脳腫瘍の夫と共に

2010年4月グリオーマと診断された夫との手探りの日々…

仕事

2018-06-26 20:41:52 | 日記 2
4月から
勤務先の中での移動があり
夫が最後の日々を過ごした病院の売店勤務になった

勤務先の社会福祉法人がその売店の運営をすることになり
ちょうど膝を痛めて
発作のある人の介助が難しくなっていた私に
その責任が任された

仕事に全力投球してしまうことは相変わらず
ただ
今回は
それに加えて
お世話になった看護師さんやドクターとも
毎日顔を合わせなければならない
しばらくの間通院していた
心療内科のドクターとも・・・
娘が小さいころお世話になった看護師さんも・・・
そうした
たくさんのしがらみのなかで
精一杯の笑顔で
売店の運営をしなければならないことが
とても重荷なのだけれど

そんなことは
まったく表情に出さないで
一日を勤めを終えると
もう
ひとことも
話せないほど
疲労困憊の毎日

ねえ
わたしは
いつまでがんばればいいの?

戻りたい

2018-06-24 21:23:42 | 日記 2
とても苦しい2週間がなんとかすぎた

鬱状態の私には
毎日の仕事も
とても大きなエネルギーが必要なのだけれど
夜の会議はもっと大変で
夜の会議があった日は
ほとんど眠ることができなくなる
それが
2夜連続となると
疲れもピークに達するが
日々の仕事は休むわけにはいかなくて・・
うまく会議を断ればいいと思うのだけれど
それもできない・・

土日に会議やいろいろな付き合いが入ると
もう心はズタズタになるけれど

自分が「鬱状態」だと告白できないので
どんなに苦しくても
笑顔でつきあってしまう

専門家が見たら
治療が必要なレベルなのかもしれないとも思うけれど
そもそも
自分は「よくなりたい」とか「楽になりたい」とは思っていないので
治療を受けようとも思っていない

ただ
ただ
あのころの夫の苦しみを思い
その夫に
何もできなかった自分の非力を思い
自分を責めることしかできない


もしも夫にもう一度会えるなら
病気が発覚するまえのあの日に戻って
何の屈託もなく笑いあいたい


決して戻ることなどできないとわかっているのに