脳腫瘍の夫と共に

2010年4月グリオーマと診断された夫との手探りの日々…

検査結果待ちの日々

2017-08-28 19:37:10 | 日記 2
娘は子宮体癌の疑いで
子宮内膜掻爬という
侵襲の大きな検査を一泊二日の入院で受け
現在結果待ち

MRIで腫瘍の存在が確認され
確定診断のための検査だった

外来で
MRIの検査結果を見て
ドクターは
小児科のかかりつけのドクターに電話で
「静脈麻酔は大丈夫?」
と確認してくださった
その電話で
「tumor」があるんだ、と言われたのを聞いてしまった


ドクターは
「痛いことは眠ってる間にするから」と
娘に入院しての検査を伝えられた
娘も「いいよ」と答えた


「どうしてこの子が・・・?」
「どうして我が家ばっかり・・・?」という思いは
打ち消しても
打ち消しても
くりかえし湧き起ってくる


あの東京での日々
すれ違う人たちが
みんな
この上もなく幸せに見えて
叫びだしたい衝動に駆られた

あの時と
同じ気持ちだ


人のいのちは
だれにも
思い通りにはならない


事故だったり
災害だったり
病気だったり

だれにも
そのいのちの終わりを
予見することなどできない、とわかっているのに・・・





娘の笑顔が
一日もながく続くように


今は
ただそれだけを願って


娘と
笑顔で過ごすことだけを
思っている

決意

2017-08-11 10:06:24 | 日記 2
この数日
いっぱい泣いて
いっぱい考えた


まだ、ステージもわからないし
治療方針も決まっていない
でも
どんなことがあっても
わたしは
この子の笑顔を守ると決めた

苦しい治療や
痛みを伴う治療はできるだけ避ける
いのちの長さより
いのちの質を大切にしたいから
この子がいつも笑顔でいられるように
毎日、生き生きと明るく過ごせるように
わたしはそのために全力をかける


ねえ、父さん
ちゃんとそばにいてね
見守っていてね

なぜ?

2017-08-10 19:55:45 | 日記 2
娘が癌の疑いで入院検査を受けることになった


ずっと
異常が続いていて
専門科を受診していたのだけれど

娘は特定の検査を拒み
なかなか原因がわからなかった


ドクターはほぼ癌と断定されていた



どうして
こんなことがおきるのか



すべては
予見しえないできごとで



そこに
神や仏のご意志があるのかどうか
わたしにはわからない


私は


ただ



娘が穏やかに暮らせるようにと
願うことしかないのに


なぜ


こんなことが
おきるのか