カメレオンの独り言

当分は漫ろ言の漫ろ歩き、頭に浮かんだ事柄を挿絵と写真と下手な文で綴ります。色々と間違い多いですがご容赦を。

カメレオンの独り言-415 『些細な発見』

2012年05月31日 | 日記








あてもなく電車に揺られて出かけてみたいね。何処其処行きたい処も思い当らないし足の向くまま気の向くままがいいね。

荷物なんて要らない。カメラだけでいい。困ったら何処でも何でも売ってるよ。

日々の暮らしの範疇で「人生なんてこんなもんだ」と思い込んでる自分の見聞の無さに気づくかもね。「うん、オレの場合、必ず気づくだろうね」






「井戸の中の蛙(かわず)大海を知らず」を地でいってるからね。

今の時代、何処へ行っても似たようなもんだろうけど、其の地に醸される雰囲気の中に身を置けば、

見て感じて匂うだけでも「些細な発見」ってのはあるもんだからね。それと想像力の糧にもなるね。






まあ、理屈は兎も角、わたしは構えると「億劫になる」タイプだから、思いつきで行動するのがいい。ふらっと出るのが好きだね。

何処其処に行って何時間後にはあちらへ周って、何時には此方までなんてのが「面倒臭い」なんで時間に追われなくちゃならんの?

気分優先がいい。気随気侭ってのがいいね。「だから独りが好きなの」

でも、独りだと「もうええわ、帰ろ」って、なることが多いだろうと思う。来てすぐ帰ろなんてままあるだろうね。






無理がないから精神健康上は「いいと思うよ」 傍(はた)からしたら「もったいない」なんて云われそうだけど、本人が満足なら其れで良い。





















「あれ? 何処へ行くの」 のた、のた、のた、「?」暫く止まって休憩。

そして、のた、のた、「そっちは何も無いよ」 のた、のた、のた、「そっちはやめたがいいよ」

「バカッ、戻れ」 のた、のた、のた、「コラッ聞いてんかっ?」 のた、のた、のた、「あっ」 ムギュウッ。






時たま、亀も交通事故に遭う。河から堤防上がって地べたを進んでアスファルトの上を歩き、コンクリートの歩道を降りて車道で潰れてる。

慣れ親しんだ河では、こんな死に方は存在しない。知らぬ世界へ踏み出して亀はタイヤに踏み潰されて死んだ。

「慣れんことはせんほがええんかな?」 なんてことを考えたりするから、ズルズルと先延ばしになって、






来年の今頃「何処かへ行こうかな」って、振出しに戻ってる。要するに、何かにこじつけて動くことを面倒がる「ズボラ」なんだね。
































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