脳腫瘍の夫と共に

2010年4月グリオーマと診断された夫との手探りの日々…

明日からは・・・

2013-03-31 22:25:08 | 日記 3
明日から
新たな職場に行く。

今までのように
出勤・退勤時間を
自分の自由にはできないだろう。
今までは
自分の自由だったから
鬱の底で
朝起きられない時は
起きた時間に出勤すればよかったが
こんどの職場は
そんなわけにはいかないだろう。

そろそろ
生活リズムを整えなさい、ということなのかもしれない。

明日から
早起きしなくっちゃ!

2013-03-31 04:52:00 | 私の思い 3
桜満開のニュースばかり。
耳をふさぎたくなる。

当地でも、咲き始めた。
目をそらし、歩くときはうつむいて歩く。
運転中はまっすぐ前だけを見ている。
外出拒否症になりそうだ。

3年前、
娘の入院のために東京に向かう車中から見た満開の桜。
夫の運転する車に乗った最後の日。

最後になるなんて、
想像することさえなかった傲慢だった日々。
こんな別れがあることなど
考えることすらなかった。

いや、違う。

本当は気づいていたはずだ。

少しずつ進んでいく夫の変調に。

私は若年性アルツハイマーを疑っていたのだ。
看護師の友人に
どこかいい病院がないかと相談もしていた。
夫をどう説得して連れて行こうかと考えてもいた。
でも、実行に移す前に、
娘の入院がバタバタと決まったのだった。
あのとき、
躊躇していないで
早く病院に連れて行っていたら・・・

東京に向かう車中、
留守中に夫の症状が進まないようにとひたすら願っていた。
娘の手術の心配と
夫の心配で押し潰されそうだった。

この季節、
あのときの気持ち
そのままが甦ってくる。

心配するくらいなら、
病院へ連れていけばよかったのだ。
なぜ、そうしなかったのか。

どんなに悔やんでも、
時間は戻せない。

気持ちだけが
あのときに戻る。




終わった!

2013-03-29 21:38:26 | 日記 3
今日は転職前の職場の最終出勤日。

まだいくつかやり残した仕事もあるが、時間切れ。
最後に職員みんなの机をきれいに拭いて、挨拶をした。
理事長さんから花束、後任の方からもプレゼントをいただき、感謝。
たいした仕事ができたわけではないが、
皆さんと一緒に法人の基礎を築けたことはよかったと思う。

帰宅して
いただいた花束を仏壇にお供えした。
まだ仏壇においてある夫の遺骨にありがとうを伝えた。
小さな骨壺を抱きしめると
とても冷たくて
叫びそうになった。
夫がいたら
この転職をきっと応援してくれただろう。
なのに、なぜ、ここにいないのか、、、、



娘は昨日からようやく回復傾向になり、
今日から作業所に行った。
結構長引き、心配したが、
回復しはじめたら早かった。
娘の看病で休みが続いたため
仕事が残ってしまったことが心残り。


エネルギー切れだが
来週からどうなることか、、、、

でも、
夫の思いを引き継がなければ!


なれど・・・!

2013-03-25 22:52:25 | 日記 3


姪が連れて行ってくれた一面の菜の花畑。

義姉ともいろいろなお話ができてよかった。
姪と義姉の気遣いに心から感謝!の二日間。

それなのに・・・

帰宅した夜
22時頃から、娘に異変。

夜中じゅう、吐くこと20回以上。
ほとんど眠れず
娘の吐き気の合間をぬって
シーツやパジャマの交換・洗濯。


24日の朝になるのを待って、地元の病院を受診。
吐いて、何もうけつけないので、点滴、はいつものパターン。
吐き気が止まらなかったら大学病院へ行くよう言われたが
点滴でなんとかおさまり・・・

それでも昨日は
全く何も飲まず
うとうと眠ってばかり・・・
このままだとちょっと心配だと思っていたが・・・

今日になって、
ようやく飲めるようになり
お粥から軟飯に少しずつすすめることができた。
夕方すぎてからは
笑顔も見られるようになったので
ほっと一安心。

地元のドクターの一番の心配は
頭痛や吐き気が
下垂体腺腫からきているのではないかということだった。
持病持ちは、こんなとき
余計に心配の種が増える。

まあ、
とりあえずは
快方に向かっているので一安心。

とはいえ、
明日一日かかって、普通食に戻すので
明日も私はお休み。

転職前の貴重な二日を休むことになり、
そのあとの仕事の段取りが恐ろしい。

無事帰還!

2013-03-23 22:07:00 | 日記 3
週末の無謀な計画、無事終了!

夫が元気な頃、
遠出の時はいつも夫の運転だった。
研修会などで自分で運転して遠出しなければならない時は、
道順を細かく夫が教えてくれた。
曲がり角の目印まで教えてもらったので
方向音痴の私でも一度も迷子になることはなかった。

義姉の家に行く時もいつも夫の運転だった。
自分で運転して行かなければならない時が来るなんて思ってもみなかった。
なんとごう慢で迂闊だったのかとあらためて思う。

あんなに夫が行きたがった義姉の家。
今さら勇気をふりしぼって行くくらいなら
何故夫の闘病中に連れて行ってあげなかったのかと
張り裂けそうに胸が痛む。

でも、慣れない高速道路で泣いてるわけにはいかない。

スマホのナビをたよりに何とか往復。

昨日は、11時出発、14時着。
義姉の家に泊めていただき、
今日は義兄のお墓参りをさせていただいた。
そのあと姪の車でドライブ、
菜の花の咲き乱れる海辺を走り、
お昼をご馳走になり
15時出発、18時着。

今回の目的は
義兄のお墓参りはもちろんだが、
甥や姪のこどもたちの入学・進学祝と
夫の法要の相談もあった。

すべてを
直接、会ってお話したかったので、、、

何とか無事往復できて
心からホッとしている。

今夜は眠れるかな、、、、?