明日晴れたら、、、

今日は雨だから、ゆっくり過ごそう。
明日晴れたら、、、ちょっとだけ頑張るかなぁ。

雨のち晴れ♪

2007年03月14日 | 私。


久しぶりの空の写真です。青がマブシイィ

母、情緒不安定で・・脳梗塞特有の「感情の起伏が激しい状態」になります。

火曜日の朝の母も、荒れていました
正確に言うと・・夜中から。
夜中の三時くらいに目覚めた母は、どうやら朝まで騒いでいたようで・・・。
と言うか・・単に早く寝た母は、起きたかっただけだし・・遅くまで起きている父は眠剤がよく効き始める時間・・目覚めたくなかった、眠かったってことなんでしょう

自分で動かせるのは右側だけの母。真っ暗い部屋・・左側に寝ている父を認識することの出来ない母です。
ベットの位置を父と替えてしまうと・・車椅子に乗り込めなくなってしまいます
ベット二台・・並べて尚、車椅子移乗をするには・・母の見えない左側に父のベットを置くしかなくて。
母は、父を探して、明かりを探して・・騒いでしまうだけなんですねぇ。
私を呼ぶ為の子機は、充電の為に床の上なので、母には取れません。
夜中は、私と一緒に寝ている旦那を起こさぬように、私の携帯のオルゴールの着信音を鳴らしてもらうことにしています。
私は・・夜中だけは、父に母を任せきりにしています。
もちろん呼ばれれば行きます。
役割分担とでも言いますか・・そうでもしないと、私も身体がもたないのです。
夜中に例え何度起こされても、それはそれで3階から降りていきます・・もうしばらくは、父と母で寝てもらいたいと思ってしまうのは、我が儘なのかなぁ。
母が寝ていても・・父は利尿剤の影響で夜中に何度もトイレへ行くし・・母も父の足音で起きてしまうくらいだから・・私は絶対に寝てなんかいられなくなると思うのです。
私の耳は突発性難聴になってしまうけど・・ものすごーくいいんですよぉ。
何だかんだで・・昼寝だって出来ないんですものぉ。・・パソコンしたいしぃ。

最近の父はマイペース。たいしたもんだと思います
朝五時のトイレコールを私にした時も、その後はグッスリ布団を被って寝てました。
まぁその為に、Pトイレを買ったのだから・・いいんですけどねぇ。

その日の父は持病の腰痛の為に、整形外科の受診日で。加えて寝不足でとっても体調が悪かったようです。
母の不穏さと、父の不機嫌さ・・もう、最低な空気でした
母が何を言っても、父は半ば無視してるような感じ・・もう、腹が立つったら
難聴だから・・仕方ないこともあります。聞こえてないならいいんです・・。
でも、明らかに・・返事をするのも嫌そうで。

父は、機嫌が悪くなると、返事をしません。
聞こえていても、聞きたくないことは・・知らん顔。
「聞こえているなら返事をしてよ!」
「大きな声を出すな!」
聞こえないのかと思って・・大きな声を出しちゃうわけで・・。
そんな親子喧嘩も最近はショッチュウです。

そう、これは・・今まで母と父の夫婦喧嘩だったのですねぇ。

そんなこんなで、暗~く「行ってくる」だけ行ってタクシーに乗り込み病院へ向った父でした。

それからがまたまた大騒ぎ
母は・・ひたすら父を呼びまくり。
私が洗濯物を干したり、朝ご飯の片づけをしている間中もじっとしてることなどないのですぅ。当然、車椅子に乗せておくなんてことできないのでベットです。
動く右半身で・・そのベットの中で、もがいていたようです。
「おとうさーん!」の叫び声に気が付き、一階へ降りた私が見たのは・・ベットの柵に右足を出して、毛布も枕も全てがベットの下に放り出されていました。
母の右手は凄い力があるんですよぉ
奇妙な格好をして起き上がろうと必死になってる母でした。
もう、とっくに病院へ行ったと何度言っても・・父のいないベットに向って父を呼び続ける母でした。
それから・・大きな声で、泣きながら「誰か助けて・・」と泣く母でした。

なんだかんだ言っても、父がいないと不安なんでしょうね。
本当に・・いろんなことを乗り越えてきた夫婦だから。
だからいつでも父の側にいて、父を励ましたり、怒ったり。

