娘の思い

今日は土曜日だが、仕事がたまっているので出勤した。
娘がいるので、
帰りに娘の好きな和菓子屋さんに寄ることで交渉成立。
私の仕事中の退屈しのぎに
CDをたくさん持って行った。
その中には、久しぶりに聞くものもあった。
地元のフォークグループのものも・・・・
「お父さん(と)行ったんなあ」
一昨年の11月、一緒にコンサートに行ったことを話題にしてくれた。
「そうだったね、あの時は楽しかったね」
というと、にっこり。
こんなふうに、
ごく自然に娘のほうから
お父さんのことを話題にしてくれることは
まだまだ少ない。

娘は
大好きだったお父さんを失い、
泣き虫の私を気遣い、
それでも、
自分の思いはうまく表現できなくて、
きっと
私よりはるかに苦しんでいるのだろうな・・・と思う。

クリスマスムードいっぱいの世界はとてもつらいけれど、
娘のためには、楽しいクリスマスにしてあげたいと思う。