脳腫瘍の夫と共に

2010年4月グリオーマと診断された夫との手探りの日々…

腫瘍治療

2020-07-15 18:46:41 | 日記 2
胃の腫瘍がわかってから
たくさんの眠れぬ夜を過ごしました
こころは
あちらへいったり
こちらへもどったり
ほんとうに
考えが定まりませんでした

乳癌がわかったとき
わたしは44歳
娘はまだ10歳で
ことばもたくさんは話せず
身辺自立もまだまだでした
わたしよりも
夫のほうが
おろおろとうろたえ
先のことを案ずるので
わたしは
夫をなだめる役割を果たさねばならず
娘の世話に関する現実的なこともたくさんあって
自分の病を思い煩う時間はあまりありませんでした

でも
あとになって
冷静に考えると
それは
夫が仕組んだ
とても上手な
わたしのコントロールではなかったのか、と
思ったことがありました
その事の真偽を確かめる機会はないままでしたが・・・

今、
そのように
わたしの感情を
うまくコントロールしてくれる人は
もういません

わたしのこころは
あちらにかたむき
こちらに流され・・・

でも
ようやく
さまざまな検査が終わり
治療方針が決まりました

検診で発見されたほど
初期のものだったので
内視鏡でとれないかと・・・
粘膜層の深くから発生しているので
取りきれない場合は
腹腔鏡でのOPになるとの説明

まあ
なんにしろ
「とれる」なら
それでよしとしよう

来月中旬と言われたけれど
お盆休みに重なり
娘が心配なので
下旬にお願いしました

あと1か月余り
できるだけ
平穏な気持ちで過ごしたいと思っています