カメレオンの独り言

当分は漫ろ言の漫ろ歩き、頭に浮かんだ事柄を挿絵と写真と下手な文で綴ります。色々と間違い多いですがご容赦を。

独り言-395 『人生』

2012年05月07日 | 日記







なんでもないような人が、実は、とんでもない偉いさんだったり、

とんでもないような人が、なんでもない人だったりして「人は解らんもんやねぇ」と、思ったりすることがあるけども、

とんでもないような偉い人が「生涯幸せだったか?」って、云ったら、実は、そうではなかったってことも、ままあるのが世の中やね。






なんでもない人が「生涯不幸だったか?」って、云えば「はい、不幸でした」ってのもあるけどね。



















約束のない人生を、なるべくなら平坦な道を歩みたい、故に、人は一生をこつこつ働いて汗を流す。

でも、間引きに当るようにして、とんでもないアクシデントに巻き込まれて、今までの頑張りが「はい、ご破算に願いまして」なんて目に遭う人もいる。

人生に約束はない。傍から見れば「気の毒に、運が悪いな」と、明日には忘れ去られる。






今、勝ち誇っている人たち、今、幸せに笑う人たちと、今の自身を比べて悲観するほど愚かはない。



















比べたければ、人生を果たし終えた人々を対象にせねばいかんと思うよ。

名のあるなし関わらず、一生を終えた人々の生涯を量り知れば、生きるということが「なんであるか」を、教えられるんじゃなかろうかね?




















花は綺麗に咲くけれど、やがては、しおれて枯れて地に落ちる。凍える冬も、やがては春の日差しで溶けて消え去り、嘘のように暖まる時が来る。

季節が、繰り返し、繰り返し、人生を教えてくれているように思えるよ。





















彼女が学校から帰って来た。なにやら片方の手の平にハンカチ広げてる? 

外に出ると「買ってん」掌のハンカチの上にスマートフォンが乗っている。「ソニーやねん」「おっいいねぇ」大事に包んでる。





















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