そんな母の優しい強さがと・・過保護さが・・父の今を作ったのでしょう。
父は、父で、そんな妻と立場が逆転してしまったことに・・耐えられないんでしょう。

もう・・やっていけないと・・口にこそ出してはいないと思いますが、母にはそう聞こえているようで・・不安がって又、泣くのです。大きな声も出ちゃいます。
おそらく・・くっつき合うように建ってる住宅街。
近所にも、響き渡っているんだろうナァ。くる時が、来たのね・・

そんなことが、この頃沢山あります。

一日のうち、嘆きの母・怒りの母・悲しみの母・穏かな母・・いろんな母がまるで万華鏡のようにやってきます。
私は・・大丈夫なのカナァ。他人事のように心配になってしまいます。

九九だって言えるし、漢字だって書けるし。英語の単語も沢山覚えてる母なのに。
どこ、いつ、誰・・が、理解できない母です。家族のことはわかります。
高次脳機能障害の症状がすべからく当てはまる母です。

それでいて・・飛び切りの笑顔でいることも沢山ある、母親らしい母なのでもあります。


午後の母はそんな飛び切りの笑顔を見せてくれました。
ウルルさんのおかげです

前に、チラっとコメントにわがままを書いた所・・忙しくて大変な状態なのにも係わらず・・ウルルさん、一生懸命に作って送ってくださいました。
母の、三角巾替わりのベストです
皮膚の弱い母ゆえに、三角巾で吊った左手の重みに首は赤くなります。
肩は石のようにコリコリになって、そのうち頭も痛くなります。
亜脱臼の左肩・・「あのコ、このコ」で擬人化してしまいます。自分の手だとわからなくなる母なのです(左側の空間無視のせいだとも言えるそうです)
左足は・・自分の足で、動かない事も理解しているのですが・・不思議です。
車椅子に座っている時は、施設でも三角巾を外してもらうようにしています。
でも、移乗する時はやっぱりしないと危ない。
うっかりすると、外してる事を忘れてしまって・・勢い付けてぶら下がってしまうんです。
なんとかならないものか・・探していたところにネコさんのブログ。
お友達が作ってくださったというホルダーは、ドキドキしちゃう形でした。
そこで・・不器用極まりない私は・・・ウルルさんの「微笑みショップ」を思い出し・・器用なウルルさんに「お願い」したのでしたぁ。(リンクを貼り付けようと思いましたが・・×になってしまいます・・ブックマークから「微笑み介護日記」へ是非行ってみてください
   腕が落ちませーん!
送って頂いたのがこちらでーす。大きさも母にピッタリ
首から上は・・本人が照れるのでチョン!でも、満面の笑顔だったんですよぉ。
肩が、首が痛くない~ニコニコ顔の母でした。
おまけに、右手も左手と同じようにポケットの中に入ります。
ポケットの中で、左手のマッサージ
寝ているときも着ていました。何故ならそこにホカロンを入れると・・肋間神経痛の大敵冷えの防止が楽チンに出来るのでース。

母は「あんた(私)は凄い友達がいるねぇ~」って。
母は洋裁の学校に行っていました。スーツも縫える母です(その娘・・は雑巾も縫えませんが
その母も、とっても褒めておりました。そんな友達を私が持っているってことも、嬉しそうでした。
面倒なこと頼んでしまった私です。
ウルルさんのファンの皆さんに怒られちゃうかもですねぇ

ウルルさん、本当に本当にありがとう

その日の午後からは、笑顔だけの母でした。
訪問看護士さんにも、ヘルパーさんにも、マッサージ師さんにも自慢しまくりでした。
母も私も、たまたま偶然いらした介護用品のレンタル会社の兄ちゃんにも「どんなもんだい!」って見せてあげましたぁ。
自分で作ったわけではないけど、私の友達が作ってくれたぁ~ってことで・・みーんなが嬉しがってくれました。私の株も急上昇

「こんなに大事にしてもらって・・お母さんは幸せねぇ」

そうなのでーす。大事にしてもらってるんだよぉ~「バーちん!」

他にも・・ブログの記事じゃないところでコボシタ私に「大丈夫か!」ってメールをくれる友達。
自分だって大変なのに「いつか手伝いに行ってあげるよ!」って手紙をくれた友達。
それから、こんなに長くなる私のブログをいつも読んでくれる友達。
コメントで沢山励ましてくれて、同じだよって肩を叩いてくれる友達。

私も、大事にしてもらってるなぁ・・・って思った今日でありました。

なので今日は・・とびっきりのお天気です

 お!飛行機が写ってたぁ