脳腫瘍の夫と共に

2010年4月グリオーマと診断された夫との手探りの日々…

あの頃とおんなじじゃない!?

2017-07-14 19:49:44 | 日記 3
今日は娘の大学病院の受診。
小児科の主治医からの紹介で
異常な症状がある他科を受診。

とはいえ
もうなんども受診し
娘がそのたび検査を嫌がって・・・

今日もドクターは
検査を指示されたけれど
娘が拒否

仕方がないので
とりあえず
MRIを
とることになった

夫の異常が出始めていたあの頃とおんなじ・・・
わたしは
娘の異常が気になって
何も手につかない

「ふつう」のひとには
なんでもない検査も
恐怖心の強い娘にはできない
そのために
発見が遅れる

なんでもない病気でも
娘がその治療を受け入れられるかどうかで
きっと予後は大きく変わるのだろう


そんな思いで心がいっぱいになって


あのころ
娘へのそんな思いでいっぱいで
夫の病気を見逃してしまったのだ


娘の心配と
夫の症状への不安

あのころと同じ思いに
押し潰されそうだ



お客さま?

2014-01-02 20:02:21 | 日記 3
我が家のお墓は家の奥、
もう
その向こうは山になる、という位置にある。

山から降りてきた群れを見張るのには
絶好の位置にあるらしい。

いつも
ボス猿らしき猿が
お墓の台座の上、
時には
墓石の上に座っている。

年末も
掃除がすんだお墓で
南天を食べ散らかして
毎日、
掃除のやりなおしだった。



木の上で
こちらを眺めている二匹。
こわくて
お墓に行けなかった。



日の出

2013-10-15 06:04:00 | 日記 3


今、
日の出。


夫の病室から見た日の出を思い出す。
高熱が下がった朝。


あのとき、
まだがんばろうとする
夫の生命力を感じて
夫ががんばるかぎり、
私もがんばろうと思ったのだった。


夫の生きざまは
今も
私に
大切なことを教えてくれている。


きょうも
がんばる

旅先にて

2013-10-14 23:54:00 | 日記 3
今日は職場の旅行で能登にいる。

旅行の栞をもらったのが金曜日。
旅行先を見て、愕然とした。

それまで全く知らなくてよかったのか、、、

知っていたら
断っていたかもしれない。


今夜泊まっているホテルは
数年前、
「手をつなぐ育成会」の
東海北陸大会に参加するため
夫が送ってくれたホテル。
夫は私たちを送って
自分は能登半島一周のドライブに行ったのだった。

明日行く水族館は
娘の二十歳のお祝いに連れて行ってくれた場所。
旅館にお願いして
バースデイケーキも準備してもらったけれど
娘の反応はイマイチで
「もう、親と出かけることを
喜ぶ年じゃないよね」と
娘の成長を喜んだり、
少し淋しく思ったりしたのだった。

そんな思い出いっぱいのところだけど
利用者さんと一緒だから
涙を見せるわけにはいかない。


あと
いちにち
がんばれ!