から手術後等、入院患者が治療の一部でリハビリを受ける「リハビリ室」なのです。
つまり、外来ではないのです。


母の主治医は、週に一度だけしか大学病院の外来へ出ていません。
他の曜日は、手術室や病棟、併設の大学の講師なわけです。

で・・リハビリ室の意見書を書ける認定医師は、通常は脳神経内科の医師で・・週に一度だけリハビリ室に来ているそうなんです。

 

わかりますか?

つまり・・決まった曜日に行かなきゃ、会えない医師ばっかりなわけです。

そんなこんなを、イロイロ教えてくれた大学病院のリハ室の受付の女性は、抱きつきたいくらい親切で・・とってもとっても優しい方でした。

いろいろな面倒な手続きをしなくても大丈夫な方法を、親身にイロイロ考えてくれました。

二年前のカルテから、装具を作った装具屋さんを調べてくださったり、修繕で済まないものか問い合わせることが出来るように、話を通してくださいました。

おかげで直接、装具屋さんと話すことができました(この装具屋さんは殿様ではなく・・とっても優しく対応してくださいました)が・・残念ながら体重が7キロ以上増えた場合・・修繕できる範囲の調整は無理だってことでした。
金具を広げたとしても、別のところに支障をきたすだろうと言うことなのです。
何しろ、母の装具は凄いんですものぉ~。

とりあえず、作り直すことは決まったのですが、申請書類をどうするか・・で「待った!」がかかっている今です。

脳外科の予約は、主治医が直接取ってくださったのですが、なんと!その日に限ってリハビリ室へ脳神経外科の医師が来れないと・・・。
リハビリ室の受付の方が、これまたイロイロと調整してくださってるようで、近いうちに連絡をくださるそうです。
なるべく母が、何度も出向かなくても良い様に、考えて下さっているのです。

大学病院と、お役所・・なんだか似てません?!

その中で働いている方・・頼るしかないんです。
よろしくお願いしますよ~~~~。

 

そうそう・・申請の為の書類を認定医師に書いてもらった後も、即作れる!とはいかないんですよ。

医師から戻った書類に、地区担当者さんが再び記入する欄があり、面接しながら記入したいそうです。
更に「総合療育相談センター(更生相談所)」へ送られ、そこでの「判定」を受けて・・給付決定となるそうです。
これに一ヶ月以上はかかるということでした。

それからやっと、大学病院の装具屋さんに計測してもらって・・更に数週間後に完成。
リハビリ室の医師立会いで試着した後に、引き取れると・・・。

 

いったいいつ・・母の手元に新しい装具がやってくるのやらですね~~~。

でも、母の歩行訓練には必要不可欠な装具です。

気を長くして待つしかないですね。


母の希望、歩くことは・・何より嬉しいことですから。

私も、頑張らなきゃ~~ですね。


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19 コメント

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Unknown (八兵衛)
2008-09-17 09:55:28
お母さんの装具を作り変えるまでの、書類届け出の煩雑さを読んで、
思わず今うちの次女がやっている、お銀名義の定期預金の名義等の変更、
スズメの涙にもならない額なのですが、これを思い出しました。

・相続人を確定するまでの【改正原戸籍謄本】←入手まで超〃〃大変!
・ 遺産分割確定協議書
・ 相続人全員の実印登録書
・ その他、銀行の用紙等々
ホントやってられるかと、次女はプンプンでした。
まだ【改正原~】が全部揃っていないので、結局まだ未ですが・・。

誰もがお銀のほうが長生きすると、そりゃそう思うわなぁ~。

ホント、久美子さんもお疲れ様です。
装具、早く直せると良いですね。
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Unknown (ウルル)
2008-09-17 10:24:00
毎度の事ながら・・・
お役所仕事は ほんっっっっっとに めんどくさい!
っちゅうか、時間かかりすぎ!!
私も毎回 この書類うんぬんと、手続きうんぬんと、それに費やす時間の長さにうんざりしてるわ

今! 今すぐ欲しい場合 どうするんだ?ってのよねぇ
若い人ならまだ待てるかも知れない
でも、高齢になると、1日1日 その1日が貴重なのに
ほんの1週間 リハビリを休んだがために回復が後退したり、筋肉も硬直したりする事もある

なんせねぇ 国やお役人さまは 自分の懐からお金を出すことに関しては そりゃもうご丁寧に審査審査で、
確かにお金は大事に使うべきだけど とにかくやたらと手間をかけすぎる

まぁ、コレに限らないけどね
保険金とかも いろいろいろいろいろいろ面倒だし

私らも そのうち成年後見人の申請しないとだめやと思ってるけど
その手続きの大変さ考えるとねぇ
お金も沢山いるし
貧乏人だったら後見人にもなれないかんじ

う~~~  この手の話しはきりがなくあるわ
願わくば 少しでも早く書類が回って装具が届くと良いね!
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Unknown (八兵衛)
2008-09-17 10:25:31


お銀の遺産の相続人を確定するために、
生まれてから、結婚、出産、・・・死亡するまでの、
全てを(空白期間がないように)記載した戸籍謄本で、
お銀の場合は、3つの市役所にまたがるので、
郵送依頼に気の遠くなるような時間がかかるらしいデス。

49日が過ぎたので、
さぁ・・と回ってみたところ、
全然ダメなようでした。

定期預金&へそくりの名義には、くれぐれもご注意を!

