脳腫瘍の夫と共に

2010年4月グリオーマと診断された夫との手探りの日々…

大雪警報発令中

2012-12-09 22:51:50 | 日記 3



今日は一日中、雪。
辺りはモノクロの世界。

山の中には、日曜日なので、除雪もこない。
運転に自信のない私は、
娘をケアホームに送っていくのもあきらめ、
せっせと坂道の除雪。
予定外に娘もいるのに、
おやつもなんにもない。
最近は買い置きのアイデアも浮かばず、
必要最小限しか買い物してこないので、
冷蔵庫も空っぽ。

明日の朝には除雪車もきてくれるだろう。

平常心

2012-12-09 03:14:23 | 日記 3
ようやく眠ったかと思うと
すぐに目が覚める。
でも、不思議に平常心なのだ。
鬱の薬が劇的に効いた数日の時のようだ。

鬱の薬を飲んだ時、
靄が晴れたように空気がすんでみえた。
朝、通勤途中の風景が
全く違って見えて、
ああ、平常心って
こんなに軽いものだったんだ、って思った。

副作用が強くて、
飲み続けることはできなかった。
違う薬も処方されたが
それも飲めなかった。
離脱作用への恐怖感もあったのかもしれない。

自分の気持ちとは
自分で向き合っていくしかないのだと思い、
気持ちの乱高下のままに過ごしてきた。
毎日、自分でもあきれるほど泣いた。
仕事以外の時間はほとんど泣いていた。
布団に入っても
どんな姿勢がリラックスできるのかわからなくて、
どんな姿勢でも楽になれなかった。
どんな姿勢でいたら入眠できるのかわからなくて、
まっすぐ上を向いて、
「直立不動」の姿勢でいるしかなかった。

アルコールと睡眠導入剤を飲まなかったのも
夢でもいいから夫に会いたいと切望した
いわば病的な感情だったのだが、
やめてから、
なんだか、平常心なのだ。
布団に入ることに緊張しなくなった。
横を向いたり、上を向いたりしていて
以前もそうやってあちこち向いて
なかなか眠れなかったことを思い出した。
自然体でいられるようになってきたのだろう。
自分でも不思議な変化だ。

このまま直線的に良くなっていくのかは
わからない。
揺れ戻しも起きるかもしれない。
もっと落ち込むかもしれない。
でも、気持ちの揺れるままに過ごしていこう。
今は、そう思っている。

何はともあれ、
5日経過。