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はじめまして。 (ishokujuu)
2008-09-17 12:38:41
どうも。
これからはmomiji1021じゃなくishokujuuとしてコメントしますのでよろしくお願いします。
ジージのKAIGOに最後の記事をアップしましたので、見て下さい。
新しいブログに久美子さんのブログをブックマークさせて下さいね。

お母様の装具のこと。
本当に、お役所仕事って相変わらず!
私は新しい仕事で、こういうことについても問題提起していきたいと思っています。
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うわ~! (pochiko)
2008-09-18 00:34:01
大変なんですね~ こんなに装具を作るのに役所へ行ったり大学病院へ行ったり…。
しかも書類も何種類もあって…私なら投げ出しちゃいそうです。
こういう事、ケアマネージャーさんが引き受けてくれると助かるのに。
やっぱり管轄が違うと手が出せないものなのでしょうか。
すぐにでも必要な装具なのに!
ホントお役所仕事とはよく言ったもんですね。
何とかならないもんでしょうか?
ちょっと歯がゆいです!!
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ご苦労様です (camel-1952)
2008-09-18 09:41:43
久美子さん、こんにちは。

いやはや大変な思いをされているんですね・・・
ご苦労様です。
まったくいつの時代もお役所仕事と言うのは変わらないのですね・・。
何事につけてもそうなのですが、書類がどうの、手続きがどうのとあちこちまわされて・・・はぁ~ですよね。

いったいいつになったらお母様の手元に届くようになるのやら・・
それでも待つしかないんですよね、
頑張ってまちましょうね。。。
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Unknown (ゼリー)
2008-09-18 21:10:08
ゴメン、何度読んでもわかんなかった
だから、相当面倒だ!ということはわかった(笑)

ウチが装具作り直した時、そーんなに煩雑じゃなかったよ?
でもその時の記事読み返してみたら、
http://blog.goo.ne.jp/zerry35/e/dea984df19710000684c2213a16bceeb
「健康保険」と「障害福祉」のどっちの【おさいふ】からお金出るかどうかで、随分手続き違うみたいだね。ウチは前者だったから、結構簡単だったんだな。その2つの違いもよくわかんないけど。久美ちゃんトコだって、どうして「健康保険」のお財布からじゃいけないんだろうね?
そういうのを上手に説明してくれる役所とのパイプ役の人がいればいいのになぁ!
ちなみにウチは東の芝の病院でした。
大学病院だと、さらに煩雑なんだねー。
ごくろーさんです
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なるほど~~~。 (八さんへ)
2008-09-18 22:26:49
いろいろと・・手続きってのは大変なものですね。
そうか・・ヘソクリ・・下手にしないで使い切った方がいいってことですね。
もしくわ、タンス預金が簡単ですね!
あ・・でも、それ以前に私名義の通帳には・・お金が一円も入ってないような気がします。
それはそれで、凄く悲しい~~~。
でも、旦那と娘達の為に、このまま簡単にしとくことにします。アハハ。

それより・・我が家の場合、土地が父で家屋が旦那名義になっているので・・ややこしいことにならなきゃいいけどなぁ~~と思ってしまっています。(内緒ですけど)
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つくづくと・・。 (ウルルちゃんへ)
2008-09-18 22:35:33
今更ながら、私がやらなきゃ誰がしてくれるんだろ?って思うことばっかの手続きの数々。
ウルルちゃんもだよねぇ~~ホントに面倒くさいったらありゃしまへん。
それに加えて担当だって人・・イマイチワケわからないんだもん。
わかんない者同士が話してて、どうする?って感じなんだよぉ。

それでも、なんとか進みつつはあるんだけどさ、父だけだったら・・どうなってたかなぁ~って思っちゃう。
父は頭の良い人だったんだけど、どうも加齢とともに、ナカナカ刻み込まれないし。何より動けないからね~。
高齢者夫婦や、一人暮しの世帯が増えてる今・・ホントに担当者さんがこまめにケアしてあげて欲しいと思っちゃったよ。
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ありがとうございます。 (ishokujyuu)
2008-09-18 22:45:03
新しいブログにまでブックマーク、ありがとうございます。嬉しいです!
私も、ishokujyuuさんのブログ、ブックマークさせてくださいね(ちょっと時間がかかるかもですが

ここのところ、いろんな手続きだとか申請だとかがあって・・流石の私もヘロホロでした。
でもこれが、今の私の営業事務でした。
エクセルで介護保険の領収書の一覧作ったりしてたら・・仕事したくて仕方なくなりました。
で・・遂、父に八つ当たりしちゃったかもです。

ishokujyuuさんのお仕事の数々、楽しみに見守っておりますね。
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